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公開番号2022070633
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-13
出願番号2020179801
出願日2020-10-27
発明の名称回転電機
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 9/19 20060101AFI20220506BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】回転電機の冷却効率を向上させる。
【解決手段】回転電機10は、ケース20と、該ケース20内に収容されたステータ30と、ステータ30の内周側に配置されたロータ40とを有する。ロータ40には、冷却油が流れる冷却油路61が設けられ、冷却油路61は、冷却油をロータ40から排出する排出口67Aを含み、ケース20及びステータ30において、冷却油路の排出口67Aと対向する位置には多孔質体としての第1スポンジ27、第2スポンジ28、及び第3スポンジ32が配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ケースと、該ケース内に収容されたステータと、ステータの内周側に配置されたロータとを有する回転電機であって、
前記ロータには、冷却油が流れる冷却油路が設けられ、
前記冷却油路は、冷却油をロータから排出する排出口を含み、
前記ケース及び前記ステータの少なくとも一方において、前記冷却油路の前記排出口と対向する位置には多孔質体が配置されている回転電機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転電機に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の回転電機は、ケースと、該ケースに収容されたステータとを備えている。ステータの内周側にはロータが配置されている。ロータの内部には、冷却油が流れる冷却油路が設けられている。冷却油路は、ロータの外周面に開口した排出口を有している。特許文献1に記載の回転電機では、ロータの冷却油路に供給された冷却油を排出口から排出する。ロータは回転体であることから、回転時の遠心力により、排出された冷却油は外周側のステータへ向かって飛散する。ステータに付着した冷却油は、ステータを伝って流れ落ちてケースの下方へと集められる。ケースの下方に集まった冷却油は、ケースの外へと排出されてラジエータで放熱した後、再度ロータへ供給される。このように特許文献1に記載の回転電機では、冷却油を循環させることで各部の冷却を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-200333号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の回転電機では、ロータからステータへ冷却油を供給した後、ステータを伝わせて冷却油をケース下方へと流すようにしている。冷却油は、ステータの表面を自重で流れ落ちることから、ステータと熱交換を行う時間を十分に確保できているとは言い難い。特許文献1に記載の回転電機では、この点については考慮されておらず、改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための回転電機は、ケースと、該ケース内に収容されたステータと、ステータの内周側に配置されたロータとを有する回転電機であって、前記ロータには、冷却油が流れる冷却油路が設けられ、前記冷却油路は、冷却油をロータから排出する排出口を含み、前記ケース及び前記ステータの少なくとも一方において、前記冷却油路の前記排出口と対向する位置には多孔質体が配置されている。
【0006】
上記構成では、ケース及びステータの少なくとも一方において冷却油の排出口と対向する位置に多孔質体が配置されている。ロータから排出されて多孔質体に付着した冷却油は、多孔質体の内部に浸透して保持される。そのため、多孔質体が設けられていない場合に比して、冷却油はケースの表面又はステータの表面に長く留まることが可能になる。したがって、上記構成によれば、冷却油とケース又はステータとの熱交換の時間を長くすることに貢献でき、その結果、回転電機の冷却効率を向上させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
回転電機の概略構成を示す断面図。
図1の2-2線に沿った断面図。
図2の3-3線に沿った断面図。
ロータコアを軸方向から見たときの磁石孔の構成を示す模式図。
回転電機のケース内における冷却油の移動態様を模式的に示す断面図。
回転電機の他の例の構成を模式的に示す断面図。
回転電機の他の例におけるケース内の冷却油の移動態様を模式的に示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
回転電機の一実施形態について、図1~図5を参照して説明する。
図1に示すように、回転電機10は、ケース20を有している。ケース20は、例えばアルミニウムによって構成されている。ケース20は、円筒状の周壁21と、該周壁21の一端(図1の右端)に設けられた円環形状の第1端壁22と、周壁21の他端(図1の左端)に設けられた円環形状の第2端壁23とを有している。また、ケース20は、第1端壁22の内周縁から外方(図1の右方)に突出した形状の第1フランジ壁24を有している。第1フランジ壁24は、先端部が開口した円筒状に形成されている。ケース20には、第2端壁23の内周縁から外方(図1の左方)に突出した形状の第2フランジ壁25が設けられている。第2フランジ壁25の先端には、円板状の連結壁26が連結されている。
【0009】
ケース20には、第1端壁22の内面に多孔質体である第1スポンジ27が固定されている。第1スポンジ27は、例えばウレタンからなり、接着によって第1端壁22に固定されている。第1スポンジ27は、円環板状に形成されており、その内周縁が第1端壁22の内周縁と重なるように配置されている。
【0010】
また、ケース20には、第2端壁23の内面に多孔質体である第2スポンジ28が固定されている。第2スポンジ28は、例えばウレタンからなり、接着によって第2端壁23に固定されている。第2スポンジ28は、円環板状に形成されており、その内周縁が第2端壁23の内周縁と重なるように配置されている。第2スポンジ28の厚さは、第1スポンジ27の厚さと略同一である。
(【0011】以降は省略されています)

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