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公開番号2022067869
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-09
出願番号2020176717
出願日2020-10-21
発明の名称鞍乗型車両
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F02D 11/02 20060101AFI20220426BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】横置きV型エンジンを搭載し、電子制御スロットルを採用した鞍乗型車両において、機械式のスロットル制御方式を採用した場合と同等のアクセル操作感を実現し、アクセルポジションセンサをエンジンに取り付けられた部品等と干渉しないように配置し、かつアクセルポジションセンサを鞍乗型車両の意匠に影響を与えない位置に配置する。
【解決手段】横置きV型エンジン15を搭載した鞍乗型車両1において、アクセルポジションセンサ45を、前側シリンダユニット17に燃料燃焼用空気を供給する前側吸気経路36と、後側シリンダユニット21に燃料燃焼用空気を供給する後側吸気経路40との間に配置する。また、前側シリンダユニット17と後側シリンダユニット21との間に、冷却水流通用のホースを介してサーモスタット29を支持し、アクセルポジションセンサ45をサーモスタット29に固定する。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
前側シリンダユニットおよび後側シリンダユニットを有する横置きV型エンジンと、
前記前側シリンダユニットに燃料燃焼用空気を供給する前側吸気経路と、
前記後側シリンダユニットに燃料燃焼用空気を供給する後側吸気経路と、
アクセル開度を検出するアクセルポジションセンサとを備え、
前記前側吸気経路は前記前側シリンダユニットの上方に配置され、前記前側吸気経路の下端部が前記前側シリンダユニットに接続され、前記後側吸気経路は前記後側シリンダユニットの上方に配置され、前記後側吸気経路の下端部が前記後側シリンダユニットに接続され、前記アクセルポジションセンサは前記前側吸気経路と前記後側吸気経路との間に配置されていることを特徴とする鞍乗型車両。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記アクセルポジションセンサは、
スロットルグリップの回動操作に応じて動く可動部と、
前記可動部の動きをアクセル開度として検出する検出部と、
前記スロットルグリップの回動操作を前記可動部に伝達するためのケーブルを取り付けるケーブル取付部とを有し、
当該鞍乗型車両の前方視において、前記検出部は前記前側吸気経路の後側に隠れており、前記ケーブル取付部は前記前側吸気経路から車幅方向外側にはみ出していることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記前側吸気経路は、
前側スロットルボディと、
前記前側スロットルボディと前記前側シリンダユニットとを接続する前側接続管とを有し、
前記後側吸気経路は、
後側スロットルボディと、
前記後側スロットルボディと前記後側シリンダユニットとを接続する後側接続管とを有し、
前記アクセルポジションセンサは前記前側接続管と前記後側接続管との間に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記前側シリンダユニットと前記後側シリンダユニットとの間には、前記エンジンを冷却する冷却媒体を流通させる通路を有する冷却媒体流通機構が設けられ、前記アクセルポジションセンサは前記冷却媒体流通機構の上方に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記アクセルポジションセンサは前記冷却媒体流通機構に固定されていることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記冷却媒体流通機構は、
サーモスタットと、
前記サーモスタットと前記前側シリンダユニットとを接続し、前記サーモスタットと前記前側シリンダユニットとの間において前記冷却媒体を流通させる前側ホースと、
前記サーモスタットと前記後側シリンダユニットとを接続し、前記サーモスタットと前記後側シリンダユニットとの間において前記冷却媒体を流通させる後側ホースとを有し、
前記サーモスタットは前記前側ホースおよび前記後側ホースにより前記エンジンから離れた位置に支持され、前記アクセルポジションセンサは前記サーモスタットに固定されていることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗型車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御スロットルを採用した鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
鞍乗型車両において、アクセル操作に応じてスロットルバルブの開閉を制御するスロットル制御方式には機械式と電子式がある。機械式のスロットル制御方式は、スロットルグリップとスロットルボディとをスロットルケーブルにより接続し、スロットルケーブルを介してスロットルグリップの回動操作をスロットルバルブの軸に直接伝達してスロットルバルブを開閉させる方式である。一方、電子式のスロットル制御方式は、電子制御スロットルと呼ばれるもので、スロットルグリップの回動操作をアクセルポジションセンサにより検出し、エンジンコントロールユニット(ECU)等の電子制御装置がアクセルポジションセンサから出力される検出信号に基づいて電動モータを駆動し、スロットルバルブを開閉させる方式である。
【0003】
下記の特許文献1には、並列4気筒エンジンを搭載した自動二輪車であって、電子制御スロットルを採用したものが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013ー238159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、鞍乗型車両の中には、横置きV型エンジンを搭載したものがある。横置きV型エンジンは、シリンダ、シリンダヘッドおよびシリンダヘッドカバーを有する2つのシリンダユニットがクランクケースの概ね上方に側方視V字型に設けられたエンジンである。横置きV型エンジンを搭載した鞍乗型車両において、電子制御スロットルを採用するに当たり、以下に述べるように、いくつかの要請がある。
【0006】
まず、横置きV型エンジンを搭載し、かつ電子制御スロットルを採用しつつも、横置きV型エンジンを搭載し、かつ機械式のスロットル制御方式を採用した場合のアクセル操作感と同等のアクセル操作感を実現することが要請される。具体的に説明すると、横置きV型エンジンを搭載し、かつ機械式のスロットル制御方式を採用した鞍乗型車両においては、V型エンジンの前側シリンダユニットと後側シリンダユニットとの間にスロットルボディが配置され、前側シリンダユニットの吸気量の調整を行うスロットルバルブと、後側シリンダユニットの吸気量の調整を行うスロットルバルブとを連動させて制御する構造となっている。この構造において、スロットルボディは前側シリンダユニットと後側シリンダユニットとの間に配置されているので、スロットルグリップとスロットルボディとを接続するスロットルケーブルは、スロットルグリップから前側シリンダユニットと後側シリンダユニットとの間へ伸長している。ここで、アクセル操作感とは、運転者がアクセルを開けたときに感じる抵抗感、すなわちアクセルの重さである。スロットルケーブルの長さおよび曲率はアクセルの重さに大きな影響を与える。例えば、スロットルケーブルの長さが長い場合、またはスロットルケーブルの曲率が大きい場合には、アクセルが重くなる。横置きV型エンジンを搭載し、かつ機械式のスロットル制御方式を採用した鞍乗型車両においては、スロットルケーブルがスロットルグリップから前側シリンダユニットと後側シリンダユニットとの間へ伸長していることが、そのアクセル操作感に大きな影響を与えていると考えられる。このような、横置きV型エンジンを搭載し、かつ機械式のスロットル制御方式を採用した鞍乗型車両のアクセル操作感を、横置きV型エンジンを搭載し、かつ電子制御スロットルを採用した鞍乗型車両において実現することが要請される。
【0007】
次に、アクセルポジションセンサを、横置きV型エンジンに取り付けられた部品、または横置きV型エンジンの周囲に配置された部品と干渉しないように配置することが要請される。具体的に説明すると、横置きV型エンジンを搭載し、かつ電子制御スロットルを採用しつつも、横置きV型エンジンを搭載し、かつ機械式のスロットル制御方式を採用した場合のアクセル操作感と同等のアクセル操作感を実現するために、アクセルポジションセンサをエンジンの近傍に配置し、アクセルポジションセンサとスロットルグリップとをケーブルにより接続し、スロットルグリップの回動操作をアクセルポジションセンサに伝達する構造とすることが望ましい。この構造によれば、アクセルポジションセンサとスロットルグリップとを接続するケーブルの長さおよび曲率を、機械式のスロットル制御方式を採用した場合におけるスロットルケーブルの長さおよび曲率に近づけることができる。それゆえ、横置きV型エンジンを搭載し、かつ電子制御スロットルを採用した鞍乗型車両においても、横置きV型エンジンを搭載し、かつ機械式のスロットル制御方式を採用した鞍乗型車両と同等のアクセル操作感を実現することができる。この場合、アクセルポジションセンサを横置きV型エンジンの近傍に配置することとなるが、その際に、アクセルポジションセンサを、横置きV型エンジンに取り付けられた部品、または横置きV型エンジンの周囲に配置された部品と干渉しないように配置することが要請される。
【0008】
次に、アクセルポジションセンサを鞍乗型車両の意匠に影響を与えない位置に配置することが要請される。すなわち、アクセルポジションセンサが鞍乗型車両の外部に露出すると、鞍乗型車両の意匠が悪くなるおそれがある。したがって、アクセルポジションセンサを鞍乗型車両の内側に隠れるように配置することが要請される。
【0009】
本発明の課題は、横置きV型エンジンを搭載し、電子制御スロットルを採用し、かつ以上の要請を満たす鞍乗型車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明の鞍乗型車両は、前側シリンダユニットおよび後側シリンダユニットを有する横置きV型エンジンと、前記前側シリンダユニットに燃料燃焼用空気を供給する前側吸気経路と、前記後側シリンダユニットに燃料燃焼用空気を供給する後側吸気経路と、アクセル開度を検出するアクセルポジションセンサとを備え、前記前側吸気経路は前記前側シリンダユニットの上方に配置され、前記前側吸気経路の下端部が前記前側シリンダユニットに接続され、前記後側吸気経路は前記後側シリンダユニットの上方に配置され、前記後側吸気経路の下端部が前記後側シリンダユニットに接続され、前記アクセルポジションセンサは前記前側吸気経路と前記後側吸気経路との間に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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