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公開番号2022066628
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-05-02
出願番号2020175077
出願日2020-10-19
発明の名称腕金
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類H02G 7/00 20060101AFI20220422BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 腐食を防止できる腕金の提供。
【解決手段】 アルミ形材で角筒状に形成してあり、四周の壁2,3,4は、押出方向と直交する方向の一箇所で肉厚が薄くなるように壁2,3,4の内面に傾斜面5を設けてある。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
アルミ形材で角筒状に形成してあり、四周の壁は、押出方向と直交する方向の一箇所で肉厚が薄くなるように壁の内面に傾斜面を設けてあることを特徴とする腕金。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電柱に取付けられる腕金に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
電柱には、電線を架設するために腕金が取付けられている。従来、腕金はスチール製の角パイプで形成されており、腕金に形成された孔から雨水が浸入して内部に溜まることから、内部から腐食する問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、腐食を防止できる腕金の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による腕金は、アルミ形材で角筒状に形成してあり、四周の壁は、押出方向と直交する方向の一箇所で肉厚が薄くなるように壁の内面に傾斜面を設けてあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による腕金は、アルミ形材で角筒状に形成してあり、四周の壁は、押出方向と直交する方向の一箇所で肉厚が薄くなるように壁の内面に傾斜面を設けてあることで、内部に浸入した雨水をスムーズに排水することができ、内部に雨水が溜まらないため、腐食を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の腕金の第1実施形態を示す斜視図である。
同腕金の縦断面図である。
同腕金を電柱に取付けた状態を示す斜視図である。
同腕金の使用状態の例を示す斜視図である。
(a)は本発明の腕金の第2実施形態を示す縦断面図であり、(b)は本発明の腕金の第3実施形態を示す縦断面図である。
四周の壁の肉厚を一定にした単純形状の腕金と、断面の内形形状を八角形とした本発明の腕金とを対比して示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~4は、本発明の腕金の第1実施形態を示している。
本腕金1は、アルミニウム合金の押出形材で形成したものであり、図1,2に示すように、上壁2と下壁3と左右の側壁4,4とを有する角筒状となっている。四周の壁2,3,4は、押出方向と直交する方向の中央の一箇所で肉厚が薄くなるように壁2,3,4の内面に傾斜面5,5を設けてある。これにより本腕金1は、断面の内形形状が八角形になっている。傾斜面5の勾配は、1/10程度としてある。各壁2,3,4の外面は、フラットであり、断面の外形形状は正方形になっている。
腕金1の側壁4には、図3に示すように、腕金1を電柱6に対して固定するためのボルト7,7が挿通される長孔8,8が長手方向に沿って形成してある。また本腕金1には、図1に示すように、電線を受ける碍子等の機器(図示省略)を取付けるための取付孔9が適宜形成される。取付孔9は、全て使用されるわけではなく、腕金1の使用箇所や使用方法によって、使う孔と使わない孔とがある。腕金1の外側の表面には、アルマイト処理が施してある。
【0008】
本腕金1は、従来のスチール製の腕金と同様に、電柱6に巻き掛けたバンド10とボルト7,7とナット11,11により電柱6に固定される(図3参照)。本腕金1は、アルミ形材製で軽量なため、電柱6への取付け作業がしやすい。
本腕金1は、碍子を取付けて電線を支持するために用いることができる他、様々な機器を取付けるために用いることができる。図4はその一例として、第5世代移動通信システム(5G)の基地局となるアンテナ12を取付けた例を示している。
【0009】
本腕金1は、図2に示すように、各壁2,3,4の内面に傾斜面5,5を設けて断面の内形形状を八角形に形成してあることで、長孔8や取付孔9から雨水が内部に浸入すると、雨水は側壁4,4の内面を伝って下方に流れ、その後、下壁3の内面の傾斜面5,5により低くなった位置(中央位置)に向かって流れ、下壁3に形成された取付孔(使用されないもの)9や腕金1の長手方向端部の小口から外部に排水される。このように本腕金1は、断面の内形形状を八角形に形成してあることで、内部に浸入した雨水がスムーズに排水され、内部に雨水が溜まらないため、腐食を防止することができる。
【0010】
次に、本実施形態の腕金1の特徴について、四周の壁2,3,4の厚みが一定の単純形状との比較で説明する。図6(a)は、既存のスチール製腕金をアルミ化した際に同等の曲げ荷重性能を持ち得るように、四周の壁2,3,4の厚みを一定として設計したもの(単純形状)を示している。図6(b)は、各壁2,3,4の内面に押出方向と直交する方向の中央が薄くなるように傾斜面5,5を設けて、断面の内形形状を八角形としたものであり(第1実施形態)、四周の壁2,3,4の肉厚をt1=(t2min+t2max)/2となるように設計したものである。このように壁2,3,4の肉厚を設計したことで、図6(a)と図6(b)の斜線部の断面積はほぼ同じとなる。なお、t2minは、生産上ないし施工上より決まる最低限の厚みとしている。
腕金1には架線にかかる風荷重、架線の自重に対して耐えうる曲げ荷重性能が要求される。曲げ荷重性能Mは、図のy軸方向x軸回りではMx=FZxで示され、ここでFは材料の耐力、Zxはx軸回りの断面係数である。Zxは図の斜線部の重心位置から断面全体の重心位置までの距離dに関係しており、外面に突起などがない場合、斜線部の断面積Aと距離dによりほぼ決まる。
先に述べたように、図6(a)と図6(b)では斜線部の断面積がほぼ同じであり、斜線部の重心位置はわずかに図6(a)の方が外側にあるものの、図6(b)とほぼ同じである。したがって、図6(b)のものは、内部の排水性能を付加したものでありながら、断面係数Zxがほぼ同じになるので断面の曲げ荷重性能は図6(a)の単純形状と同等となり、断面積より算出される質量も同等であることから、材料コストも変わらない。
(【0011】以降は省略されています)

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