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公開番号2022067617
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-06
出願番号2021105775
出願日2021-06-25
発明の名称入力システム
出願人株式会社ワコム
代理人個人,個人
主分類G06F 3/03 20060101AFI20220425BHJP(計算;計数)
要約【課題】実際の筆記入力時の状況に応じた筆記跡又は使用者の指定した任意の状況における筆記跡を表示することができる入力システムを提供する。
【解決手段】位置指示器は、芯体の特性及び/又はセンサの入力面の特性に応じた特性選定用情報を生成する特性選定用情報生成部と、特性選定用情報を外部装置に送信する送信部とを備える。位置検出装置は、センサを通じて位置指示器からの位置検出用信号を受信することに基づいて位置指示器により指示された位置を検出し、検出した位置指示器により指示された位置の情報を情報処理装置に供給する。情報処理装置は、位置指示器から送信される特性選定用情報を取得し、位置検出装置から受け取った位置指示器により指示された位置の情報に基づく位置指示器による筆記跡を、取得した特性選定用情報に応じた表示態様で表示する。
【選択図】図22
特許請求の範囲【請求項1】
位置指示器と、前記位置指示器により指示された位置を検出するためのセンサを有する位置検出装置と、情報処理装置とからなる入力システムであって、
前記位置指示器は、
前記センサにおける位置検出のための入力面に接触する芯体と、
前記センサに対して位置検出用信号を送出する位置検出用信号送信部と、
前記芯体の特性及び/又は前記入力面の特性に応じた特性選定用情報を生成する特性選定用情報生成部と、
前記特性選定用情報生成部で生成した前記特性選定用情報を外部装置に送信する送信部と、
を備え、
前記位置検出装置は、前記センサを通じて前記位置検出用信号を受信することに基づいて前記位置指示器により指示された位置を検出し、前記検出した前記位置指示器により指示された位置の情報を前記情報処理装置に供給し、
前記情報処理装置は、前記位置指示器から送信される前記特性選定用情報を取得し、前記位置検出装置から受け取った前記位置指示器により指示された位置の情報に基づく前記位置指示器による筆記跡を、前記取得した前記特性選定用情報に応じた表示態様で表示する
ことを特徴とする入力システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記位置指示器は、前記特性選定用情報を前記情報処理装置に送信する送信手段を備え、
前記情報処理装置は、前記位置指示器からの前記特性選定用情報を受信する受信手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の入力システム。
【請求項3】
前記特性選定用情報は、前記芯体が有する特性及び/又は前記入力面が有する特性に応じた実特性選定用情報である
ことを特徴とする請求項1に記載の入力システム。
【請求項4】
前記特性選定用情報は、前記芯体が有すべき希望特性と前記入力面が有すべき希望特性との少なくとも一方を指定する希望特性選定用情報である
ことを特徴とする請求項1に記載の入力システム。
【請求項5】
前記位置指示器は、前記芯体の特性及び/又は前記入力面の特性に応じた特性選定用情報を生成する情報生成部を備え、
前記情報生成部は、前記芯体が前記位置検出入力面に接触して位置指示入力がされるときの前記位置指示器の状態変化を検出する検出素子を有し、前記芯体が有する特性及び前記入力面が有する特性を定めるための前記実特性選定用情報を生成する
ことを特徴とする請求項3に記載の入力システム。
【請求項6】
前記検出素子は、前記位置指示器の動きを検出する動き検出センサである
ことを特徴とする請求項5に記載の入力システム。
【請求項7】
前記位置指示器は、前記芯体に印加される筆圧を検出する筆圧検出部を備え、前記筆圧検出部で検出された筆圧の情報を、前記位置検出用信号と共に送信し、
前記位置検出装置は、前記筆圧の情報を前記情報処理装置に供給し、
前記情報処理装置は、前記筆圧の情報の影響を除去した前記実特性選定用情報に応じた表示態様で前記筆記跡を表示する
ことを特徴とする請求項5に記載の入力システム。
【請求項8】
前記位置指示器は、前記芯体に印加される筆圧を検出する筆圧検出部と、前記筆圧検出部で検出された筆圧の情報を前記位置検出用信号とは別個に送信するための送信部とを備え、
前記情報処理装置は、前記位置指示器からの前記筆圧の情報を受信する受信部を備え、受信した前記筆圧の情報の影響を除去した前記実特性選定用情報に応じた表示態様で前記筆記跡を表示する
ことを特徴とする請求項5に記載の入力システム。
【請求項9】
前記位置指示器は、前記芯体の特性及び/又は前記入力面の特性に応じた特性選定用情報を生成する情報生成部を備え、
前記情報生成部は、前記芯体が前記位置検出入力面に接触して位置指示入力がされるときの音を収音するマイクロフォンからの音声情報に基づき前記特性選定用情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の入力システム。
【請求項10】
前記位置指示器は、前記芯体の特性及び/又は前記入力面の特性に応じた特性選定用情報を生成する情報生成部を備え、
前記情報生成部は、前記芯体が前記位置検出入力面に接触して位置指示入力がされるときの前記入力面を撮像する撮像素子からの撮像情報に基づき前記特性選定用情報を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の入力システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、位置指示器と位置検出装置と情報処理装置とからなる入力システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータ(以下、PCという)などの情報処理装置の操作入力手段としては、マウス、キーボードが用いられてきた。一方、文字等の入力、絵などの描画においては、位置検出センサを有する位置検出装置と共に使用される位置指示器が操作入力手段として用いられているようになってきている。位置指示器のうち、棒状の筐体を備え、ペン形状を有する入力具は、一般的に電子ペンと呼ばれる。
【0003】
位置検出センサの検出領域上に設けられる入力面上で、電子ペンなどの位置指示器によって位置指示がなされると、位置検出装置で、当該位置指示器により指示された位置検出センサの検出領域上の位置座標が検出される。そして、位置指示器による指示位置の移動軌跡(筆記跡)は、検出された位置座標の連続する筆記跡データとして形成され、当該筆記跡データにより表示画面に筆記跡が表示される。
【0004】
位置指示器を操作入力手段として用いると共に表示画面を備える入力システムとしては、表示画面を有する表示装置と位置検出装置と情報処理装置の機能を備えるデジタイザ装置あるいはタブレット装置と、位置指示器とからなるものと、表示画面を備えない位置検出装置を構成するデジタイザやタブレットと、それらデジタイザやタブレットが接続され、表示画面を備えるPCなどの情報処理装置と、位置指示器とからなるものとがある。
【0005】
位置指示器、例えば電子ペンは、従来の鉛筆等の筆記具の、紙などの筆記媒体に対する操作性や使用態様が同じものが求められるようになってきている。また、近年は、今まで紙などの筆記媒体に対して筆記跡を形成する鉛筆またはボールペンで用いられてきた形状や筐体を、そのまま電子ペンに使用したいという要望もある。すなわち、電子ペンの機能を全て備える電子ペン本体部をカートリッジ(電子ペンカートリッジ)の構成とすると共に、この電子ペン本体部のカートリッジを、ボールペンリフィルと同じ形状(同じ細さ及び長さを同じにすると共に、ペン先側を近似した構成とする)とすることで、ボールペンの外側ケース(外筐)に、電子ペンカートリッジを組み込むことができる。
【0006】
この考えの下に、ボールペンリフィルと同じ形状に構成した電子ペンカートリッジが提供されている(特許文献1(WO2016/031329号公報)等参照)。この電子ペンカートリッジを用いることで、従来の筆記具のボールペンと同様な使い勝手を実現して、従来の筆記部の使用感覚に変化を与えない(従来と同じように使うことができる)ようにすることができる。すなわち、カートリッジを筆記具のボールペンの筐体に組み込んで電子ペンを構成することで、ボールペンを使用するのと同じ感覚で、電子機器への入力ができるようになる。
【0007】
上述の特許文献1では、また、複数本の電子ペンカートリッジを、多色ボールペンの外側ケース(外筐)に組み込む電子ペンも提案されている。この場合、複数本の電子ペンカートリッジのそれぞれに固有の識別情報(カートリッジID)を付与して、その識別情報を位置検出装置や情報処理装置に伝達することで、情報処理装置側で、ノック操作により選択された電子ペンカートリッジを区別して、電子ペンによる筆記跡の色、線の太さ等を変えることができきるようにしている。
【0008】
また、鉛筆の木製の筐体の軸心方向に穴を設けて、電子ペンカートリッジを挿入することで、鉛筆型電子ペンも実現されている。さらに、ペン先側とは逆側の尾端部に電子消しゴムが取り付けられた鉛筆型電子ペンも提案されている。具体的には、電子ペンカートリッジを2つ用いて、先端部と尾端部に装着し、先端部と尾端部との識別のために信号周波数を異にしたり、異なる識別情報(カートリッジID)を送出させたりすることで、先端部と尾端部の電子ペンカートリッジを区別する。そして、先端部の電子ペンカートリッジで入力された場合、字を書く、絵を描く等の動作として処理し、尾端部の電子ペンカートリッジで入力されたときは、書いた文字や絵を消去する動作として処理するようにすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
WO2016/031329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従来の電子ペンを用いる入力システムでは、タブレット装置やPCなどの表示画面に表示される電子ペンによる筆記跡の線種や線の太さ、線の濃さなどの表示属性は、電子ペン側から指示するのではなく、タブレット装置やPCの情報処理装置の機能により、使用者が線種や線の太さ、線の濃さを選択するようにするのが一般的である。また、筆記媒体の種類も、タブレット装置やPCの情報処理装置の機能により、使用者が選択することができるように構成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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