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公開番号2022088992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-06-15
出願番号2020201161
出願日2020-12-03
発明の名称回転電機のロータ
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人
主分類H02K 9/22 20060101AFI20220608BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】磁性体から生じる熱を効率良く放熱させること。
【解決手段】第1軸部材18及び第2軸部材19が、第1軸構成部材31よりも熱伝導率が高い第2軸構成部材32を有しているため、永久磁石17から生じた熱が第2軸構成部材32に伝達され易い。したがって、第1軸部材18及び第2軸部材19が、第2軸構成部材32を有していない場合に比べると、永久磁石17から生じる熱が効率良く放熱される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
筒部材と、
前記筒部材内に配置される磁性体と、
前記筒部材の軸方向の両端部の少なくとも一方から突出するとともに前記筒部材の内周面に固定され、回転による駆動力を伝達し得る軸部材と、を備えた回転電機のロータであって、
前記軸部材は、
第1軸構成部材と、
前記第1軸構成部材よりも熱伝導率が高い第2軸構成部材と、を有していることを特徴とする回転電機のロータ。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記第2軸構成部材は、前記磁性体に接していることを特徴とする請求項1に記載の回転電機のロータ。
【請求項3】
前記第2軸構成部材は、前記第1軸構成部材の内部を前記筒部材の軸線上で貫通して延びるとともに前記磁性体に接する柱状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機のロータ。
【請求項4】
前記第2軸構成部材は、前記筒部材の軸方向で前記磁性体と隣り合った状態で前記第2軸構成部材の外周面から突出するフランジ部を有し、
前記フランジ部における前記磁性体側の端面は、前記磁性体に接していることを特徴とする請求項3に記載の回転電機のロータ。
【請求項5】
前記フランジ部は、環状であることを特徴とする請求項4に記載の回転電機のロータ。
【請求項6】
前記第2軸構成部材には、前記第2軸構成部材を軸方向に貫通する貫通孔が形成されていることを特徴とする請求項3~請求項5のいずれか一項に記載の回転電機のロータ。
【請求項7】
前記第2軸構成部材は、前記磁性体を貫通していることを特徴とする請求項3~請求項6のいずれか一項に記載の回転電機のロータ。
【請求項8】
前記第1軸構成部材の引張強度は、前記第2軸構成部材の引張強度よりも大きいことを特徴とする請求項3~請求項7のいずれか一項に記載の回転電機のロータ。
【請求項9】
前記第2軸構成部材は、前記第1軸構成部材の周囲を覆う筒状であり、前記筒部材の軸方向の両端部の少なくとも一方に設けられるとともに前記筒部材の軸方向で前記磁性体と隣り合った状態で前記筒部材の内周面に固定され、前記第2軸構成部材における前記磁性体側の端部が前記磁性体に接していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の回転電機のロータ。
【請求項10】
前記第2軸構成部材は、前記筒部材の軸方向で前記磁性体と隣り合った状態で前記第2軸構成部材の内周面から突出する突出部を有し、
前記突出部における前記磁性体側の端面は、前記磁性体に接していることを特徴とする請求項9に記載の回転電機のロータ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機のロータに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているように、筒部材と、筒部材内に配置される磁性体と、筒部材の軸方向の両端部の少なくとも一方から突出するとともに筒部材の内周面に固定され、回転による駆動力を伝達し得る軸部材と、を備えた回転電機のロータが知られている。磁性体は、筒部材の内側に覆われている。筒部材は、ロータの回転によって遠心力を受ける磁性体の変形を抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-112849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、このような回転電機のロータにおいては、磁性体に渦電流が発生すると、磁性体に熱が生じる。このとき、磁性体が筒部材に覆われているため、磁性体から生じた熱が外部へ放熱され難く、筒部材の内側に熱が篭り易い。そして、磁性体の温度が高くなると、磁性体の熱減磁が生じてしまい、ロータの性能が低下してしまう虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する回転電機のロータは、筒部材と、前記筒部材内に配置される磁性体と、前記筒部材の軸方向の両端部の少なくとも一方から突出するとともに前記筒部材の内周面に固定され、回転による駆動力を伝達し得る軸部材と、を備えた回転電機のロータであって、前記軸部材は、第1軸構成部材と、前記第1軸構成部材よりも熱伝導率が高い第2軸構成部材と、を有している。
【0006】
これによれば、軸部材が、第1軸構成部材よりも熱伝導率が高い第2軸構成部材を有しているため、磁性体から生じた熱が第2軸構成部材に伝達され易い。したがって、軸部材が、第2軸構成部材を有していない場合に比べると、磁性体から生じる熱を効率良く放熱させることができる。
【0007】
上記回転電機のロータにおいて、前記第2軸構成部材は、前記磁性体に接しているとよい。
これによれば、第2軸構成部材が磁性体に接しているため、磁性体から生じた熱が、第2軸構成部材に伝達される。ここで、第2軸構成部材は、第1軸構成部材よりも熱伝導率が高いため、例えば、磁性体が第1軸構成部材のみに接している場合に比べると、磁性体から生じた熱が第2軸構成部材に伝達され易い。したがって、磁性体から生じる熱を効率良く放熱させることができる。
【0008】
上記回転電機のロータにおいて、前記第2軸構成部材は、前記第1軸構成部材の内部を前記筒部材の軸線上で貫通して延びるとともに前記磁性体に接する柱状であるとよい。
これによれば、磁性体から生じた熱が、例えば、筒部材の軸線寄りに集中した場合に、筒部材の軸線寄りに集中した熱を、第2軸構成部材に伝達し易くすることができる。したがって、磁性体から生じた熱が、筒部材の内側に篭ってしまうことが抑制され易くなり、磁性体から生じる熱を効率良く放熱させることができる。
【0009】
上記回転電機のロータにおいて、前記第2軸構成部材は、前記筒部材の軸方向で前記磁性体と隣り合った状態で前記第2軸構成部材の外周面から突出するフランジ部を有し、前記フランジ部における前記磁性体側の端面は、前記磁性体に接しているとよい。
【0010】
これによれば、第2軸構成部材がフランジ部を有していない構成に比べると、第2軸構成部材における磁性体との接触面積を増やすことができるため、磁性体から生じた熱を第2軸構成部材に伝達させ易くすることができる。したがって、磁性体から生じる熱をさらに効率良く放熱させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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