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公開番号2022069002
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-11
出願番号2020177895
出願日2020-10-23
発明の名称治療方針立案支援装置
出願人株式会社日立製作所
代理人ポレール特許業務法人
主分類C12M 1/34 20060101AFI20220428BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】個々の患者に適した治療方針の立案を支援可能な治療方針立案支援装置を提供する。
【解決手段】治療方針の立案を支援するデータを表示する治療方針立案支援装置であって、患者の病変部位の細胞を分析することによって得られる遺伝子変異データまたは遺伝子発現量データを取得するデータ取得部と、遺伝子間の連なりを有向グラフで表すパスウェイのデータであるパスウェイデータが記憶される記憶部と、前記遺伝子変異データまたは前記遺伝子発現量データと、前記パスウェイデータとに基づいて、疾患と遺伝子との関連度を表す遺伝子スコアを算出するスコア算出部を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
治療方針の立案を支援するデータを表示する治療方針立案支援装置であって、
患者の病変部位の細胞を分析することによって得られる遺伝子変異データまたは遺伝子発現量データを取得するデータ取得部と、
遺伝子間の連なりを有向グラフで表すパスウェイのデータであるパスウェイデータが記憶される記憶部と、
前記遺伝子変異データまたは前記遺伝子発現量データと、前記パスウェイデータとに基づいて、疾患と遺伝子との関連度を表す遺伝子スコアを算出するスコア算出部を備えることを特徴とする治療方針立案支援装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の治療方針立案支援装置であって、
前記記憶部には、薬剤と前記薬剤が治療対象とする遺伝子とが含まれる薬剤データがさらに記憶され、
前記スコア算出部は、前記遺伝子変異データまたは前記遺伝子発現量データと、前記パスウェイデータとともに、前記薬剤データに基づいて、疾患と薬剤との関連度を表す薬剤スコアを算出することを特徴とする治療方針立案支援装置。
【請求項3】
請求項2に記載の治療方針立案支援装置であって、
前記薬剤スコアが大きい順に前記薬剤を列挙して表示する表示部をさらに備えることを特徴とする治療方針立案支援装置。
【請求項4】
請求項1に記載の治療方針立案支援装置であって、
前記遺伝子スコアが大きい順に前記遺伝子を列挙して表示する表示部をさらに備えることを特徴とする治療方針立案支援装置。
【請求項5】
請求項1に記載の治療方針立案支援装置であって、
前記スコア算出部は、遺伝子変異が生体に与える影響度を算出し、前記遺伝子スコアの算出に前記影響度を用いることを特徴とする治療方針立案支援装置。
【請求項6】
請求項1に記載の治療方針立案支援装置であって、
前記スコア算出部は、前記遺伝子変異データまたは前記遺伝子発現量データによって定められる条件を満たす遺伝子である重要遺伝子が最上流である遺伝子鎖を前記パスウェイデータから抽出し、前記重要遺伝子と前記遺伝子鎖の最下流遺伝子との関連度を表す遺伝子鎖スコアを遺伝子鎖毎に算出し、前記最下流遺伝子が同じ遺伝子である遺伝子鎖の遺伝子鎖スコアを加算することによって前記遺伝子スコアを算出することを特徴とする治療方針立案支援装置。
【請求項7】
請求項1に記載の治療方針立案支援装置であって、
前記スコア算出部は、前記パスウェイに含まれるエッジの一部をランダムに無効化しながら前記遺伝子スコアの算出を繰り返すことを特徴とする治療方針立案支援装置。
【請求項8】
請求項7に記載の治療方針立案支援装置であって、
前記スコア算出部は、繰り返し算出される前記遺伝子スコアの平均値を算出し、
前記遺伝子スコアの平均値が大きい順に前記遺伝子を列挙して表示する表示部をさらに備えることを特徴とする治療方針立案支援装置。
【請求項9】
請求項7に記載の治療方針立案支援装置であって、
前記スコア算出部は、繰り返し算出される前記遺伝子スコアの標準偏差を算出することを特徴とする治療方針立案支援装置。
【請求項10】
請求項7に記載の治療方針立案支援装置であって、
繰り返し算出される前記遺伝子スコアの推移を示すグラフを表示する表示部をさらに備えることを特徴とする治療方針立案支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、個々の患者に適した治療方針の立案を支援する治療方針立案支援装置に係る。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
がんの存在する臓器や病状をもとに薬剤を選択する従来のがん治療に対し、疾患に影響を及ぼす遺伝子変異に効果の見込まれる薬剤を選択するがんゲノム医療が2019年に日本において保険適用となった。がんゲノム治療では、遺伝子情報に基づき、必要に応じて遺伝子の相互作用ネットワークであるパスウェイを参照しつつ薬剤を選択するが、遺伝子変異等のデータ解釈に専門的な知識を要するとともに、膨大な相互ネットワークであるパスウェイの扱いに時間を要する。
【0003】
特許文献1には、広範かつ複雑なネットワークを形成するパスウェイの中から、生物学的に意味のある経路を効率的に得る分子ネットワーク分析支援装置が開示される。具体的には、医学文献DB(Data Base)、相互作用DB、薬理DBといった既知のDBに基づいて、パスウェイの中の探索経路毎に指定生体内現象との関連強度を算出し、算出結果をソートすることで、指定生体内現象に関わる探索経路を選択できることが開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開2008/102658号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら特許文献1では、既知のデータに基づいて、疾病等の指定生体内現象に関わる探索経路を選択しているに過ぎず、患者の体内における遺伝子の状態は反映されていない。すなわち、個々の患者に適した治療方針を立案するには至っていない。
【0006】
そこで本発明は、個々の患者に適した治療方針の立案を支援可能な治療方針立案支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために本発明は、治療方針の立案を支援するデータを表示する治療方針立案支援装置であって、患者の病変部位の細胞を分析することによって得られる遺伝子変異データまたは遺伝子発現量データを取得するデータ取得部と、遺伝子間の連なりを有向グラフで表すパスウェイのデータであるパスウェイデータが記憶される記憶部と、前記遺伝子変異データまたは前記遺伝子発現量データと、前記パスウェイデータとに基づいて、疾患と遺伝子との関連度を表す遺伝子スコアを算出するスコア算出部を備えることを特徴とする装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、個々の患者に適した治療方針の立案を支援可能な治療方針立案支援装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の治療方針立案支援装置のハードウェア構成図である。
実施例1において操作される画面の一例である。
実施例1の処理の流れの一例を示す図である。
実施例1において扱われる各種データの一例を示す図である。
パスウェイの一例について説明する図である。
パスウェイから抽出される遺伝子鎖の一例について説明する図である。
実施例1の出力画面の一例である。
実施例2の処理の流れの一例を示す図である。
実施例2の出力画面の一例である。
実施例3において操作される画面の一例である。
実施例3の処理の流れの一例を示す図である。
実施例3の出力画面の一例である。
実施例3の出力画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面に従って本発明に係る治療方針立案支援装置の好ましい実施例について説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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