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公開番号2022072293
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-17
出願番号2020181655
出願日2020-10-29
発明の名称運転者監視装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60K 35/00 20060101AFI20220510BHJP(車両一般)
要約【課題】 撮像に対する太陽光の影響を低減させることができる運転者監視装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る運転者監視装置は、赤外LEDの点灯により車両の運転者に赤外光を照射する赤外光照射ユニット12と、運転者で反射された赤外光により運転者を周期的に撮像するカメラ13と、カメラ13の撮像に同期させて赤外LEDを周期的に点灯させる制御部16と、カメラ13に所定の波長帯の赤外光を入射させるフィルタと、赤外LEDの周囲温度を検出するサーミスタとを備え、制御部16は、サーミスタの検出温度が基準温度よりも低い場合、赤外LEDの1周期あたりの点灯時間を検出温度が基準温度以上の場合より長くなるように変化させる。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
赤外LEDの点灯により車両の運転者に赤外光を照射する照明手段と、
前記運転者で反射された赤外光により前記運転者を周期的に撮像する撮像手段と、
前記撮像手段の撮像に同期させて前記赤外LEDを周期的に点灯させる制御手段と、
前記撮像手段に所定の波長帯の赤外光を入射させるフィルタ手段と、
前記赤外LEDの周囲温度を検出する温度検出手段とを備え、
前記制御手段は、前記温度検出手段の検出温度が基準温度よりも低い場合、前記赤外LEDの1周期あたりの点灯時間を前記検出温度が前記基準温度以上の場合より長くなるように変化させることを特徴とする運転者監視装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記制御手段は、前記検出温度が前記基準温度よりも低い場合、前記点灯時間を前記検出温度に応じて変化させることを特徴とする請求項1に記載の運転者監視装置。
【請求項3】
前記運転者で反射された赤外光が前記フィルタ手段に入射するまでに通る撮像光路上に、可視光の波長帯の光を透過させて赤外光の波長帯の光を反射させる波長選択光学手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の運転者監視装置。
【請求項4】
前記フィルタ手段は、前記赤外光の波長帯の光のうち第一の閾値よりも低波長の光を透過させず、前記第一の閾値よりも高波長の光を透過させるロングパスフィルタであることを特徴とする請求項3に記載の運転者監視装置。
【請求項5】
前記フィルタ手段は、前記赤外光の波長帯の光のうち第二の閾値よりも低波長の光を透過させず、前記第二の閾値よりも高波長で第三の閾値よりも低波長の光を透過させ、前記第三の閾値よりも高波長の光を透過させないバンドパスフィルタであることを特徴とする請求項3に記載の運転者監視装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記撮像手段が撮像を行っていない期間で前記点灯時間を変化させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の運転者監視装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の運転者を撮像してその状態を監視する運転者監視装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
車両のフロントウインドシールドやコンバイナ等の反射透光部材を透過する実景(車両前方の風景)に重ねて、その反射透光部材に反射された表示光により虚像を生成して表示するヘッドアップディスプレイ装置には、運転者に赤外光を照射して運転者を撮像し、運転者の状態を監視する運転者監視装置(ドライバーモニタリングシステム)の機能を有するものがある。
【0003】
例えば特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、表示手段から発せられる可視光をコンバイナ部材にて運転者に向けて反射して表示像を結像するもので、運転者に向けて赤外線を照射する赤外線照射手段と、表示手段から発せられる可視光をコンバイナ部材に向けて反射し、運転者及びコンバイナ部材にて反射される赤外線を透過するミラー部材と、ミラー部材を透過する赤外線を感受して運転者をそれぞれ異なる方向から撮像する複数の撮像手段と、撮像手段によって撮像された画像に基づいて運転者の目の位置を算出する画像処理手段とを備え、運転者の目の位置の算出結果は、脇見、居眠り等の運転者の状態判定に利用可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-126984号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置では、赤外線照射手段の赤外線LEDから赤外線が発せられ、これが運転者の顔等で反射されてコールドミラーを透過して撮像手段に入射するが、赤外線LEDの発光波長は周囲の温度によって変化する(温度が低いと短くなり、温度が高いと長くなる)ので、撮像手段への太陽光の入射を抑制するためにフィルタ(コールドミラー)の透過波長域を狭めると、撮像に必要な赤外線の波長もフィルタでカットされるおそれが生じ、撮像に対する太陽光の影響を十分に小さくすることができないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、撮像に対する太陽光の影響を低減させることができる運転者監視装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る運転者監視装置は、赤外LEDの点灯により車両の運転者に赤外光を照射する照明手段と、前記運転者で反射された赤外光により前記運転者を周期的に撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像に同期させて前記赤外LEDを周期的に点灯させる制御手段と、前記撮像手段に所定の波長帯の赤外光を入射させるフィルタ手段と、前記赤外LEDの周囲温度を検出する温度検出手段とを備え、前記制御手段は、前記温度検出手段の検出温度が基準温度よりも低い場合、前記赤外LEDの1周期あたりの点灯時間を前記検出温度が前記基準温度以上の場合より長くなるように変化させることを特徴とする。
【0008】
前記制御手段は、前記検出温度が前記基準温度よりも低い場合、前記点灯時間を前記検出温度に応じて変化させてもよい。
【0009】
また、本発明に係る運転者監視装置は、前記運転者で反射された赤外光が前記フィルタ手段に入射するまでに通る撮像光路上に、可視光の波長帯の光を透過させて赤外光の波長帯の光を反射させる波長選択光学手段を備えてもよい。
【0010】
このとき、前記フィルタ手段は、前記赤外光の波長帯の光のうち第一の閾値よりも低波長の光を透過させず、前記第一の閾値よりも高波長の光を透過させるロングパスフィルタであっても、あるいは、前記赤外光の波長帯の光のうち第二の閾値よりも低波長の光を透過させず、前記第二の閾値よりも高波長で第三の閾値よりも低波長の光を透過させ、前記第三の閾値よりも高波長の光を透過させないバンドパスフィルタであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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