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公開番号2022067808
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-09
出願番号2020176612
出願日2020-10-21
発明の名称内接歯車ポンプ
出願人豊興工業株式会社
代理人
主分類F04C 2/10 20060101AFI20220426BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】外歯歯車および内歯歯車の一層の軽量化を図り得る内接歯車ポンプを提供する。
【解決手段】両歯車5、6は一側面5B、6Bを軸方向に窪ませて凹部5C、6Cを形成し、一側面5B、6Bと対向する他側面5G、6Gを平坦に形成する。ポンプハウジング4は両歯車5、6の一側面5B、6Bが摺接する一摺接面4Aを平坦に形成すると共に、両歯車5、6の他側面5G、6Gが摺接する他摺接面4Bに、吸入域空間へ連通して液体を吸入する吸入ポート10と、吐出域空間に連通して液体を吐出する吐出ポート12とを開口する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
ポンプハウジングの収容孔に内歯を有するリング状の内歯歯車を回転自在に収容し、内歯歯車の内歯と内接噛み合いする外歯を有する外歯歯車を内歯歯車の内部に偏心して収容し、両歯車間には両歯車の回転により両歯間の噛み合い隙間が増加する領域に吸入域空間を形成し、両歯車の回転により両歯間の噛み合い隙間が減少する領域に吐出域空間を形成し、内歯歯車の内歯と外歯歯車の外歯とによりポンプ室を区画形成し、ポンプ室は両歯車の回転により吸入域空間で容積を増加すると共に、吐出域空間で容積を減少して設け、両歯車は一側面を軸方向に窪ませて凹部を形成し、一側面と対向する他側面を平坦に形成し、ポンプハウジングは両歯車の一側面が摺接する一摺接面を平坦に形成すると共に、両歯車の他側面が摺接する他摺接面に、吸入域空間へ連通して液体を吸入する吸入ポートと、吐出域空間に連通して液体を吐出する吐出ポートとを開口したことを特徴とする内接歯車ポンプ。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
前記凹部の圧力は前記吐出ポートの圧力より低く前記吸入ポートの圧力より高い中間圧力としたことを特徴とする請求項1に記載の内接歯車ポンプ。
【請求項3】
前記両歯車を合成樹脂製としたことを特徴とする請求項1または2に記載の内接歯車ポンプ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リング状の内歯歯車の内部に偏心して外歯歯車を収容し、両歯車を回転駆動して液体を吸入吐出する内接歯車ポンプに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
この種の内接歯車ポンプは、リング状の内歯歯車の内部に偏心して外歯歯車を収容し、両歯車の回転駆動で液体を吸入ポートより吸入して吐出ポートより吐出している。そして、外歯歯車は両側面を軸方向に窪ませて環状の凹部を形成し、軽量化を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-122548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、かかる従来の内接歯車ポンプでは、ポンプハウジングに弧状に形成した吸入ポートと吐出ポートに環状の凹部が連通しないよう凹部を小径に形成しているため、凹部は小さく外歯歯車の満足のいく軽量化を図り難い問題点があった。
【0005】
本発明の課題は、外歯歯車および内歯歯車の軽量化を図り得る内接歯車ポンプを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を達成すべく、本発明は次の手段をとった。即ち、
ポンプハウジングの収容孔に内歯を有するリング状の内歯歯車を回転自在に収容し、内歯歯車の内歯と内接噛み合いする外歯を有する外歯歯車を内歯歯車の内部に偏心して収容し、両歯車間には両歯車の回転により両歯間の噛み合い隙間が増加する領域に吸入域空間を形成し、両歯車の回転により両歯間の噛み合い隙間が減少する領域に吐出域空間を形成し、内歯歯車の内歯と外歯歯車の外歯とによりポンプ室を区画形成し、ポンプ室は両歯車の回転により吸入域空間で容積を増加すると共に、吐出域空間で容積を減少して設け、両歯車は一側面を軸方向に窪ませて凹部を形成し、一側面と対向する他側面を平坦に形成し、ポンプハウジングは両歯車の一側面が摺接する一摺接面を平坦に形成すると共に、両歯車の他側面が摺接する他摺接面に、吸入域空間へ連通して液体を吸入する吸入ポートと、吐出域空間に連通して液体を吐出する吐出ポートとを開口したことを特徴とする内接歯車ポンプがそれである。
【0007】
この場合、前記凹部の圧力は前記吐出ポートの圧力より低く前記吸入ポートの圧力より高い中間圧力としてもよい。また、前記両歯車を合成樹脂製としてもよい。
【発明の効果】
【0008】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明は、両歯車は一側面を軸方向に窪ませて凹部を形成し、一側面と対向する他側面を平坦に形成し、ポンプハウジングは両歯車の一側面が摺接する一摺接面を平坦に形成すると共に、両歯車の他側面が摺接する他摺接面に、吸入域空間へ連通して液体を吸入する吸入ポートと、吐出域空間に連通して液体を吐出する吐出ポートとを開口した。このため、凹部を形成した両歯車の一側面はポンプハウジングの平坦に形成した一摺接面と摺接するから、凹部はポンプハウジングの他摺接面に開口する吸入ポートと吐出ポートに影響されずに大きく形成することが可能で、外歯歯車および内歯歯車の一層の軽量化を図ることができる。また、ポンプハウジングは一摺接面を平坦に形成したから、形状を簡素化できて安価に製作することができる。
【0009】
また、請求項2に記載の発明は、凹部の圧力は吐出ポートの圧力より低く吸入ポートの圧力より高い中間圧力とした。このため、凹部の中間圧力は両歯車の他側面に作用する吐出ポートの圧力に対向して両歯車に作用するから、両歯車がポンプハウジングの一摺接面へ過度に押し付けられることを軽減できる。
【0010】
また、請求項3に記載の発明は、両歯車を合成樹脂製とした。このため、両歯車をより一層の軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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