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公開番号2022071315
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-16
出願番号2020180206
出願日2020-10-28
発明の名称燃圧センサの異常検出装置
出願人株式会社SUBARU
代理人個人,個人
主分類F02D 41/22 20060101AFI20220509BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】簡単な構成により低圧燃圧センサの異常を検出可能な燃圧センサの異常検出装置を提供する。
【解決手段】燃料タンクT内の燃料を吐出する低圧燃料ポンプ10と、低圧燃料ポンプから吐出される燃料を加圧する高圧燃料ポンプ30と、高圧燃料ポンプから吐出される燃料を噴射するインジェクタ51~54と、低圧燃料通路の燃圧を検出する低圧燃圧センサ60と、高圧燃料通路の燃圧を検出する高圧燃圧センサ70とを有する燃料噴射装置1の低圧燃圧センサの異常を検出する燃圧センサの異常検出装置を、低圧燃料通路の燃圧と高圧燃料通路の燃圧とを均衡させる燃圧均衡手段30と、燃圧均衡手段により低圧燃料通路の燃圧と高圧燃料通路の燃圧とを均衡させた状態において、低圧燃圧センサの検出値と高圧燃圧センサの検出値との偏差に基づいて低圧燃圧センサの異常の有無を判定する診断手段100とを備える構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
燃料タンク内から燃料をくみ上げて吐出する低圧燃料ポンプと、
前記低圧燃料ポンプから吐出される燃料を加圧して吐出する高圧燃料ポンプと、
前記高圧燃料ポンプから吐出される燃料を燃焼室内に噴射するインジェクタと、
前記低圧燃料ポンプと前記高圧燃料ポンプとをつなぐ低圧燃料通路と、
前記高圧燃料ポンプと前記インジェクタとをつなぐ高圧燃料通路と、
前記低圧燃料通路の燃圧を検出する低圧燃圧センサと、
前記高圧燃料通路の燃圧を検出する高圧燃圧センサと
を有する燃料噴射装置の前記低圧燃圧センサの異常を検出する燃圧センサの異常検出装置であって、
前記低圧燃料通路の燃圧と前記高圧燃料通路の燃圧とを均衡させる燃圧均衡手段と、
前記燃圧均衡手段により前記低圧燃料通路の燃圧と前記高圧燃料通路の燃圧とを均衡させた状態において、前記低圧燃圧センサの検出値と前記高圧燃圧センサの検出値との偏差に基づいて前記低圧燃圧センサの異常の有無を判定する診断手段と
を備えることを特徴とする燃圧センサの異常検出装置。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記診断手段は、前記低圧燃圧センサの検出値と前記高圧燃圧センサの検出値との差分の絶対値が所定の閾値以上である場合に、前記低圧燃圧センサが異常であると判定すること
を特徴とする請求項1に記載の燃圧センサの異常検出装置。
【請求項3】
前記燃圧均衡手段は、前記高圧燃料ポンプの作動を停止することにより、前記低圧燃料通路の燃圧と前記高圧燃料通路の燃圧とを均衡させること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃圧センサの異常検出装置。
【請求項4】
前記燃圧均衡手段は、前記低圧燃料通路と前記高圧燃料通路とを連通させる連通流路と、前記連通流路を開閉する弁とを有すること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の燃圧センサの異常検出装置。
【請求項5】
前記診断手段は、前記低圧燃料ポンプを作動させた状態で前記低圧燃圧センサの異常の有無を判定すること
を特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の燃圧センサの異常検出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンに燃料を供給する燃料噴射装置に設けられた燃圧センサの異常を検出する異常検出装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば自動車に搭載されるガソリン直噴エンジンにおいては、燃料タンク内の燃料を低圧燃料ポンプにより高圧燃料ポンプに供給するとともに、高圧燃料ポンプにおいて燃料圧力(燃圧)をさらに高めた状態でインジェクタ(噴射弁)に供給している。
このような直噴エンジンにおいては、高圧燃料ポンプからインジェクタへ燃料を供給する高圧燃料通路に設けた高圧燃圧センサが検出する燃圧が、エンジンの運転状態に応じて設定される目標燃圧となるように、高圧燃料ポンプのフィードバック制御が行われている。
【0003】
上述したような直噴エンジンの燃料噴射装置に関する従来技術として、例えば、特許文献1には、高圧燃料ポンプから高圧燃料配管を介して燃料噴射弁に燃料を供給する燃料噴射装置において、エンジンの停止後に高圧燃料配管内の燃圧を高圧燃料ポンプに供給される燃圧よりも高く保持する燃圧保持機構を有するとともに、エンジンの停止後の高圧燃料配管の燃圧に基づいて燃圧保持機構を診断することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011- 32870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
高圧燃料系を有する燃料噴射装置において、高圧燃料通路内の燃圧は、信頼性を確保するため、燃圧に対する出力電圧の特性が異なった複数のセンサを組み合わせた多重系の燃圧センサを用いることが一般的である。
一方、低圧燃料ポンプの電力消費を抑制するために、エンジンの運転状態に応じて低圧燃料通路内の燃圧を調節するオンデマンド制御を行うことが提案されている。
こうしたオンデマンド制御を行う場合、低圧燃料通路にも燃圧センサを設けることが必要となるが、信頼性確保のため低圧側にも高圧側と同様な多重系の燃圧センサを設けた場合、装置構成が複雑となってコストも高騰してしまう。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、簡単な構成により低圧燃圧センサの異常を検出可能な燃圧センサの異常検出装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
本発明の一態様によれば、燃圧センサの異常検出装置は、燃料タンク内から燃料をくみ上げて吐出する低圧燃料ポンプと、前記低圧燃料ポンプから吐出される燃料を加圧して吐出する高圧燃料ポンプと、前記高圧燃料ポンプから吐出される燃料を燃焼室内に噴射するインジェクタと、前記低圧燃料ポンプと前記高圧燃料ポンプとをつなぐ低圧燃料通路と、前記高圧燃料ポンプと前記インジェクタとをつなぐ高圧燃料通路と、前記低圧燃料通路の燃圧を検出する低圧燃圧センサと、前記高圧燃料通路の燃圧を検出する高圧燃圧センサとを有する燃料噴射装置の前記低圧燃圧センサの異常を検出する燃圧センサの異常検出装置であって、前記低圧燃料通路の燃圧と前記高圧燃料通路の燃圧とを均衡させる燃圧均衡手段と、前記燃圧均衡手段により前記低圧燃料通路の燃圧と前記高圧燃料通路の燃圧とを均衡させた状態において、前記低圧燃圧センサの検出値と前記高圧燃圧センサの検出値との偏差に基づいて前記低圧燃圧センサの異常の有無を判定する診断手段とを備えることを特徴とする。
これによれば、燃圧均衡手段によって低圧燃料通路の燃圧と高圧燃料通路の燃圧とを均衡させた状態で、低圧燃圧センサの検出値と高圧燃圧センサの検出値との偏差に基づいて低圧燃圧センサの異常の有無を判定することにより、低圧燃圧センサを多重系にすることなく簡単な構成により、低圧燃圧センサの異常を適切に検出することができる。
なお、本明細書、特許請求の範囲において、低圧燃料通路と高圧燃料通路の燃圧を均衡させるとは、両者の燃圧を同等にすることのほか、不可避的に生じる微小な圧損などにより、両者の燃圧に微小な偏差が生じている状態を含むものとする。
【0007】
本発明において、前記診断手段は、前記低圧燃圧センサの検出値と前記高圧燃圧センサの検出値との差分の絶対値が所定の閾値以上である場合に、前記低圧燃圧センサが異常であると判定する構成とすることができる。
これによれば、簡単なロジックにより適切に低圧燃圧センサの異常を判定することができる。
【0008】
本発明において、前記燃圧均衡手段は、前記高圧燃料ポンプの作動を停止することにより、前記低圧燃料通路の燃圧と前記高圧燃料通路の燃圧とを均衡させる構成とすることができる。
これによれば、既存の燃料噴射装置に新たなデバイスを付加することのない簡素な構成により低圧燃料通路と高圧燃料通路の燃圧を均衡させることができる。
【0009】
本発明において、前記燃圧均衡手段は、前記低圧燃料通路と前記高圧燃料通路とを連通させる連通流路と、前記連通流路を開閉する弁とを有する構成とすることができる。
これによれば、低圧燃圧センサの異常判定時には、弁を開いて低圧燃料通路と高圧燃料通路との燃圧を同等とすることにより、低圧燃圧センサの異常を精度よく判定することができる。
【0010】
本発明において、前記診断手段は、前記低圧燃料ポンプを作動させた状態で前記低圧燃圧センサの異常の有無を判定する構成とすることができる。
これによれば、低圧燃料ポンプの吐出圧力に応じた検出値を低圧燃圧センサ、高圧燃圧センサによりともに得られているか否かに基づいて、低圧燃圧センサの異常をより適切に判定することができる。
例えば、低圧燃圧センサ、高圧燃圧センサの検出値が、ともに低圧燃料ポンプの作動状態に対して異常である場合には、低圧燃圧センサの異常判定を中止することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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