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公開番号2022085343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-06-08
出願番号2020196971
出願日2020-11-27
発明の名称巻線装置
出願人株式会社ダイヘン
代理人個人,個人
主分類H01F 41/04 20060101AFI20220601BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】従来の巻線装置においては、作業者が層間紙を挿入する方法は手間がかかるという問題があったという課題があった。
【解決手段】主軸11に層状に巻き付けられた線条材料Lの層間に配置される層間紙Pを主軸11に送り出す第二送出機構70と、主軸11を回転させることで第一送出機構60により送り出された線条材料L又は第二送出機構70により送り出された層間紙Pを主軸11に巻き付けて巻回体20とする巻回部10と、主軸11に平行な方向において巻回体20の外周面に対向する面を有する当接部材81と、当接部材81を巻回体20の外周面に当接させた当接状態と離間させた離間状態とを切り替え可能な変位部84とを備え、変位部84は、主軸11の回転中に当接部材81を主軸11と共に回転させて当接状態を維持することができるように構成されている、巻線装置1により、作業者の手間をかけずに層間紙を挿入することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
主軸と、
線条材料を前記主軸に送り出す第一送出機構と、
前記主軸に層状に巻き付けられた線条材料の層間に配置される層間紙を前記主軸に送り出す第二送出機構と、
前記主軸を回転させることで前記第一送出機構により送り出された線条材料又は前記第二送出機構により送り出された層間紙を前記主軸に巻き付けて巻回体とする巻回部と、
前記主軸に平行な方向において前記巻回体の外周面に対向する面を有する当接部材と、
前記当接部材を前記巻回体の外周面に当接させた当接状態と離間させた離間状態とを切り替え可能な変位部とを備え、
前記変位部は、前記主軸の回転中に前記当接部材を前記主軸と共に回転させて前記当接状態を維持することができるように構成されている、巻線装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記当接部材を支持する支持部をさらに備え、
前記変位部は、
前記主軸を回転軸とする回転方向において前記当接部材を変位させる第一変位部と、
前記回転軸に対して垂直な径方向において前記当接部材を変位させる第二変位部とを含み、
前記第一変位部は、サーボモータを用いて前記当接部材を前記主軸とは独立して前記回転軸周りに回転させることができるように構成されており、
前記第二変位部は、流体の圧力により伸縮する伸縮機構を有し、伸縮機構の一方の端部が前記支持部側に取り付けられ、他方の端部が前記当接部材側に取り付けられている、請求項1に記載の巻線装置。
【請求項3】
前記第二送出機構は、前記主軸に巻かれつつある層間紙を付勢して前記主軸との間で張る付勢機構を有し、
前記付勢機構は、前記層間紙のうち前記巻回体の外周面に対向する面とは反対の面に接触する付勢面と、前記層間紙の側端部の位置を規制する規制面とを有する、請求項1又は2に記載の巻線装置。
【請求項4】
前記第一送出機構、前記第二送出機構、前記巻回部、及び前記変位部の動作を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、
前記巻回部及び前記第一送出機構により、前記巻回体の外周面に巻き付けられた前記層間紙の上に前記線条材料が層をなす所定の巻回状態になるように前記線条材料を巻き付け、
前記第二送出機構により、前記巻回状態となった前記巻回体の外周面に前記層間紙の先端部を繰り出し、
前記変位部により、前記巻回体の外周面のうち前記先端部近傍に前記当接部材を当接させて前記当接部材により前記層間紙が前記巻回体に固定されるようにし、
前記巻回部と前記変位部とにより、前記主軸と前記当接部材とを共に回転させながら、前記層間紙を前記線状部材と共に前記主軸に巻き付ける、各制御を行う、請求項1から3のいずれかに記載の巻線装置。
【請求項5】
前記主軸から離れた位置に設けられており、前記巻回体の外周面の状態に関する検知を行うセンサと、
前記回転軸に対して垂直な径方向において、前記センサを変位させるセンサ変位機構とをさらに備え、
前記制御部は、前記センサの検知結果に応じて、前記層間紙の巻回動作の状態を変更する、請求項4に記載の巻線装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、線条材料を主軸に巻き取る巻線装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、線条材料を主軸に取り付けたボビンに巻き取ってコイル状にするための装置が用いられている。このような装置としては、例えば変圧器などに用いられる巻線を製造するために用いられる、巻線装置がある。このような巻線装置では、巻枠(以下、ボビンと称す)の回転に同期して、ボビンの回転軸線方向に電線を水平移動させ、電線を均一に巻く方式が採られている。
【0003】
このような巻線装置を用いて、整列巻きされる電線の層間に、絶縁のための層間紙を配置する作業が行われる場合がある。例えば、下記特許文献1や特許文献2には、巻線装置において、整列巻きされる電線の層間に層間紙を配置する機構に関して記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭62-23434号公報
特開平11-214238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
巻線装置を用いて層間紙の挿入を伴う巻線作業を行う場合においては、ボビン幅だけ電線を巻回する度(1層分だけ巻回する度)に層間紙を配置することが必要である。この際には、ボビンの全周にわたって隙間なく層間紙が配置されるように、層間紙同士が若干重なるようにする必要がある。また、層間紙にたわみやしわが生じることがなく、巻線を構成する電線と平行に巻き付けることが、品質を確保するために求められる。
【0006】
このような層間紙を挿入する作業は、作業者による人手で行われることが一般的であった。人手による作業の一例は、次のようなものである。すなわち、層間紙の挿入時に、先端部をテープ等を用いて巻線に固定してから、コイル装着軸を回転させる。そして、手で層間紙のしわを伸ばしながら、コイル1周分を覆うように層間紙を巻き付ける。しかしながら、このような人手による作業では手間がかかるという問題がある。また、人手による作業のため、層間紙の挿入時に層間紙が左右方向にずれて挿入されたり折れ込んだりし、巻線の製品品質にばらつきが生じることがあるという問題がある。
【0007】
このような問題に対して、例えば特許文献2においては、テープを用いて整列巻き面に層間紙の貼付けを行うテープ貼機構を設け、巻線の製造の自動化を図ることが記載されている。しかしながら、このようなテープ貼機構を設ける場合には、装置の複雑化や大型化などが問題となることがあり、これとは異なる方法により容易に巻線を製造できるようにすることが求められている。
【0008】
この発明はそのような問題点を解決するためになされたものであり、作業者の手間をかけずに層間紙を挿入することができる巻線装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するためこの発明のある局面に従うと、巻線装置は、主軸と、線条材料を主軸に送り出す第一送出機構と、主軸に層状に巻き付けられた線条材料の層間に配置される層間紙を主軸に送り出す第二送出機構と、主軸を回転させることで第一送出機構により送り出された線条材料又は第二送出機構により送り出された層間紙を主軸に巻き付けて巻回体とする巻回部と、主軸に平行な方向において巻回体の外周面に対向する面を有する当接部材と、当接部材を巻回体の外周面に当接させた当接状態と離間させた離間状態とを切り替え可能な変位部とを備え、変位部は、主軸の回転中に当接部材を主軸と共に回転させて当接状態を維持することができるように構成されている。
【発明の効果】
【0010】
本発明に従うと、作業者の手間をかけずに層間紙を挿入することができる巻線装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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