TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2022074289
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-18
出願番号2020184219
出願日2020-11-04
発明の名称有機無機複合組成物
出願人帝人株式会社
代理人個人
主分類C08L 69/00 20060101AFI20220511BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】成形後であっても光学樹脂として実用上利用可能な、無機微粒子がポリカーボネート樹脂中に均一分散した有機無機複合組成物を提供する。
【解決手段】重合鎖末端に下記式(1)で表される構造単位を含むポリカーボネート樹脂と、無機微粒子とを含む有機無機複合組成物。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2022074289000016.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">27</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">70</com:WidthMeasure> </com:Image>
(式(1)において、R1およびR2はそれぞれ独立であっても同一であってもよく、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、シクロアルキル基、シクロアルコキシ基、アルケニル基、アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、アラルキルオキシ基、ニトロ基、アルデヒド基およびシアノ基からなる群より選ばれる少なくとも1つの基を表し、a及びbはそれぞれ1~2の整数であり、Xは単結合あるいは特定のS含有基を表す。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
重合鎖末端に下記式(1)で表される構造単位を含むポリカーボネート樹脂と、無機微粒子とを含む有機無機複合組成物。
JPEG
2022074289000012.jpg
27
70
(式(1)において、R

およびR

はそれぞれ独立であっても同一であってもよく、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、シクロアルキル基、シクロアルコキシ基、アルケニル基、アリール基、アリールオキシ基、アラルキル基、アラルキルオキシ基、ニトロ基、アルデヒド基およびシアノ基からなる群より選ばれる少なくとも1つの基を表し、a及びbはそれぞれ1~2の整数であり、Xは単結合あるいは下記式(2)
JPEG
2022074289000013.jpg
10
67
のいずれかで表される二価の基であり、ここでR

はアルキレン基、アラルキレン基、アリーレン基、およびシクロアルキレン基からなる群より選ばれる少なくとも1つの基を表し、R

およびR

は、それぞれ独立に、アルキレン基、アラルキレン基、アリーレン基、およびシクロアルキレン基からなる群より選ばれる少なくとも1つの基を表し、R

中の水素原子はカルボキシル基で置換されてもよい。)
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
重合鎖末端のモル比が、全カーボネート繰り返し単位100モル%に対して1.0モル%以上10モル%以下である、請求項1に記載の有機無機複合組成物。
【請求項3】
前記式(1)は、下記式(3)で表される構造単位を含む、請求項1または2に記載の有機無機複合組成物。
JPEG
2022074289000014.jpg
25
76
(式(3)において、R

は、単結合、アルキレン基、アラルキレン基、アリーレン基、およびシクロアルキレン基からなる群より選ばれる少なくとも1つの基を表す。)
【請求項4】
前記式(1)は、下記式(4)で表される構造単位を含む、請求項1または2に記載の有機無機複合組成物。
JPEG
2022074289000015.jpg
24
93
(式(4)において、R

は、アルキレン基、アラルキレン基、アリーレン基、およびシクロアルキレン基からなる群より選ばれる少なくとも1つの基を表す。)
【請求項5】
前記ポリカーボネート樹脂のカルボキシル基量が1eq/ton~200eq/tonである、請求項1~4のいずれかに記載の有機無機複合組成物。
【請求項6】
前記無機微粒子の表面が、表面修飾剤により修飾されている、請求項1~5のいずれかに記載の有機無機複合組成物。
【請求項7】
前記表面修飾剤が、酸性官能基を有する、請求項6に記載の有機無機複合組成物。
【請求項8】
前記酸性官能基が、スルホン酸基、ホスホン酸基、ホスフィン酸基およびカルボン酸基からなる群より選ばれる少なくとも1つの酸性官能基である、請求項7に記載の有機無機複合組成物。
【請求項9】
前記無機微粒子の表面が、前記無機微粒子に対して1~30質量%の前記表面修飾剤により修飾されている、請求項6~8のいずれかに記載の有機無機複合組成物。
【請求項10】
前記無機微粒子の平均粒子径が1~20nmである、請求項1~9のいずれかに記載の有機無機複合組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はポリカーボネート樹脂と、無機微粒子とを含む有機無機複合組成物に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、光学材料の開発が盛んに行われている。例えば、光学レンズ材料の分野においては、高屈折率、高アッベ数、耐熱性、透明性に優れた光学材料が求められている。従来用いられていたガラスは、要求される様々な光学特性を実現することが可能であると共に、環境耐性に優れているが、加工性に劣るという問題があった。これに対し、ガラス材料に比べて安価であると共に加工性に優れる樹脂材料が光学部品に用いられてきている。しかし、樹脂はガラスに比べて一般的に屈折率が低いため、光学部品を薄肉化するには素材自体を高屈折率化することが求められている。
【0003】
高屈折率化する方法として、例えば酸化チタン、酸化ジルコニウム等の無機酸化物の微粒子を樹脂に均一分散させる方法がある。しかしながら、このような微粒子は、粒子の表面エネルギーが大きいため、マトリクス樹脂に均一に分散させることは困難であるため、これまで様々な検討がなされている。
【0004】
微粒子を樹脂に均一に分散させる手法として、微粒子表面を表面修飾剤で化学修飾する手法がある。例えば特許文献1には、特定の化学構造で修飾した微粒子と樹脂とを混合しマスターバッチを作製し、その後熱可塑性樹脂と溶融混錬して透明な樹脂組成物を得る方法が記載されている。この方法では表面修飾剤を選択することにより分散性がある程度向上するものの、いまだ十分な分散性が得られているとは言い難い。また、無機微粒子の含有量が少なく高屈折率化の点から十分なものでないという課題を有する。
【0005】
特許文献2には、ポリカーボネート樹脂を重合した後に、その末端にカルボキシル基を導入する方法、およびカルボキシル基を有するジオール化合物を共重合してカルボキシル基含有ポリカーボネート樹脂を得る方法が記載されており、無機微粒子と複合化したフィルムが透明性に優れることが記載されている。末端にカルボキシル基を導入する方法では、ポリマー末端の水酸基と酸無水物との反応を利用している。この方法では、酸無水物として多官能性化合物を用いているため、特に高温での加工プロセスにおいてゲル化が問題になる可能性がある。また共重合による方法では、重合中にカルボキシル基が他のジオール化合物と反応してしまうため、カルボキシル基の導入量を制御することが困難であり、特に高温条件下において、無機微粒子の分散安定性が問題になる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2011-38012号公報
特開2018-138624号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ポリカーボネートを高屈折率化するために、ポリマーの分子構造を設計して電子密度を向上させる方法が一般的に用いられているものの、微粒子を樹脂に均一分散させて高屈折率化する方法は、実用上ほぼ用いられていない。これは、上述のように微粒子が均一に分散した樹脂組成物を得ることが難しいことに加えて、そのような樹脂組成物が得られたとしても、その樹脂組成物を成形した場合には、微粒子の分散状態が変化して、微粒子が凝集する場合があったことに起因する。
【0008】
そこで、本発明の目的は、成形後であっても光学樹脂として実用上利用可能な、無機微粒子がポリカーボネート樹脂中に十分に分散させた有機無機複合組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、重合鎖末端に特定の構造単位を有するポリカーボネート樹脂を使用することにより、無機微粒子のポリカーボネート樹脂への分散性を向上させることを見出し、前記ポリカーボネート樹脂と無機微粒子とを含む有機無機複合組成物が、透明性、成形性、屈折率に優れることを究明し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本発明によれば、発明の課題は、下記により達成される。
1.重合鎖末端に下記式(1)で表される構造単位を含むポリカーボネート樹脂と、無機微粒子とを含む有機無機複合組成物。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
ポリエステル樹脂組成物
5日前
凸版印刷株式会社
化粧シート
2日前
ダウ・東レ株式会社
硬化性シリコーン組成物
10日前
東レ株式会社
高純度共役系化合物の製造方法
11日前
キヤノン株式会社
樹脂組成物及びトナー
4日前
日産化学株式会社
インプリント用光硬化性組成物
3日前
株式会社クラレ
溶融成形品とその製造方法
4日前
三井化学株式会社
樹脂組成物および成形体
4日前
ユニチカ株式会社
ポリオレフィン樹脂水性分散体
10日前
NOK株式会社
水素化ニトリルゴム組成物
11日前
住友ベークライト株式会社
フェノール樹脂組成物
10日前
株式会社日本触媒
重合体溶液の製造方法及び重合体溶液
2日前
花王株式会社
改質セルロース繊維の製造方法
4日前
株式会社マルヤス
再生樹脂ペレット製造装置
11日前
花王株式会社
改質セルロース繊維の製造方法
4日前
東亞合成株式会社
活性エネルギー線硬化型抗ウイルス用組成物
3日前
東亞合成株式会社
活性エネルギー線硬化型抗ウイルス用組成物
3日前
味の素株式会社
樹脂組成物
3日前
横浜ゴム株式会社
ゴム組成物
2日前
花王株式会社
アスファルト改質剤
3日前
東レ株式会社
ポリエステル樹脂組成物およびポリエステルフィルム
5日前
三菱ケミカル株式会社
樹脂組成物および成形品
6日前
三菱ケミカル株式会社
複合成形材料および複合成形材料の製造方法
5日前
花王株式会社
樹脂粒子の水系分散体
2日前
AGC株式会社
含フッ素重合体組成物およびガスケット
12日前
日本ゼオン株式会社
触媒除去方法及び重合体の製造方法
11日前
三菱ケミカル株式会社
複合成形材料および炭素繊維強化プラスチック
5日前
日本エイアンドエル株式会社
熱可塑性樹脂組成物
2日前
東京応化工業株式会社
硬化性組成物、硬化物、及び化合物
11日前
パーカーアサヒ株式会社
エポキシ樹脂組成物
4日前
東京応化工業株式会社
硬化性組成物、硬化物、及び化合物
11日前
東京応化工業株式会社
硬化性組成物、硬化物、及び化合物
11日前
凸版印刷株式会社
薄型フィルムおよび薄型フィルムを備える転写シート
5日前
東洋インキSCホールディングス株式会社
着色樹脂組成物および成形体
3日前
三井化学株式会社
樹脂組成物および成形体
6日前
東洋インキSCホールディングス株式会社
成形用樹脂組成物、および成形体
6日前
続きを見る