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公開番号2022077114
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-23
出願番号2020187783
出願日2020-11-11
発明の名称トナー
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類G03G 9/097 20060101AFI20220516BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】帯電性や流動性の変化が少なく、クリーニング性に優れるトナーを提供する。また、定着時の離型性の差による画像光沢ムラが発生しないトナーを提供する。
【解決手段】結着樹脂を含有するトナー粒子と無機微粒子とを有するトナーであって、
前記無機微粒子は、
表面がシリコーンオイルで処理されており、
圧縮度が0.05~0.50であり、
トナー粒子表面における前記無機微粒子の体積基準での粒度分布において、小粒子側からの累積値が16体積%となる粒径をD16とし、前記累積値が50体積%となる粒径をD50とし、前記累積値が84体積%となる粒径をD84としたとき、
D50が80nm以上500nm以下であり、
D84/D16によって算出される粒度分布指標の値が1.70以上3.00以下である。
【選択図】なし

特許請求の範囲【請求項1】
結着樹脂を含有するトナー粒子と無機微粒子とを有するトナーであって、
前記無機微粒子は、
表面がシリコーンオイルで処理されており、
圧縮度が0.05~0.50であり、
トナー粒子表面における前記無機微粒子の体積基準での粒度分布において、小粒子側からの累積値が16体積%となる粒径をD16とし、前記累積値が50体積%となる粒径をD50とし、前記累積値が84体積%となる粒径をD84としたとき、
D50が80nm以上500nm以下であり、
D84/D16によって算出される粒度分布指標の値が1.70以上3.00以下である、ことを特徴とするトナー。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記シリコーンオイルの25℃における動粘度が、30mm

/s以上500mm

/s以下である請求項1に記載のトナー。
【請求項3】
前記無機微粒子の前記シリコーンオイルの炭素量基準の固定化率が、30質量%以上95質量%以下である請求項1又は2に記載のトナー。
【請求項4】
前記無機微粒子が、シリカ微粒子である請求項1~3のいずれか一項に記載のトナー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式、静電記録方式、静電印刷方式、トナージェット方式などの画像形成方法に用いられるトナーに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
複写機およびプリンターなどのトナーを用いた画像形成装置が広く普及するに従い、トナーに要求される性能は、より高度になっている。長期間にわたり、高速かつ多量に画像出力する場合であっても高品位な画像を得るためには、トナーの特性が安定していることが要求される。具体的には、トナーに強いストレスがかかった場合においても高い耐ストレス性があり、帯電性や流動性の変化が少なく、安定した画像濃度が得られるトナーが求められる。
従来、トナーの耐ストレス性を維持することを目的として、スペーサー効果(スペーサー粒子としての効果)を付与できる大粒径の粒子をトナーに添加する技術が提案されてきた。しかしながら、大粒径の粒子は、トナー粒子から外れやすく、トナーに強いストレスがかかった場合には、流動性の変化が大きくなってしまう場合があった。
【0003】
また、複写機等で形成される画像は多岐にわたり、写真や広告から一般書類等まで様々であり、画像Duty(印字面積)によらず安定した品位であることが必要である。出力する画像内において、部分的に画像Duty差がある場合、像担持体上から転写できなかった残トナーの量にも差が生じる。残トナーは、クリーニングブレード等により像担持体から除去されるが、特に像担持体の長手方向において残トナー量に差がある場合、クリーニング性が不安定になりやすい。その結果、帯電部材などの汚染につながり、画像濃度が不均一になる場合があった。さらに、定着工程においても画像Dutyに差があると、定着時の離型性に差が生じ、画像の光沢ムラとして顕在化する場合があった。
特許文献1には、シリコーンオイルで表面処理された特定の圧縮凝集度を有するシリカ粒子を外添剤として用いることで、帯電維持性に優れ、かつ繰り返し同じ画像を形成したときに生じる感光体傷の発生を抑制できる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-142397号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載されているシリカ粒子が添加されたトナーを用いた場合、トナー粒子の付着性に優れ、流動性の維持ができ、シリカ粒子の凝集性を調整することにより、クリーニング部からのトナーのすり抜けは抑制される。
しかしながら、シリコーンオイル処理によるシリカ粒子への凝集性の調整だけであり、画像Dutyが連続的に変化した場合には、トナーすり抜けが発生する場合があった。
本発明の目的は、クリーニング性に優れるトナーを提供することにある。また、定着時の離型性の差による画像光沢ムラが発生しないトナーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、結着樹脂を含有するトナー粒子と無機微粒子とを有するトナーであって、
前記無機微粒子は、
表面がシリコーンオイルで処理されており、
圧縮度が0.05~0.50であり、
トナー粒子表面における前記無機微粒子の体積基準での粒度分布において、小粒子側からの累積値が16体積%となる粒径をD16とし、前記累積値が50体積%となる粒径をD50とし、前記累積値が84体積%となる粒径をD84としたとき、
D50が80nm以上500nm以下であり、
D84/D16によって算出される粒度分布指標の値が1.70以上3.00以下である、トナーが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、クリーニング性に優れるトナーを提供することができる。また、定着時の離型性の差による画像光沢ムラが発生しないトナーを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明において、数値範囲を表す「○○以上××以下」や「○○~××」の記載は、特に断りのない限り、端点である下限および上限を含む数値範囲を意味する。
以下、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
本発明のトナーは、結着樹脂を含有するトナー粒子と無機微粒子とを有するトナーであって、
前記無機微粒子は、
表面がシリコーンオイルで処理されており、
圧縮度が0.05~0.50であり、
トナー粒子表面における前記無機微粒子の体積基準での粒度分布において、小粒子側からの累積値が16体積%となる粒径をD16とし、前記累積値が50体積%となる粒径をD50とし、前記累積値が84体積%となる粒径をD84としたとき、
D50が80nm以上500nm以下であり、
D84/D16によって算出される粒度分布指標の値が1.70以上3.00以下である、ことを特徴とする。
【0009】
本発明のトナーは、長期間使用しても、帯電性や流動性の変化が少なく、クリーニング性に優れるトナーであるため、安定して高品位な画像を出力できる。
上記課題を解決するに至った理由に関して、本発明者らは以下のように推測している。
トナーに強いストレスがかかった場合においても、トナーの耐久性を高めるには、無機微粒子が付着しにくいトナー粒子の表面の凸部にも無機微粒子を付着させることが必要である。また、無機微粒子のトナー粒子の表面への埋め込みを抑制することも必要である。
【0010】
本発明のトナーの無機微粒子は、従来の大粒径の無機微粒子と比較して、体積基準での粒度分布がブロードである。本発明においては、「粒度分布」の記載は、特に断りのない限り、体積基準での粒度分布を意味する。一般的に、粒子の粒度分布がブロードであると、粒子は最密状態になりやすい。粒度分布がシャープな大粒径の無機微粒子の場合、トナー粒子の表面を転がりやすく、凹部に偏在し、滞留してしまう場合があり、スペーサー効果(スペーサー粒子としての効果)が低下する場合があった。一方、粒度分布がブロードである場合、トナー粒子の表面において大粒径の無機微粒子のそれぞれは回転可能であるが、無機微粒子同士が密に配置されるため、お互いの動きが一定程度制限される。その結果、トナー粒子の表面の凸部にも無機微粒子は存在しやすく、極端に偏在するようなことがないため、スペーサー効果が維持される。
(【0011】以降は省略されています)

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