TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2022068826
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-10
出願番号2021110985
出願日2021-07-02
発明の名称排ガス浄化装置
出願人日立造船株式会社
代理人個人,個人
主分類F01N 3/08 20060101AFI20220427BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】還元剤のバイパス通路からの漏出を回避しつつ、船舶への設置を容易化する。
【解決手段】排ガス浄化装置100は、船舶の船首尾方向に延び、互いに船尾側端部で連通する第1通路16及び第2通路17と、第1通路16に設けられる流入部12と、第2通路17の船首側端部に設けられる第1排出部13とを有する排ガス受け10と、還元剤等を噴霧するノズル20と、第1排出部13に接続される下流側通路4と、下流側通路4に設けられる脱硝反応器30と、脱硝反応器30をバイパスするバイパス通路9を開閉する第2開閉弁26とを備え、排ガス受け10は、第1通路16に設けられ、バイパス通路9が接続される排ガスの第2排出部14を有し、ノズル20は、第1通路16における第2排出部14よりも船尾側の位置に設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
船舶に設けられる排ガス浄化装置であって、
前記船舶の船首尾方向に延び、互いに船尾側端部で連通する第1通路および第2通路と、前記第1通路および前記第2通路の少なくとも一方に設けられる排ガスの流入部と、前記第2通路の船首側端部に設けられる排ガスの第1排出部とを有する排ガス受けと、
還元剤および還元剤前駆体の少なくとも一方を噴霧するノズルと、
前記第1排出部に接続される排気通路と、
前記排気通路に設けられる脱硝反応器と、
前記排ガス受けと前記排気通路とに前記脱硝反応器をバイパスして接続されるバイパス通路に設けられ、前記バイパス通路を開閉する開閉弁とを備え、
前記排ガス受けは、前記第1通路に設けられ、前記バイパス通路が接続される排ガスの第2排出部をさらに有し、
前記ノズルは、前記第1通路における前記第2排出部よりも船尾側の位置、または、前記第2通路に設けられている
ことを特徴とする排ガス浄化装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
請求項1に記載の排ガス浄化装置において、
前記流入部は、前記第1通路において前記船首尾方向に複数設けられており、
前記第2排出部は、最も船首側に位置する前記流入部と前記船首尾方向において位置が重なっている
ことを特徴とする排ガス浄化装置。
【請求項3】
請求項1に記載の排ガス浄化装置において、
前記流入部は、前記第1通路において前記船首尾方向に複数設けられており、
複数の前記流入部のうち船尾側の少なくとも2つは、前記第1通路および前記第2通路が互いに連通する連通部に位置している
ことを特徴とする排ガス浄化装置。
【請求項4】
請求項3に記載の排ガス浄化装置において、
前記ノズルは、前記連通部において最も船尾側に位置する前記流入部よりも船尾側に位置している
ことを特徴とする排ガス浄化装置。
【請求項5】
船舶に設けられる排ガス浄化装置であって、
前記船舶の船首尾方向に延び、互いに一端部で連通する第1通路および第2通路と、前記第1通路および前記第2通路の少なくとも一方に設けられる排ガスの流入部と、前記第2通路の他端部に設けられる排ガスの第1排出部とを有する排ガス受けと、
還元剤および還元剤前駆体の少なくとも一方を噴霧するノズルと、
前記第1排出部に接続される排気通路と、
前記排気通路に設けられる脱硝反応器と、
前記排ガス受けと前記排気通路とに前記脱硝反応器をバイパスして接続されるバイパス通路に設けられ、前記バイパス通路を開閉する開閉弁とを備え、
前記排ガス受けは、前記第1通路に設けられ、前記バイパス通路が接続される排ガスの第2排出部をさらに有し、
前記ノズルは、前記第1通路における前記第2排出部よりも前記一端部側の位置、または、前記第2通路に設けられている
ことを特徴とする排ガス浄化装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、船舶に設けられる排ガス浄化装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、例えば特許文献1に開示されているように、船舶用ディーゼルエンジンから排出された排ガス中の窒素酸化物(NOx)を無害化する排ガス浄化装置が知られている。この特許文献1の排ガス浄化装置は、排ガス受けと、排ガス受けの下流側に設けられたSCRリアクタと、排ガス受け内に還元剤を噴霧するノズルとを備えている。この排ガス浄化装置では、エンジンの排ガスが排ガス受けに集合し、還元剤と混合される。還元剤と混合された排ガスは、排ガス受けから排出され、SCRリアクタに流入する。SCRリアクタでは、脱硝触媒下で、排ガス中のNOxが還元剤と反応(脱硝反応)して還元除去される。これにより、NOxは無害化される。NOxが無害化された排ガスは、大気に排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5878860号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような船舶用の排ガス浄化装置として、排ガス受けから排ガスがSCRリアクタをバイパスするように排出されるバイパス通路を備えているものがある。バイパス通路には、開閉弁が設けられる。海域によってはNOxを無害化せずに排出することが許容される場合があり、そのような海域を航行する際は、バイパス通路を開放することで、排ガスがSCRリアクタを介さずに大気に排出される。
【0005】
ところで、一般に船舶では、推進抵抗を低減する観点から船尾側の船幅が船首側の船幅よりも小さくなっている。このことから、上述した排ガス浄化装置の設置を容易にするためには、設置スペースが嵩張るSCRリアクタを排ガス受けに対して船首側の位置に設けることが望ましく、バイパス通路および開閉弁も同様に排ガス受けにおいてできるだけ船首側の位置に設けることが望ましい。
【0006】
一方、還元剤を噴霧するノズルは、排ガス受けにおいて還元剤の蒸発作用および還元剤と排ガスとの混合作用を促進する観点から、排ガス受けにおけるSCRリアクタと連通する排出口から離れた船尾側の位置に設けて還元剤の流動距離をできるだけ稼ぐことが望ましい。しかしながら、そうすると、排ガス受けにおいてバイパス通路はノズルの下流側に位置することとなり、開閉弁の故障等によってバイパス通路を完全に閉鎖できない状態が生じた場合、ノズルから噴霧された還元剤がバイパス通路を介して大気に漏出する虞がある。
【0007】
本願に開示の技術は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、還元剤がバイパス通路から漏出することを回避しつつも、船舶への設置を容易化することができる排ガス浄化装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願に開示の技術は、船舶に設けられる排ガス浄化装置である。排ガス浄化装置は、排ガス受けと、ノズルと、排気通路と、脱硝反応器と、開閉弁とを備えている。前記排ガス受けは、前記船舶の船首尾方向に延び、互いに船尾側端部で連通する第1通路および第2通路と、前記第1通路および前記第2通路の少なくとも一方に設けられる排ガスの流入部と、前記第2通路の船首側端部に設けられる排ガスの第1排出部とを有している。前記ノズルは、還元剤および還元剤前駆体の少なくとも一方を噴霧する。前記排気通路は、前記第1排出部に接続されている。前記脱硝反応器は、前記排気通路に設けられている。前記開閉弁は、前記排ガス受けと前記排気通路とに前記脱硝反応器をバイパスして接続されるバイパス通路に設けられ、前記バイパス通路を開閉する。そして、前記排ガス受けは、前記第1通路に設けられ、前記バイパス通路が接続される排ガスの第2排出部をさらに有している。前記ノズルは、前記第1通路における前記第2排出部よりも船尾側の位置、または、前記第2通路に設けられている。なお、船首尾方向は、船舶の船首から船尾に向かう方向または船尾から船首に向かう方向であり、以降に記載する船首尾方向についても同様である。
【発明の効果】
【0009】
本願の排ガス浄化装置によれば、還元剤がバイパス通路から漏出することを回避しつつも、船舶への設置を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、排ガス浄化装置が設けられた舶用ディーゼルエンジンの設備を示す概略図である。
図2は、実施形態に係る排ガス浄化装置を右舷側から視て示す概略構成図である。
図3は、図2におけるA-A線の断面図である。
図4は、排ガス流れの一状態を示す図2相当図である。
図5は、実施形態の変形例1に係る排ガス受けを示す概略構成図である。
図6は、実施形態の変形例2に係る排ガス受けを示す概略構成図である。
図7は、実施形態の変形例3に係る排ガス受けを示す概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

麓技研株式会社
継手
4日前
株式会社クボタ
ディーゼルエンジン
9日前
株式会社クボタ
ディーゼルエンジン
9日前
株式会社クボタ
ディーゼルエンジン
9日前
株式会社クボタ
ディーゼルエンジン
9日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
6日前
フタバ産業株式会社
マフラ
9日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
6日前
井関農機株式会社
ディーゼルエンジン搭載の作業車
3日前
トヨタ自動車株式会社
エンジン装置
6日前
三菱重工航空エンジン株式会社
静翼セグメント
5日前
株式会社神戸製鋼所
バイナリー発電装置およびその制御方法
9日前
日本碍子株式会社
電気加熱型担体及び排気ガス浄化装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の排気浄化装置
2日前
ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
制御装置
9日前
プーレム ゲー・エム・ベー・ハー
排ガス加熱ユニット
5日前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物、及びレジストパターン形成方法
3日前
東京応化工業株式会社
レジスト組成物、及びレジストパターン形成方法
3日前
国立大学法人三重大学
新規フラボバクテリウム科細菌および魚類の保護
10日前