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公開番号2022074587
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-18
出願番号2020184739
出願日2020-11-04
発明の名称燃圧制御システム
出願人株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人,個人
主分類F02D 41/02 20060101AFI20220511BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】高圧系の燃圧の逃がし先としての又は逃がす経路としての対象部の耐圧要求を抑える。
【解決手段】燃圧制御システム91は、高圧系燃圧PHを上昇させる昇圧ポンプ29と、高圧系30の燃圧を減少させるための減圧弁38と、それら昇圧ポンプ29及び減圧弁38を制御する制御装置50とを有する。そして、制御装置50は、減圧弁38の開弁制御Vにおける高圧系燃圧の逃がし先としての又は逃がす経路としての対象部20に、所定の対象部閾圧を超える圧力が加わらないように、減圧弁38の開弁度を制限しつつ当該減圧弁38を開弁する開弁制限制御Vrを、開弁制御Vにおいて実行する制限実行部73,75を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
エンジン(90)のインジェクタ(35)に燃料を供給する燃料供給系(90f)に適用される燃圧制御システム(91)であって、
前記燃料供給系の一部としての高圧系(30)に燃料を吐出することにより、当該高圧系の燃圧としての高圧系燃圧(PH)を上昇させる昇圧ポンプ(29)と、前記高圧系燃圧を減少させるための減圧弁(38)と、前記昇圧ポンプ及び前記減圧弁を制御する制御装置(50)と、を有し、
前記制御装置は、前記減圧弁の開弁の要否を判定する開弁要否判定部(71)を有し、前記開弁要否判定部により開弁要と判定したことを条件に、前記減圧弁を開弁して前記高圧系燃圧を前記高圧系の外部に逃がす開弁制御(V)を実行する、燃圧制御システムにおいて、
前記制御装置は、前記開弁制御における前記高圧系燃圧の逃がし先(20)としての又は逃がす経路(39)としての対象部に、所定の対象部閾圧(PLx)を超える圧力が加わらないように、前記減圧弁の開弁度を制限しつつ当該減圧弁を開弁する開弁制限制御(Vr)を、前記開弁制御において実行する制限実行部(73,75)を有する、燃圧制御システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記開弁制御において前記開弁制限制御を実行しないと、前記対象部に前記対象部閾圧を超える圧力が加わるおそれがある所定の状態としての要保護状態であるか否かを判定する保護要否判定部(72)を有し、
前記制御装置は、
前記開弁要否判定部により前記開弁要と判定し、且つ前記保護要否判定部により前記要保護状態ではないと判定した場合には、前記開弁制御において、前記開弁制限制御を実行しない通常開弁制御(Vn)を実行し、
前記開弁要否判定部により前記開弁要と判定し、且つ前記保護要否判定部により前記要保護状態であると判定した場合には、前記制限実行部により前記開弁制限制御を実行することにより、当該開弁制限制御を実行しない場合に比べて前記減圧弁の開弁度を制限する、
請求項1に記載の燃圧制御システム。
【請求項3】
前記要保護状態は、前記開弁制御において前記開弁制限制御を実行しないと、前記開弁制御により逃がした燃料による水撃により前記対象部に前記対象部閾圧を超える圧力が加わるおそれがある状態を含む、請求項2に記載の燃圧制御システム。
【請求項4】
前記要保護状態は、前記開弁制御において前記開弁制限制御を実行しないと、前記開弁制御により逃がした燃料の蒸発による圧力上昇により前記対象部に前記対象部閾圧を超える圧力が加わるおそれがある状態を含む、請求項2又は3に記載の燃圧制御システム。
【請求項5】
前記制御装置は、前記開弁要否判定部により前記開弁要と判定した場合に、目標開弁度(Ot)を算出する開弁度算出部(73)を有し、算出した前記目標開弁度に前記減圧弁の開弁度を近づけるように制御するものであり、
前記制限実行部による前記開弁制限制御では、開弁当初は前記目標開弁度を所定値よりも小さい値に設定し、その後に前記目標開弁度を前記所定値まで徐々に上昇させることにより、前記目標開弁度を前記開弁当初に前記所定値に設定する場合に比べて、前記開弁により前記対象部に加わる圧力を軽減する、請求項1~4のいずれか1項に記載の燃圧制御システム。
【請求項6】
前記制御装置は、前記開弁要否判定部により前記開弁要と判定した場合に、目標開弁度(Ot)を算出する開弁度算出部(73)を有し、算出した前記目標開弁度に前記減圧弁の開弁度を近づけるように制御するものであり、
前記開弁制限制御では、前記開弁度算出部により所定の希望開弁度(Ot1)と、前記対象部に前記対象部閾圧を超える圧力が加わるおそれがない範囲内における上限以下の前記減圧弁の開弁度としての許容開弁度(Ot2)との両開弁度を算出し、前記両開弁度のうちの小さい方を、前記目標開弁度として採用する、請求項1~5のいずれか1項に記載の燃圧制御システム。
【請求項7】
前記開弁制限制御では、前記高圧系燃圧が所定の高圧系閾圧(PHx)を超えず、且つ前記対象部に前記対象部閾圧を超える圧力が加わらないように前記減圧弁を開弁する両立開弁を実行する、請求項1~6のいずれか1項に記載の燃圧制御システム。
【請求項8】
前記制御装置は、所定の高圧系目標燃圧(PHt)を算出する目標燃圧算出部(62)を有し、算出した前記高圧系目標燃圧に前記高圧系燃圧を近づけるように制御するものであり、
前記制御装置は、仮に前記高圧系燃圧に所定の異常上昇が発生すると、前記開弁制限制御において前記両立開弁を実行することが不可能になり得る状態としての要警戒状態であるか否かを判定する状態判定部(61)を有し、前記状態判定部により前記要警戒状態であると判定したことを条件に、所定の燃圧制限制御を開始して、当該燃圧制限制御を行わない場合に比べて前記高圧系目標燃圧を低く設定することにより、たとえ前記所定の異常上昇が発生しても前記両立開弁を実行できるようにする、請求項7に記載の燃圧制御システム。
【請求項9】
前記所定の異常上昇は、前記昇圧ポンプの吐出流量が当該昇圧ポンプにより吐出可能な吐出流量の最大値になるフル吐出異常による燃圧上昇を含む、請求項8に記載の燃圧制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンのインジェクタに燃料を供給する燃料供給系に適用される燃圧制御システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
燃圧制御システムの中には、燃料供給系の一部としての高圧系の燃圧を上昇させる昇圧ポンプと、高圧系の燃圧を減少させるための減圧弁と、それら昇圧ポンプ及び減圧弁を制御する制御装置と、を有するものがある。そして、このような技術を示す文献としては、次の特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-190147号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような燃圧制御システムにおいて、例えば、高圧系の燃圧が高い状態の時に減圧弁を一気に開弁して高圧系の燃圧を外部に逃がすと、逃がした燃料による水撃や、逃がした燃料が蒸発することにより、逃がし先としての又は逃がす経路としての対象部に、一時的に高い圧力が加わるおそれがある。そのため、対象部に対する耐圧要求が大きくなってしまう。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、高圧系の燃圧の逃がし先としての又は逃がす経路としての対象部の耐圧要求を抑えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の燃圧制御システムは、エンジンのインジェクタに燃料を供給する燃料供給系に適用される。前記燃圧制御システムは、前記燃料供給系の一部としての高圧系に燃料を吐出することにより、当該高圧系の燃圧としての高圧系燃圧を上昇させる昇圧ポンプと、前記高圧系燃圧を減少させるための減圧弁と、前記昇圧ポンプ及び前記減圧弁を制御する制御装置と、を有する。
【0007】
前記制御装置は、前記減圧弁の開弁の要否を判定する開弁要否判定部を有する。そして、前記開弁要否判定部により開弁要と判定したことを条件に、前記減圧弁を開弁して前記高圧系燃圧を前記高圧系の外部に逃がす開弁制御を実行する。
【0008】
前記制御装置は、前記開弁制御における前記高圧系燃圧の逃がし先としての又は逃がす経路としての対象部に、所定の対象部閾圧を超える圧力が加わらないように、前記減圧弁の開弁度を制限しつつ当該減圧弁を開弁する開弁制限制御を、前記開弁制御において実行する制限実行部を有する。
【0009】
本発明によれば、開弁制限制御を実行して減圧弁の開弁度を制限することにより、対象部に対象部閾圧を超える圧力が加わらないようにする。そのため、対象部の耐圧要求を当該対象部閾圧にまで抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態の燃圧制御システム及びその周辺を示す概略図
制御装置による開弁制御等を示すフローチャート
所定状況での開弁制限制御における各値の推移を示すグラフ
図3とは別の状況での開弁制限制御における各値の推移を示すグラフ
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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