TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2022071369
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-16
出願番号2020180277
出願日2020-10-28
発明の名称アース構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 4/64 20060101AFI20220509BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ノイズ低減効果を向上できるアース構造を提供する。
【解決手段】アース構造100は、電源1から給電される電装品がアース接続された導体121と、電源1がアース接続され、導体121と対向して配されたボディ110と、導体121とボディ110とを電気的に接続する接続部材130とを備え、導体121は、接続部材130との接続部121Aを除く全体をボディ110から電気的に絶縁されており、電流は、導体121において接続部材130に向かう第1の方向に流れて接続部材130において反転しボディ110において第1の方向とは反対の第2の方向に流れる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電源から給電される電装品がアース接続された第1の導体と、
前記電源が直接又は他の導体を介してアース接続され、前記第1の導体と対向して配された第2の導体と、
前記第1の導体と前記第2の導体とを電気的に接続する第1の接続部と
を備え、
前記第1の導体は、前記第1の接続部との接続位置を除く全体を前記第2の導体から電気的に絶縁されており、
電流は、前記第1の導体において前記第1の接続部に向かう第1の方向に流れて前記第1の接続部において反転し前記第2の導体において前記第1の方向とは反対の第2の方向に流れるアース構造。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記第2の導体は、前記電源が直接アース接続された車体であり、
前記第1の接続部は、前記電装品と前記第1の導体とのアース接続位置を挟んで、前記電源と前記車体とのアース接続位置の反対側に配されている請求項1に記載のアース構造。
【請求項3】
前記第1の導体は、並列されて延在方向の一端を相互に接続された一対の導体部を備え、
前記一対の導体部の一方に前記電装品がアース接続され、前記一対の導体部の他方は前記第1の接続部により前記第2の導体に電気的に接続されている請求項1に記載のアース構造。
【請求項4】
前記第2の導体と、前記電源がアース接続された前記他の導体である車体とを電気的に接続する第2の接続部を備え、
前記第2の導体は、前記車体との接続位置を除く全体を前記車体から電気的に絶縁されている請求項1に記載のアース構造。
【請求項5】
前記第1の導体と前記第2の導体との少なくとも一方を被覆する絶縁材を備える請求項1~4の何れか1項に記載のアース構造。
【請求項6】
前記第1の導体に貫通孔が形成され、
直流回路に設けられたアースケーブルが前記貫通孔に挿通されて前記車体に接続されている請求項2に記載のアース構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用のアース構造に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
車両用の板状の配線モジュールとして、固定電位が印加される第1導体板と、第1導体板と向かうように配置された第2導体板と、第1導体板と第2導体板との各々の周囲を覆う絶縁被覆とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の配線モジュールでは、第1導体板は蓄電装置の低電位側の出力端と負荷とに接続され、第2導体は蓄電装置の高電位側の出力端と負荷とに接続されている。特許文献1には、第1導体板に流れる電流の方向は、第2導体板に流される電流の方向と反対であるので、各電流に起因して生じる磁束が打ち消し合うことにより、電磁気的なノイズを低減することができる旨、記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-73501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
磁束の相殺によりノイズを低減するためには、同じ周波数のノイズが同レベルで近接して逆位相で流れることが条件となる。それに対して、特許文献1に記載の配線モジュールでは、蓄電装置から負荷へ向かって第1導体板を流れる電流に起因するノイズと、負荷から蓄電装置へ向かって第2導体板を流れる電流に起因するノイズとは、上記条件を満たさない。従って、特許文献1に記載の配線モジュールでは、磁束の相殺によるノイズ低減効果を十分に得ることができない。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑み、ノイズ低減効果を向上できるアース構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のアース構造は、電源から給電される電装品がアース接続された第1の導体と、前記電源が直接又は他の導体を介してアース接続され、前記第1の導体と対向して配された第2の導体と、前記第1の導体と前記第2の導体とを電気的に接続する第1の接続部とを備え、前記第1の導体は、前記第1の接続部との接続位置を除く全体を前記第2の導体から電気的に絶縁されており、電流は、前記第1の導体において前記第1の接続部に向かう第1の方向に流れて前記第1の接続部において反転し前記第2の導体において前記第1の方向とは反対の第2の方向に流れる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電装品からの電流が第1の導体において接続部に向かう第1の方向に流れて第1の接続部において反転し第2の導体において第1の方向とは反対の第2の方向に流れることによって、同じ周波数のノイズが同レベルで近接して逆位相で流れることになる。従って、ノイズ低減効果を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用のアース構造を示す図である。
図2は、図1に示すアース構造を示す側断面図である。
図3は、図1及び図2に示すアース構造を搭載した車両を示す平面図である。
図4は、図1~図3に示すアース構造の効果を確認するためのシミュレーションモデルを示す図である。
図5は、図1~図3に示すアース構造の効果を確認するためのシミュレーションの結果を示すグラフである。
図6は、「default」の入力点における断面での磁界強さ分布のシミュレーション結果を示す図である。
図7は、図4に示すシミュレーションモデルの入力点における断面での磁界強さ分布のシミュレーション結果を示す図である。
図8は、本発明の他の実施形態に係る車両用のアース構造を示す平面図である。
図9は、図8に示すアース構造の効果を確認するためのシミュレーションの結果を示すグラフである。
図10は、本発明の他の実施形態に係る車両用のアース構造を示す平面図である。
図11は、図10に示すアース構造を示す側断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を好適な実施形態に沿って説明する。なお、本発明は以下に示す実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、以下に示す実施形態においては、一部構成の図示や説明を省略している箇所があるが、省略された技術の詳細については、以下に説明する内容と矛盾点が発生しない範囲内において、適宜公知又は周知の技術が適用されていることはいうまでもない。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る車両用のアース構造100を示す平面図である。図2は、図1に示すアース構造100を示す側断面図である。これらの図に示すように、アース構造100は、車両のボディ110と、導体板120と、接続部材130とを備える。ボディ110は、金属等の導体で形成されたボディパネル又は骨格部材であり、例えば、鋼製のフロアパネルである。このボディ110には、バッテリーやオルタネータ等の電源1のマイナス電極がアースケーブル2を介してアース接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
太陽光発電装置
11日前
古河電池株式会社
鉛蓄電池
19日前
個人
新構造半導体集積回路
9日前
三菱電機株式会社
遮断器
12日前
東レ株式会社
電池用セパレータ
17日前
日星電気株式会社
光学モジュール
17日前
サンケン電気株式会社
半導体装置
16日前
エイブリック株式会社
半導体装置
6日前
日新イオン機器株式会社
イオン源
10日前
アムトランス株式会社
抵抗器
3日前
昭和電工株式会社
積層型全固体電池
13日前
昭和電工株式会社
積層型全固体電池
13日前
個人
ケーブルの端子圧着工具
4日前
株式会社村田製作所
コイル部品
11日前
個人
カバー付きUSBコネクタ
19日前
株式会社村田製作所
コイル部品
12日前
三洲電線株式会社
撚線導体
4日前
昭和電工株式会社
冷却装置
3日前
日新イオン機器株式会社
イオン注入装置
9日前
トヨタ紡織株式会社
加湿器
6日前
三洲電線株式会社
撚線導体
6日前
住友電装株式会社
コネクタ
4日前
住友電装株式会社
コネクタ
3日前
株式会社豊田自動織機
バッテリ冷却装置
16日前
日本電産株式会社
冷却装置
5日前
富士電機株式会社
半導体装置
5日前
富士電機株式会社
半導体装置
6日前
東京特殊電線株式会社
電気ケーブル
13日前
株式会社豊田自動織機
端子台
4日前
ケル株式会社
コネクタ
4日前
日亜化学工業株式会社
発光装置の製造方法
6日前
株式会社ディスコ
ウェーハの加工方法
2日前
株式会社豊田自動織機
蓄電装置
6日前
AGC株式会社
車両用窓ガラス
19日前
日亜化学工業株式会社
発光装置及び面状光源
4日前
株式会社村田製作所
半導体装置
3日前
続きを見る