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公開番号2022074699
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-18
出願番号2020184982
出願日2020-11-05
発明の名称リキッドインキ組成物
出願人DICグラフィックス株式会社
代理人個人,個人
主分類C09D 11/102 20140101AFI20220511BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】
広範囲な種類のフィルムに適用することができ、フィルムへの密着性及びラミネート強度に優れ、且つ、各種印刷適性に優れたリキッドインキ組成物を提供することを目的とする。
【解決手段】
ネオペンチルグリコールと2-メチル-1,3-プロパンジオールを反応原料とするポリオール構造を有し、該ポリオール構造におけるネオペンチルグリコールと2-メチル-1,3-プロパンジオールの質量割合がネオペンチルグリコールの方が多いポリウレタン樹脂(A)を含有するリキッドインキ組成物を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ネオペンチルグリコールと2-メチル-1,3-プロパンジオールを反応原料とするポリオール構造を有し、該ポリオール構造におけるネオペンチルグリコールと2-メチル-1,3-プロパンジオールの質量割合がネオペンチルグリコールの方が多いポリウレタン樹脂(A)を含有するリキッドインキ組成物。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
更に、着色剤および有機溶剤を含有する請求項1に記載のリキッドインキ組成物。
【請求項3】
前記ポリオールがポリエステルポリオールであることを特徴とする請求項1又は2に記載のリキッドインキ組成物。
【請求項4】
前記ポリエステルポリオールの原料となるポリオールにおけるネオペンチルグリコールと2-メチル-1,3-プロパンジオールの含有比率が80質量%以上の範囲である請求項3に記載のリキッドインキ組成物。
【請求項5】
更に、塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂、塩素化ポリオレフィン、マレイン酸樹脂及び/又は繊維素系樹脂から選ばれる少なくとも1つ以上の樹脂を含有する請求項1~4のいずれかに記載のリキッドインキ組成物。
【請求項6】
前記有機溶剤として芳香族有機溶剤及び/又はケトン系溶剤を含まない請求項1~5の何れか1つに記載のリキッドインキ組成物。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1つに記載のリキッドインキ組成物を印刷してなる印刷物。
【請求項8】
請求項1~6の何れか一つに記載のリキッドインキ組成物を印刷してなる印刷層を有するラミネート積層体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、軟包装用ラミネート用途のグラビアインキ、フレキソインキ向けリキッドインキ組成物に関する。特に、ラミネート基材に非常に優れた印刷適性と接着性能を発現することができるリキッドインキであって、無機や有機のバリアコート材が塗布された各種フィルムに適用可能な軟包装用ラミネートインキ組成物に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
主に、軟包装材の製造に使用されるラミネート用途のリキッドインキは、ウレタン樹脂若しくはウレタンウレア樹脂が主成分として使用されている。
そして、これらのウレタン樹脂、又はウレタンウレア樹脂は各々の特性を持たせるべく、種々の反応原料を用いて製造される。
例えば、ポリエチレングリコール(以下、PEGという)含有ポリウレタン樹脂及び塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂を成分とする印刷インキ用バインダーであって、前記PEG含有ポリウレタン樹脂が、少なくとも(A)数平均分子量1000~6000のポリエステルポリオールと、(B)PEGと、(C)ジイソシアネート化合物と、(D)鎖伸長剤とを反応させて得られるものであり、(B)PEGの含有比率が、PEG含有ポリウレタン樹脂100質量部に対して、1~40質量部の範囲である印刷インキ用バインダーが例示されている(例えば、特許文献1)。
また、(A)数平均分子量2000~10000のポリエステルポリオール、(B)有機ジイソシアネート、及び(C)鎖伸長剤を反応させて得られるポリウレタン樹脂において、(A)が(a)グリコールと(b)二塩基酸を反応させて得られるポリエステルポリオールであり、(a)グリコールの少なくとも25質量%が、分子内にエーテル結合を有するグリコールである印刷インキ用バインダーが例示されている(例えば、特許文献2)。
更に、バインダー樹脂、着色剤および芳香族有機溶剤以外の有機溶剤を主成分とする軟包装用ラミネート用インキ組成物において、該バインダー樹脂として、ポリプロピレングリコール(以下PPG)含有ポリウレタン樹脂および水酸基を有する塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂を必須成分として含有し、該水酸基を有する塩化ビニル酢酸ビニル共重合樹脂の水酸基価が、50~200mg当量KOH/gで、かつ該共重合樹脂100重量部に対する塩化ビニル含有比率が80~95重量部である軟包装用ラミネート用インキ組成物が例示されている(例えば、特許文献3)。
【0003】
さらに近年では、印刷時の作業衛生性と包装材料の有害性の両面から、トルエン等の芳香族溶剤やメチルエチルケトン等のケトン系溶剤の使用が制限されつつある。例えば、脱芳香族系溶剤やケトン系溶剤型のリキッドインキには、印刷適性の観点から、溶剤として芳香族、ケトン系溶剤の代わりに酢酸エチルや酢酸プロピルなどの酢酸エステル類、イソプロピルアルコールやノルマルプロピルアルコール等のアルコール系溶剤、又はそれらの混合溶剤が使用される傾向にある。
【0004】
軟包装材の製造にはポリエチレンテレフタラート、ポリプロピレン、ナイロンなどの各種フィルムが用いられ、印刷インキにはこれら各種印刷基材への密着性が求められる。近年、フィルムパッケージに用いられるフィルムとして、各種バリア性を付与した高機能フィルムが増加する傾向にある。これらの高機能フィルムは、その表面に無機や有機のバリアコート剤が塗布されており、これらの高機能フィルムを原反としてグラビア印刷又はフレキソ印刷した際、フィルム原反とインキの密着性が阻害される事がしばしば発生しうる。これらの高機能フィルムは、食品用、電子部品用向けに内容物の変質を防止すべく空気を遮断する酸素バリア、水蒸気を遮断する水蒸気バリア等、業種・目的用途に応じて多種多様に存在し、また技術的にも非公開なものが多く、一般のフィルム印刷と比較して密着性が保持し難いのが現状である。
また、これらの軟包装材への印刷物には美粧性も要求されるが、例えばグラビア刷版のセルにインキが詰まる「版詰まりの現象」によって起こる「転移不良」、画線部以外の箇所にドクターでインキが掻き切れない部分が「かぶり」となってフィルム基材に転移する「版かぶりの現象」、網点が急激に細ることにより発生するトーンジャンプ、印刷部の筋状のムラの発生等により、印刷適性を損なう問題がある。近年は、印刷物の高意匠性が更に要求されていることから、増加しつつある多種多様なフィルムに対して十分な密着特性を有しつつ、優れた印刷適性を有するインキとして、更なる改善が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開WO2015/068412号報
特開2010-270216号報
特開2005-298618号報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、広範囲な種類のフィルムに適用することができ、フィルムへの密着性及びラミネート強度に優れ、且つ、各種印刷適性に優れたリキッドインキ組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、前記した課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ネオペンチルグリコールと2-メチル-1,3-プロパンジオールを反応原料とするポリオール構造を有し、該ポリオール構造におけるネオペンチルグリコールと2-メチル-1,3-プロパンジオールの質量割合がネオペンチルグリコールの方が多いポリウレタン樹脂(A)を採用することで、課題解決に有効であることを見出した。
【0008】
即ち、本発明は、ネオペンチルグリコールと2-メチル-1,3-プロパンジオールを反応原料とするポリオール構造を有し、該ポリオール構造におけるネオペンチルグリコールと2-メチル-1,3-プロパンジオールの質量割合がネオペンチルグリコールの方が多いポリウレタン樹脂(A)を含有するリキッドインキ組成物に関する。
【0009】
更に、本発明は、着色剤および有機溶剤を含有するリキッドインキ組成物に関する。
【0010】
更に、本発明は、ポリオールがポリエステルポリオールであるリキッドインキ組成物に関する。
(【0011】以降は省略されています)

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