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公開番号2022081899
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-06-01
出願番号2020193125
出願日2020-11-20
発明の名称タイヤ
出願人株式会社ブリヂストン
代理人個人
主分類B60C 11/00 20060101AFI20220525BHJP(車両一般)
要約【課題】トレッド部を複数のゴムで形成する構造において、ゴム同士が接合される境界におけるゴム同士の割れを抑制可能な空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤ周方向に延びる複数の主溝と、主溝により区画される複数の陸部とを有するトレッドを備えたタイヤであって、トレッドは、タイヤ幅方向内側に位置する第1ゴム層と、第1ゴム層に接し、当該第1ゴム層のタイヤ幅方向外側に位置する第2ゴム層とを含み、幅方向断面視において、第1ゴム層と第2ゴム層との境界は、タイヤ径方向に対して傾斜し、かつ、該境界における一方の端部が主溝におけるタイヤ幅方向内側の溝壁で終端する構成とした。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
タイヤ周方向に延びる複数の主溝と、
前記主溝により区画される複数の陸部と、
を有するトレッドを備えた空気入りタイヤであって、
前記トレッドは、
タイヤ幅方向内側に位置する第1ゴム層と、
前記第1ゴム層に接し、当該第1ゴム層のタイヤ幅方向外側に位置する第2ゴム層と、
を含み、
幅方向断面視において、前記第1ゴム層と前記第2ゴム層との境界は、タイヤ径方向に対して傾斜し、かつ、該境界における一方の端部は、前記主溝におけるタイヤ幅方向内側の溝壁で終端することを特徴とするタイヤ。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記境界の一方の端部は、トレッド接地面から前記主溝の溝底までの0%以上90%以下の範囲で終端することを特徴とする請求項1記載のタイヤ。
【請求項3】
前記境界における他方の端部は、前記一方の端部が終端する主溝と、当該主溝のタイヤ幅方向内側に隣り合う主溝との幅方向中心よりも幅方向内側で終端することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のタイヤ。
【請求項4】
前記第1ゴム層及び前記第2ゴム層のそれぞれを形成するゴム組成物の60℃におけるtanδが、第1ゴム層を形成するゴム組成物<第2ゴム層を形成するゴム組成物の関係を満たすことを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載のタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関し、特に、タイヤにおけるショルダー側の偏摩耗を抑制し、タイヤの寿命を向上可能なタイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
タイヤに生じる偏摩耗を抑制し、諸性能バランス向上のために、複数のゴム材料を幅方向で分割してトレッド部を形成する構造が提案されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-116246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に示す技術によれば、偏摩耗を抑制できるもののトレッド部を形成する複数のゴムの境界が踏面に対して垂直方向であるため、転動時におけるひずみの集中によりゴム同士の境界部分において割れが生じる場合があった。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、トレッド部を複数のゴムで形成する構造において、ゴム同士が接合される境界におけるゴム同士の割れを抑制可能な空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の課題を解決するためのタイヤの構成として、タイヤ周方向に延びる複数の主溝と、主溝により区画される複数の陸部とを有するトレッドを備えたタイヤであって、トレッドは、タイヤ幅方向内側に位置する第1ゴム層と、第1ゴム層に接し、当該第1ゴム層のタイヤ幅方向外側に位置する第2ゴム層とを含み、幅方向断面視において、第1ゴム層と第2ゴム層との境界は、タイヤ径方向に対して傾斜し、かつ、該境界における一方の端部が主溝におけるタイヤ幅方向内側の溝壁で終端する構成とした。
本構成によれば、境界に対するひずみの集中が緩和され、境界を基点とするゴム層同士の割れを抑制できる。
【0006】
なお、上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、特徴群を構成する個々の構成もまた発明となり得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
タイヤのブロック図である。
トレッド部の拡大断面図である。
中間陸部の拡大断面図である。
【0008】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を詳説するが下記実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[タイヤの基本構造]
図1は、本実施形態に係るタイヤTの幅方向の断面図である。以下の説明では、図1の矢印で示す方向をタイヤ幅方向及びタイヤ(半)径方向として特定する。また、タイヤ幅方向については、タイヤセンターCLを中心として紙面に向かって左右とし、左右それぞれのタイヤセンターCL側を内側、その逆側を外側として称する場合がある。
【0010】
タイヤTは、コード部材を主体として形成されたビードコア12、カーカス14、ベルト16(ベルト層)、ゴム部材を主体として形成されたインナーライナー18、ビードフィラー20、リムクッションゴム22、ベルトアンダーゴム24、サイドゴム26、ベースゴム28、トレッドゴム30等を備える。ビードコア12、カーカス14、ベルト16は、タイヤTにおける骨格を形成する。ビードフィラー20、リムクッションゴム22、インナーライナー18、ベルトアンダーゴム24、サイドゴム26、ベースゴム28、トレッドゴム30は、骨格に対する肉付け部材としてタイヤTの各部に要求される性能を満たすべく設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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