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公開番号2022069780
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-12
出願番号2020178625
出願日2020-10-26
発明の名称自動試料注入装置
出願人株式会社島津製作所
代理人個人
主分類G01N 30/24 20060101AFI20220502BHJP(測定;試験)
要約【課題】必要なバイアルがターレットの所定位置に設置されていない状態で試料注入動作が開始されることを防止する。
【解決手段】分析装置へ試料を注入するインジェクタ2、及び、インジェクタの動作管理を行なう管理装置4を備える。インジェクタは、試料注入で使用する、収容する液体が異なる複数種類のバイアルが設定された場所に設置されるターレット12と、ターレット上の所定の場所にバイアルが設置されているか否かを検知するバイアルセンサ16と、を備える。管理装置は、ユーザが入力ずる情報に基づき、試料注入において使用するバイアルの種類に関する条件を設定する条件設定部18と、インジェクタが試料注入を開始する前に、条件設定部が設定した条件において試料注入で使用する種類のバイアルのうちターレット上において不足しているバイアルがあるか否かを、バイアルセンサ16の検知結果を用いて判定するバイアル判定部22と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の工程を含む分析装置への試料注入動作を実行するインジェクタ、及び、前記インジェクタの動作管理を行なうための管理装置を備えた自動試料注入装置であって、
前記インジェクタは、
前記試料注入動作で使用される、内部に収容される液体が異なる複数種類のバイアルが予め設定された場所に設置されるターレットと、
前記ターレット上の所定の場所にバイアルが設置されているか否かを検知するためのバイアルセンサと、を備え、
前記管理装置は、
ユーザにより入力される情報に基づき、前記試料注入動作において使用すべきバイアルの種類に関する条件を設定するように構成された条件設定部と、
前記インジェクタが前記試料注入動作を開始する前に、前記条件設定部により設定された前記条件において前記試料注入動作で使用するように設定されている種類のバイアルのうち前記ターレット上において不足しているバイアルが存在するか否かを、前記バイアルセンサの検知結果を用いて判定するように構成されたバイアル判定部と、を備えている、自動試料注入装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記ターレット上には、複数の同一種類のバイアルが設置されるようになっており、
前記バイアル判定部は、前記条件設定部によって前記試料注入動作において同一種類のバイアルを複数回にわたって使用するように設定されている場合に、複数回にわたって使用するように設定されている種類のバイアルが前記ターレット上に複数設置されているか否かを判定するように構成されており、
前記管理装置は、
前記条件設定部により設定された前記条件に基づいて前記試料注入動作のためのシーケンス情報を作成するシーケンス作成部であって、前記バイアル判定部の判定結果に基づき、前記複数の工程のそれぞれにおいて使用するバイアルを設定することにより前記シーケンス情報を作成するように構成されているシーケンス作成部をさらに備えており、
前記インジェクタは、前記シーケンス作成部により作成された前記シーケンス情報に基づいて前記試料注入動作を実行するように構成されている、請求項1に記載の自動試料注入装置。
【請求項3】
前記シーケンス作成部は、前記試料注入動作において複数回にわたって使用するように設定されている同一の溶媒を収容する複数のバイアルが前記ターレット上に設置されていることが前記バイアル判定部の判定結果により検知された場合に、当該溶媒の複数回にわたる使用を、当該溶媒を収容する複数のバイアルに割り振るように構成されている、請求項2に記載の自動試料注入装置。
【請求項4】
前記バイアル判定部は、判定対象の種類のバイアルが前記ターレット上に設置されていないと判定したときにエラーを出力するように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の自動試料注入装置。
【請求項5】
前記バイアル判定部の判定対象のバイアルの種類には、溶媒を収容する溶媒バイアルが含まれる、請求項1から4のいずれか一項に記載の自動試料注入装置。
【請求項6】
前記バイアル判定部の判定対象のバイアルの種類には、廃液を収容しておくための廃液バイアルが含まれる、請求項1から5のいずれか一項に記載の自動試料注入装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスクロマトグラフィ分析用の自動試料注入装置に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
ガスクロマトグラフィ分析を行なうための分析装置に試料を自動注入する自動試料注入装置が知られている(特許文献1参照)。自動試料注入装置は、実際に分析装置への試料注入に関する一連の動作(以下、試料注入動作と称する)を実行するインジェクタを備えている。インジェクタは、試料や溶媒などの液体を収容する複数のバイアルが設置されるターレット、及び、ターレット上のバイアルから液を吸入したり分注したりするためのシリンジを備えている。
【0003】
インジェクタが実行すべき試料注入動作には、試料注入前の溶媒を用いたシリンジの洗浄、試料によるシリンジの共洗い、分析装置への試料注入、試料注入後のシリンジの洗浄、といった複数の工程が含まれる。各工程において使用される溶媒の種類、その溶媒を用いた洗浄の回数といった条件はユーザが事前に設定する。インジェクタは、ユーザによって設定された各条件に基づくシーケンス情報にしたがって試料注入動作を実行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-325153号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ユーザが設定した条件に基づくシーケンスのとおりにインジェクタが試料注入動作を実行するためには、ターレット上の所定の場所に必要なバイアルが正しく設置されている必要がある。必要なバイアルをユーザがターレットに設置し忘れていたりバイアルの設置する場所を間違っていたりすると、インジェクタは試料注入動作を正しく実行することができず、分析結果に悪影響を与える。
【0006】
そこで、各工程の実行時に、フォトセンサなどによってターレットの所定の位置にバイアルが設置されているか否かを検知し、バイアルが設置されていない場合は、エラーを出して試料注入動作を中断したり、その工程をスキップしたりするといった対応を採ることもあり得る。しかし、そのような対応では、同じバイアルを複数の工程で使用するような場合に、同じバイアルの有無を何度も確認することになり、無駄な時間が発生する。また、ユーザが不在の状態での自動連続分析を予定していた場合などにエラーで試料注入動作を中断すると、ユーザが戻ってくるまで試料注入動作が中断されたままになるため、分析効率が悪くなるという問題がある。さらに、シリンジに吸入した液体を廃液バイアルへ廃棄する工程の直前に所定位置に廃液バイアルが設置されていないことを検知した場合、シリンジ内に吸入した液体の捨て場所がなく、シリンジ内に液体が溜まり続けることになり、その液体の性質によって不具合の原因となり得る。
【0007】
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、試料注入動作を実行するのに必要なバイアルがターレットの所定位置に設置されていない状態で試料注入動作が開始されることを防止できるようにすることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る自動試料注入装置は、複数の工程を含む分析装置への試料注入動作を実行するインジェクタ、及び、前記インジェクタの動作管理を行なうための管理装置を備えている。前記インジェクタは、前記試料注入動作で使用される、内部に収容される液体が異なる複数種類のバイアルが予め設定された場所に設置されるターレットと、前記ターレット上の所定の場所にバイアルが設置されているか否かを検知するためのバイアルセンサと、を備えている。前記管理装置は、ユーザにより入力される情報に基づき、前記試料注入動作において使用すべきバイアルの種類に関する条件を設定するように構成された条件設定部と、前記インジェクタが前記試料注入動作を開始する前に、前記条件設定部により設定された前記条件において前記試料注入動作で使用するように設定されている種類のバイアルのうち前記ターレット上において不足しているバイアルが存在するか否かを、前記バイアルセンサの検知結果を用いて判定するように構成されたバイアル判定部と、を備えている。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る自動試料注入装置によれば、ユーザにより入力される情報に基づいて試料注入動作中のインジェクタの条件が設定された後、その条件に基づく試料注入動作が開始される前に、当該試料注入動作で使用される種類のバイアルのうち前記ターレット上において不足しているバイアルが存在するか否かを検知するように構成されているので、試料注入動作を実行するのに必要なバイアルが揃っているか否かをその試料注入動作が開始される前に知ることができる。これにより、試料注入動作を実行するのに必要なバイアルがターレットの所定位置に設置されていない状態で試料注入動作が開始されることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
自動試料注入装置の一実施例を示す概略構成図である。
同実施例における条件設定から試料注入動作までの動作の一例を示すフローチャートである。
同実施例における洗浄シーケンスの作成動作の一例を示すフローチャートである。
ターレット上に設定された溶媒バイアルの設置場所の一例である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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