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公開番号2022069036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-11
出願番号2020177970
出願日2020-10-23
発明の名称送風装置およびこれを備えた燃焼装置
出願人株式会社ノーリツ
代理人個人
主分類F04D 29/28 20060101AFI20220428BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】従来よりも騒音低減効果を高めることが可能な送風装置を提供する。
【解決手段】送風装置Aを構成する羽根車1の後側シュラウド13のうち、外周縁寄り領域の前面部には、半径方向外方側ほど前側に位置するように傾斜する第1の傾斜面部13aが形成されている一方、この第1の傾斜面部13aよりも中央寄り領域の前面部には、半径方向外方側ほど後側に位置するように傾斜する第2の傾斜面部13bが形成されている。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部空気を内部に流入させるための吸気口を形成している前側壁部、およびこの前側壁部に間隔を隔てて対向する後側壁部を備えているケーシングと、
前記前側壁部および前記後側壁部の相互間に位置するようにして前記ケーシング内に回転可能な状態で配されている羽根車と、
を備えており、
前記羽根車は、前側シュラウドおよび後側シュラウドの相互間に複数の羽根が周方向に間隔を隔てた配置で設けられ、かつ前記吸気口から内部に流入した空気を前記前側シュラウドと前記後側シュラウドとの相互間の領域からその外方に流出可能とされている、送風装置であって、
前記羽根車の前記後側シュラウドのうち、外周縁寄り領域の前面部には、半径方向外方側ほど前側に位置するように傾斜する第1の傾斜面部が形成されている一方、この第1の傾斜面部よりも中央寄り領域の前面部には、半径方向外方側ほど後側に位置するように傾斜する第2の傾斜面部が形成されていることを特徴とする、送風装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
請求項1に記載の送風装置であって、
前記第1および第2の傾斜面部は、段差がない状態で互いに繋がっている、送風装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の送風装置であって、
前記後側シュラウドの中央部には、前記羽根車を支持して回転させるモータの駆動軸が連結される駆動軸連結用領域が、前記吸気口よりも狭い面積で設けられており、
前記第2の傾斜面部は、前記駆動軸連結用領域の前面部よりも後側に位置するようにして、前記駆動軸連結用領域の半径方向外方側に広がっている、送風装置。
【請求項4】
請求項3に記載の送風装置であって、
前記羽根車は、前記前側シュラウドおよび前記後側シュラウドのそれぞれの外周縁によって挟まれて形成され、かつ前記空気流路への空気流出を可能とする空気流出用の開口部を有しており、
この空気流出用の開口部の少なくとも1/2以上は、前記駆動軸連結用領域の前面部よりも前側に位置している、送風装置。
【請求項5】
請求項1ないし4のいずれかに記載の送風装置であって、
前記前側シュラウドのうち、外周縁寄り領域の後面部には、半径方向外方側ほど前側に位置するように傾斜する第3の傾斜面部が形成されている一方、この第3の傾斜面部よりも中央寄り領域の後面部には、半径方向外方側ほど後側に位置するように傾斜する第4の傾斜面部が形成されている、送風装置。
【請求項6】
バーナと、このバーナに燃焼用空気を供給するための送風装置と、を備えている、燃焼装置であって、
前記送風装置として、請求項1ないし5のいずれかに記載の送風装置が用いられていることを特徴とする、燃焼装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遠心型送風装置などの送風装置、およびこれを備えた燃焼装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
送風装置の具体例として、図7に示すようなものがある(たとえば、特許文献1,2を参照)。
同図の送風装置Aeにおいては、羽根車1Eがケーシング2内に収容され、かつモータMによって駆動回転自在とされている。ケーシング2は、吸気口24を有する前側壁部21、後側壁部22、および羽根車1Eの外周囲を囲む周壁部20を有し、この周壁部20と羽根車1Eとの相互間には、送風口4aに繋がった空気流路4が形成されている。羽根車1Eの駆動回転時においては、ケーシング2の外部の空気が吸気口24を介して羽根車1Eの内側の中心部に吸気されてから、羽根車1Eの外周囲の空気流路4に流出し、送風口4aから外部に吐出される。
【0003】
しかしながら、前記従来技術においては、次のように、改善すべき余地があった。
【0004】
すなわち、羽根車1Eからその外周囲の空気流路4に空気が流出する方向は、概略的には、矢印Neで示すように、羽根車1Eの半径方向外方とされているが、実際には、矢印Naで示すように、後側壁部22側に向かうように傾く。これは、ケーシング2の外部空気が吸気口24を介して羽根車1Eの中心部に吸気される際の矢印Nfで示す空気流れが、ケーシング2の後方側に向かう流れであり、その慣性が羽根車1Eから空気流路4への空気流出に影響を及ぼすからである。
一方、前記したように羽根車1Eから矢印Naで示すように傾いた角度で空気流出がなされると、この空気は、後側壁部22に強く衝突し、乱流となる。このような空気の乱流が発生したのでは、空気の流速の周期的な変動を生じ、空力音として、大きな騒音が発生する。送風装置には、静寂性が求められる場合が多く、前記したような騒音は、できる限り低減することが望まれる。
【0005】
なお、従来においては、図8に示すように、羽根車1Fの後側シュラウド13を、外周縁側に進むほどこの羽根車1Fの前側(図8の上側)に位置するように湾曲して傾斜させたものがある(特許文献3を参照)。このような構成によれば、羽根車1Fの内側の中心寄り部分から半径方向外方に流出する空気を、後側シュラウド13の前面部によってガイドし、矢印Ngで示すように、ケーシングの後側壁部22から離反する前側方向寄りに進行させることが可能である。
【0006】
ところが、この手段によれば、同図の矢印Nhで示すように、羽根車1Fの内側の中央部に、その前方から空気が流入してから、後側シュラウド13の前面部に沿って流れる場合に、空気の流れ方向が急変する。具体的には、同図の角度α2は鋭角となる。
送風装置における騒音を低減するには、空気の進行方向が急変することはできる限り回避することが望ましいが、図8の手段はそのようなことに対応しておらず、騒音を低減する上で、未だ改善の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2017-110526公報
特開2017-150472号公報
特開平3-18692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、従来よりも騒音低減を図ることが可能な送風装置、およびこれを備えた燃焼装置を提供することを、その課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0010】
本発明の第1の側面により提供される送風装置は、外部空気を内部に流入させるための吸気口を形成している前側壁部、およびこの前側壁部に間隔を隔てて対向する後側壁部を備えているケーシングと、前記前側壁部および前記後側壁部の相互間に位置するようにして前記ケーシング内に回転可能な状態で配されている羽根車と、を備えており、前記羽根車は、前側シュラウドおよび後側シュラウドの相互間に複数の羽根が周方向に間隔を隔てた配置で設けられ、かつ前記吸気口から内部に流入した空気を前記前側シュラウドと前記後側シュラウドとの相互間の領域からその外方に流出可能とされている、送風装置であって、前記羽根車の前記後側シュラウドのうち、外周縁寄り領域の前面部には、半径方向外方側ほど前側に位置するように傾斜する第1の傾斜面部が形成されている一方、この第1の傾斜面部よりも中央寄り領域の前面部には、半径方向外方側ほど後側に位置するように傾斜する第2の傾斜面部が形成されていることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)

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