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公開番号2022069335
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-11
出願番号2020178466
出願日2020-10-23
発明の名称防火設備
出願人積水化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 5/16 20060101AFI20220428BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】熱膨張性耐火材が高湿下や水に接触する環境下で使用されても、外観不良や耐火性の低下が生じにくい防火設備を提供する。
【解決手段】60℃で1000時間水に浸漬した際の溶出率が3%以下である熱膨張性耐火材40D,40Eを少なくとも一部に搭載された防火設備。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
60℃で1000時間水に浸漬した際の溶出率が3%以下である熱膨張性耐火材が、少なくとも一部に搭載された防火設備。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記熱膨張性耐火材が、マトリックス成分と熱膨張性黒鉛を含有する請求項1に記載の防火設備。
【請求項3】
前記熱膨張性耐火材が、さらに無機充填材を含有する請求項2に記載の防火設備。
【請求項4】
前記マトリックス成分が、クロロプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、及びPVCからなる群から選択されるいずれか1種以上を含有する請求項2又は3に記載の防火設備。
【請求項5】
前記熱膨張性耐火材が、リン成分を実質的に含有しない請求項1~4のいずれか1項に記載の防火設備。
【請求項6】
前記熱膨張性耐火材が防火設備の下部に搭載される請求項1~4のいずれか1項に記載の防火設備。
【請求項7】
ビル及びマンションの少なくともいずれかに用いられる請求項1~5のいずれか1項に記載の防火設備。
【請求項8】
前記防火設備が、排水経路を備え、
前記熱膨張性耐火材が、加熱により熱膨張すると前記排水経路を塞ぐように配置される請求項1~7のいずれか1項に記載の防火設備。
【請求項9】
前記防火設備が、排水孔を備え、
前記熱膨張性耐火材が、加熱により熱膨張すると前記排水孔を塞ぐように配置される請求項1~8のいずれか1項に記載の防火設備。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、熱膨張性耐火材が搭載された、建具などの防火設備に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
建物の開口部などの延焼のおそれがある部分には、従来、防火設備が設けられている。防火設備には、熱膨張性黒鉛などの熱膨張材料が配合された熱膨張性耐火材が搭載されることが多い。また、熱膨張性耐火材は、耐火性を向上させるために、熱膨張性黒鉛に加えて、難燃剤、無機充填材などを比較的大量に含有させることが試みられている。
【0003】
一方で、建物の開口部に設けられる建具には、雨水、結露などを外部に排出できるように、下枠、下框などの建具下部に排水孔などを設けて、排水経路を確保することが知られている。排水孔などの排水経路は、防火上の欠損部となるので、火災を延焼させる要因になることがある。そのため、排水孔などの排水経路は、熱膨張性耐火材によって火災時に塞がれるように設計されていることがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許6701318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、熱膨張性耐火材に使用される難燃剤、無機充填材は、耐水性が低いものが多く、結露や湿気により、内部の材料が溶出し、外観不良、耐火性の低下等の問題が起こることがある。
防火設備の下部、特に排水経路を塞ぐために使用される熱膨張性耐火材は、高湿下に配置され、また、使用時に水に接触したりするので、外観不良、及び耐火性の低下が顕著に生じやすくなる。これら問題が起こった場合、回収、取り換えなどの措置がなされるが、ビルやマンションのような建築物の場合、取り換える際に足場を組む等の工程が必要となり、非常に大きな手間がかかる。
【0006】
そこで、本発明は、熱膨張性耐火材が高湿下や水に接触する環境下に配置されても、外観不良や耐火性の低下が生じにくい防火設備を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、本発明者は、60℃で1000時間水に浸漬した際の溶出率が3%以下となる熱膨張性耐火材を防火設備に使用することで、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成させた。すなわち、本発明は下記の[1]~[9]のとおりである。
[1]60℃で1000時間水に浸漬した際の溶出率が3%以下である熱膨張性耐火材が、少なくとも一部に搭載された防火設備。
[2]前記熱膨張性耐火材が、マトリックス成分と熱膨張性黒鉛を含有する上記[1]に記載の防火設備。
[3]前記熱膨張性耐火材が、さらに無機充填材を含有する上記[2]に記載の防火設備。
[4]前記マトリックス成分が、クロロプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、ブチルゴム、ウレタンゴム、及びPVCからなる群から選択されるいずれか1種以上を含有する上記[2]又は[3]に記載の防火設備。
[5]前記熱膨張性耐火材が、リン成分を実質的に含有しない上記[1]~[4]のいずれか1項に記載の防火設備。
[6]前記熱膨張性耐火材が防火設備の下部に搭載される上記[1]~[5]のいずれか1項に記載の防火設備。
[7]ビル及びマンションの少なくともいずれかに用いられる上記[1]~[6]のいずれか1項に記載の防火設備。
[8]前記防火設備が、排水経路を備え、
前記熱膨張性耐火材が、加熱により熱膨張すると前記排水経路を塞ぐように配置される上記[1]~[7]のいずれか1項に記載の防火設備。
[9]前記防火設備が、排水孔を備え、
前記熱膨張性耐火材が、加熱により熱膨張すると前記排水孔を塞ぐように配置される上記[1]~[8]のいずれか1項に記載の防火設備。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、熱膨張性耐火材が高湿下や水に接触する環境下に配置されても、外観不良や耐火性の低下が生じにくい防火設備を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
防火設備を構成する建具を示す正面図である。
第1の実施形態に係る建具の部分的に拡大して示す断面図である。
第2の実施形態に係る建具の部分的に拡大して示す断面図である。
第3の実施形態に係る建具の部分的に拡大して示す断面図である。
第4の実施形態に係る建具の部分的に拡大して示す断面図である。
第5の実施形態に係る建具の部分的に拡大して示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について実施形態を参照しつつ説明する。
本発明の耐火設備は、熱膨張性耐火材が少なくとも一部に搭載されたものである。以下、本発明で使用される熱膨張性耐火材について、詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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