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公開番号2022090952
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-06-20
出願番号2020203572
出願日2020-12-08
発明の名称電気ケーブル
出願人東京特殊電線株式会社
代理人個人
主分類H01B 11/18 20060101AFI20220613BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】軽量で伝送損失の小さい電気ケーブルを提供する
【解決手段】1又は2以上の同軸線3と、その同軸線3を間に挟んで同軸線3を囲む一組の導電性フィルム11,21とを備え、一組の導電性フィルムは、接着剤層14を片面に有する第1の導電性フィルム11と、接着剤層を有さない第2の導電性フィルム21とで構成されており、第1の導電性フィルム11と第2の導電性フィルム21とが同軸線3を囲む囲み部5と、第1の導電性フィルム11と第2の導電性フィルム21とが直接接着する固定部6とを有するように構成して上記課題を解決した。
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
1又は2以上の同軸線と、該同軸線を間に挟んで該同軸線を囲む一組の導電性フィルムとを備え、前記一組の導電性フィルムは、接着剤層を片面に有する第1の導電性フィルムと、接着剤層を有さない第2の導電性フィルムとで構成されており、前記第1の導電性フィルムと前記第2の導電性フィルムとが前記同軸線を囲む囲み部と、前記第1の導電性フィルムと前記第2の導電性フィルムとが直接接着する固定部とを有する、ことを特徴とする電気ケーブル。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記第1の導電性フィルムは、接着剤層と絶縁層と導電層とがその順で積層された第1タイプ、接着剤層と導電層と絶縁層とがその順で積層された第2タイプ、及び、接着剤層と導電層とがその順で積層された第3タイプから選択され、
前記第2の導電性フィルムは、絶縁層と導電層とがその順で積層されたAタイプ、及び、導電層のみで構成されたBタイプから選択され、
前記固定部は、前記接着剤層を介して前記第1の導電性フィルム及び前記第2の導電性フィルムを構成する前記絶縁層同士、前記導電層同士、又は前記絶縁層と前記導電層、が直接固定されている、請求項1に記載の電気ケーブル。
【請求項3】
前記固定部は、前記接着剤層を介して前記第1の導電性フィルム及び前記第2の導電性フィルムを構成する導電層同士が直接固定されている、請求項1に記載の電気ケーブル。
【請求項4】
前記第1の導電性フィルム及び前記第2の導電性フィルムがいずれも絶縁層を有する場合において、前記第2の導電性フィルムの絶縁層の厚さが、前記第1の導電性フィルムの前記絶縁層の厚さよりも薄い、請求項1~3のいずれか1項に記載の電気ケーブル。
【請求項5】
前記第2の導電性フィルムの絶縁層の厚さは、前記第1の導電性フィルムの絶縁層の厚さの0.5倍以下である、請求項4に記載の電気ケーブル。
【請求項6】
前記同軸線が、中心導体と、該中心導体の外周に設けられた絶縁体とで構成されている、請求項1~5のいずれか1項に記載の電気ケーブル。
【請求項7】
前記同軸線は、前記固定部を間に介して複数連結されている、請求項1~6のいずれか1項に記載の電気ケーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、軽量で伝送損失の小さい電気ケーブルに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
シールド特性に優れた同軸ケーブルとして、外部導体を有する同軸ケーブルが知られている。優れたシールド特性は、中心導体の外周を絶縁体で被覆した2本又はそれ以上の同軸線を並列させた多芯平行ケーブルにおいても同様に要求され、例えば特許文献1,2で提案されている。
【0003】
特許文献1には、シールド効果が高くかつシールドストリップ性の優れた蒸着テープ縦添え2心平行極細同軸ケーブルが提案されている。このケーブルは、内部導体の外周を絶縁体で被覆したコアを2本並列に配列し、これら2本のコアの外周に、プラスチックテープの片面又は両面に金属蒸着層が形成される第1の複合テープを、その金属蒸着層が外側となるように縦添えし、第1の複合テープの外周に横巻シールドを施し、その横巻シールドの外周に、プラスチックテープの片面又は両面に金属蒸着層が形成される第2の複合テープを、その金属蒸着層が内側となるように巻き付け、第2の複合テープの外周をジャケットで被覆したものである。すなわち、このケーブルは、内部導体に対して金属蒸着テープを縦添えし、縦添えされた金属蒸着テープの外周にシールドテープを横巻している。
【0004】
特許文献2には、導体セット及びドレインワイヤへの接続を簡略化し、ケーブル接続部位の寸法を低減し、ケーブルのマス終端に適した遮蔽電気ケーブルが提案されている。この遮蔽電気ケーブルは、ケーブルの長さLに沿って延在し、かつ、ケーブルの幅Wに沿って互いに間隔を置いて配置されている1つ以上の導体セットを含み、各導体セットは、0~20GHzの周波数範囲にわたって約-20dB/メートル未満の挿入損失を有し、第1及び第2遮蔽フィルムは、ケーブルの対向する側に配置され、横断面において、第1フィルム及び第2フィルムのカバー部分が組み合わされて、各導体セットを実質的に包囲し、第1フィルム及び第2フィルムの挟まれた部分が組み合わされて、各導体セットのそれぞれの側にケーブルの挟まれた部分を形成するように配置されたものである。すなわち、この遮蔽電気ケーブルは、内部導体の上下から遮蔽シートを重ね合わせている。
【0005】
なお、特許文献3に記載の配線部材は、複数の線状伝送部材が並列された配線部材であって、線状伝送部材を構成する被覆が直接固定されたシート材に、線状伝送部材を構成する被覆とは異なる材料によって形成されたカバーを良好に付ける技術である。詳しくは、シート材が、前記被覆が直接固定されている第1固定用部分と、前記第1固定用部分よりも前記カバーと直接固定しやすく前記カバーが直接固定されている第2固定用部分とを含むように、固定部分を2つに分けて固定するように構成されているものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-31046号公報
特開2017-76624号公報
特許6579297号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1のケーブルでは、シールド性の確保のためにシールド用テープが3重に重ねられており、径が太くなり、電気ケーブルが重くなるという難点がある。また、特許文献2の遮蔽電気ケーブルでは、上下から同じ構成の遮蔽シートを重ね合わせるので、シールド用テープを構成する絶縁層と接着剤層とがそれぞれ2層ずつ存在するため、その空間距離が2倍となり、ノイズが発生しやすくなるという難点がある。なお、特許文献3は、複数並列された線状伝送部材の良好な固定方法であるが、この方法では、特許文献1と同様に径が太くなってしまい、重い電気ケーブルとなってしまう。
【0008】
また、伝送特性のさらなる向上が要請される電気ケーブルでは、特に5G(第5世代移動通信システム)を利用した自動車に用いる差動ケーブル等として、伝送損失をより小さくできる電気ケーブルの開発が期待されている。
【0009】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、軽量で伝送損失の小さい電気ケーブルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る電気ケーブルは、1又は2以上の同軸線と、該同軸線を間に挟んで該同軸線を囲む一組の導電性フィルムとを備え、前記一組の導電性フィルムは、接着剤層を片面に有する第1の導電性フィルムと、接着剤層を有さない第2の導電性フィルムとで構成されており、前記第1の導電性フィルムと前記第2の導電性フィルムとが前記同軸線を囲む囲み部と、前記第1の導電性フィルムと前記第2の導電性フィルムとが直接接着する固定部とを有する、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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