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公開番号2022064224
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-04-25
出願番号2020172834
出願日2020-10-13
発明の名称変調装置及び受信機
出願人日本放送協会
代理人個人
主分類H04L 27/26 20060101AFI20220418BHJP(電気通信技術)
要約【課題】固定受信向け放送及び移動受信向け放送のサービスを1つの放送波にて実現する際に、隣接チャンネルの放送波からの被干渉を低減する。
【解決手段】変調装置1の変調部30に備えた周波数IL部17の部分受信帯域階層間IL部44は、「端寄せノーマルモード」以外の場合、部分受信帯域の信号に対して通常の階層間ILを行い、「端寄せノーマルモード」かつ「部分受信なし」の場合、階層間セグメント単位ILを行い、「端寄せノーマルモード」かつ「部分受信あり」の場合、通常の階層間ILを行う。帯域合成部18は、「端寄せノーマルモード」以外の場合、通常の帯域合成を行ってデータセグメントを構成し、「端寄せノーマルモード」の場合、通常の帯域合成を行った後、部分受信フラグ及び下端上端識別フラグに応じて、部分受信帯域の信号等を周波数方向の下端または上端に寄せる等して、データセグメントを構成する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
A階層の信号、B階層の信号及びC階層の信号を帯域合成してデータセグメントを構成し、前記データセグメントに所定のTMCC(伝送多重制御信号)を含む信号を付加することでOFDM(直交周波数分割多重)フレームを構成し、前記OFDMフレームの信号を送信する変調装置において、
前記A階層の信号、前記B階層の信号及び前記C階層の信号を、部分受信帯域の信号及び非部分受信帯域の信号に分離する部分受信帯域分離部と、
前記部分受信帯域分離部により分離された前記部分受信帯域の信号に対し、階層間におけるキャリア単位の周波数IL(インターリーブ)を示す階層間キャリア単位ILを行うか、または前記階層間におけるセグメント単位の周波数ILを示す階層間セグメント単位ILを行い、
前記階層間キャリア単位ILまたは前記階層間セグメント単位ILの後の前記部分受信帯域の信号を、階層間IL後の部分受信帯域の信号として出力する部分受信帯域階層間IL部と、
前記部分受信帯域階層間IL部により出力された前記階層間IL後の部分受信帯域の信号に対し、及び前記部分受信帯域分離部により分離された前記非部分受信帯域の信号に所定の周波数ILが行われた信号に対し、セグメント内の周波数ILを行い、セグ内IL後の部分受信帯域の信号及び非部分受信帯域の信号を出力するセグ内IL部と、
前記セグ内IL部により出力された前記セグ内IL後の部分受信帯域の信号及び非部分受信帯域の信号の帯域合成を行うことで、帯域合成後の信号を生成し、
前記帯域合成後の信号のうち部分受信帯域のセグメントまたはA階層のセグメントを、前記帯域合成後の信号の周波数方向の下端または上端に寄せることで、前記データセグメントを構成するか、または前記帯域合成後の信号を前記データセグメントとして構成する帯域合成部と、
を備えたことを特徴とする変調装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の変調装置において、
前記部分受信帯域階層間IL部は、
前記TMCCに基づいて、端寄せモードであるか否かを示す伝送帯域モード、部分受信ありまたは部分受信なしを示す部分受信フラグ、SP(スキャッタードパイロット)パターンが前記A階層、前記B階層及び前記C階層の間で同じまたは同じでないかを示すSPパターン状態を判定し、
前記伝送帯域モードが前記端寄せモードであり、かつ前記部分受信フラグが前記部分受信ありであり、前記SPパターン状態が前記階層間で同じである場合、前記部分受信帯域の信号に対し、前記階層間キャリア単位ILを行い、
前記伝送帯域モードが前記端寄せモードであり、かつ前記部分受信フラグが前記部分受信ありであり、前記SPパターン状態が前記階層間で同じでない場合、前記部分受信帯域の信号に対し、前記階層間セグメント単位ILを行い、
前記伝送帯域モードが前記端寄せモードであり、かつ前記部分受信フラグが前記部分受信なしである場合、前記部分受信帯域の信号に対し、前記階層間セグメント単位ILを行い、
前記伝送帯域モードが前記端寄せモード以外であり、前記SPパターン状態が前記階層間で同じである場合、前記部分受信帯域の信号に対し、前記階層間キャリア単位ILを行い、
前記伝送帯域モードが前記端寄せモード以外であり、前記SPパターン状態が前記階層間で同じでない場合、前記部分受信帯域の信号に対し、前記階層間セグメント単位ILを行い、
前記帯域合成部は、
前記伝送帯域モードが前記端寄せモードである場合、前記帯域合成後の信号のうち前記部分受信帯域のセグメントまたは前記A階層のセグメントを、前記帯域合成後の信号の周波数方向の下端または上端に寄せることで、前記データセグメントを構成し、
前記伝送帯域モードが前記端寄せモード以外である場合、前記帯域合成後の信号を前記データセグメントとして構成する、ことを特徴とする変調装置。
【請求項3】
請求項2に記載の変調装置において、
さらに、前記OFDMフレームにおける周波数帯域の下端から上端に渡る固定のセグメント位置毎のセグメント内の所定のキャリア位置に前記TMCCを設定し、前記帯域合成部により構成された前記データセグメントに前記TMCCを付加することで、前記OFDMフレームを構成するOFDMフレーム構成部を備えたことを特徴とする変調装置。
【請求項4】
A階層の信号、B階層の信号及びC階層の信号が帯域合成されたデータセグメント及びTMCCを含むOFDMフレームの信号から、部分受信帯域の信号をフィルタ処理にて受信し、前記部分受信帯域の信号からA階層の信号を抽出し、前記A階層の信号を復調する受信機において、
前記OFDMフレームの信号から、前記部分受信帯域の信号のセグメントに含まれる前記TMCCを取得するTMCC取得部と、
前記TMCC取得部により取得された前記TMCC及び予め設定された中心周波数fcに基づいて、移動受信用中心周波数f’を決定する中心周波数決定部と、
前記TMCC取得部により取得された前記TMCCに基づいて、前記部分受信帯域の信号または前記A階層の信号が前記データセグメントの周波数方向の下端または上端に寄っている端寄せモードであるか否かを示す伝送帯域モードを判定し、
前記伝送帯域モードが前記端寄せモードである場合、前記中心周波数決定部により決定された前記移動受信用中心周波数f’を基準にして、前記部分受信帯域の信号から前記A階層の信号を抽出し、前記A階層の信号を復調し、
前記伝送帯域モードが前記端寄せモード以外である場合、前記中心周波数fcを基準にして、前記部分受信帯域の信号から前記A階層の信号を抽出し、前記A階層の信号を復調する受信処理部と、を備え、
前記TMCC取得部は、
前記OFDMフレームの信号から任意のセグメント位置の1つのセグメントを抽出し、前記セグメント位置の前記セグメント内における予め設定された前記TMCCのキャリア位置からデータを抽出して復調することで、復調後のデータを生成し、前記復調後のデータの構造と予め設定された前記部分受信帯域の信号のセグメントに含まれる前記TMCCのデータ構造とを比較するセグメント抽出比較処理を行い、
前記構造が不一致の場合、新たなセグメント位置の1つのセグメントについて、前記セグメント抽出比較処理を行い、
前記構造が一致する場合、前記復調後のデータを、前記部分受信帯域の信号のセグメントに含まれる前記TMCCとして取得する、ことを特徴とする受信機。
【請求項5】
請求項4に記載の受信機において、
前記受信処理部は、
前記TMCCに基づいて、部分受信ありまたは部分受信なしを示す部分受信フラグ、前記A階層の信号のセグメント数を示すA階層数、及び、前記伝送帯域モードが前記端寄せモードである場合の前記下端または前記上端を示す下端上端識別フラグを判定し、
前記中心周波数決定部は、
前記部分受信フラグ、前記A階層数、前記下端上端識別フラグ及び前記中心周波数fcに基づいて、移動受信用中心周波数f’を決定する、ことを特徴とする受信機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、固定受信向け放送及び移動受信向け放送のサービスを1つの放送波により実現するシステムにおいて、特に、隣接チャンネルの干渉を低減する変調装置及び受信機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、地上波による4K・8K放送の実現に向けて、地上放送高度化方式の開発が進められている(例えば非特許文献1,2を参照)。地上放送高度化方式は、現行のISDB-T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)方式(例えば非特許文献3を参照)の特長である階層伝送が可能なセグメント構造を継承しており、1つの放送波で固定受信向けサービス及び移動受信向けサービスを多重可能な方式である。
【0003】
また、地上放送高度化方式は、伝送容量拡大のため、帯域幅を現行の地デジの5.57MHzから5.83MHzに拡大し、セグメント数も現行の地デジの13から35に拡大している。
【0004】
図20は、セグメント配置を説明する図である。(1)は現行の地デジの場合を示し、(2)は、地上放送高度化方式において階層間(A階層、B階層及びC階層の間)でSP(Scattered Pilot:スキャッタードパイロット)の配置パターン(SPパターン)が異なる場合を示し、(3)は、地上放送高度化方式において階層間でSPパターンが同じ場合を示す。
【0005】
(1)に示すように、現行の地デジのセグメント配置は、セグメント数が13であり、その全体の帯域幅は5.57MHzである。移動受信向けの部分受信帯域のセグメント(ワンセグ)は、13セグメントのうちの中央の1セグメントに配置されている。
【0006】
一方、(2)及び(3)に示すように、地上放送高度化方式は、セグメント数が35であり、その全体の帯域幅は5.83MHzである。移動受信向けセグメントを含む部分受信帯域のセグメントは、35セグメントの中央に配置され、その数は9セグメントである。
【0007】
(2)において、太線の枠で囲んだセグメントが、移動受信向けのA階層のセグメントである。移動受信用の受信機は、部分受信帯域のみの9セグメントをフィルタ処理にて受信し、そのうちのA階層のセグメント(本例では5セグメント)のみを抽出して復調する。
【0008】
また、(2)では、変調装置により、部分受信帯域内の階層間でセグメント単位のインターリーブ処理が行われ、(3)では、変調装置により、部分受信帯域内の階層間でキャリア単位のインターリーブ処理が行われる。
【0009】
一方、UHF帯で放送波を送信するためには、他の無線局への与干渉及び他の無線局からの被干渉を考慮する必要があり、それぞれの送信局の諸元(送信電力、送信指向性等)は、その基準値である混信保護比(例えば非特許文献4を参照)を満足するように設計されている。
【0010】
地上放送高度化方式の放送波を現行の地デジと同じUHF帯で送信するためには、同様の混信保護比の基準が必要となる。この混信保護比の基準が現行の地デジと同じである場合には、送信局の設計基準が同じとなるが、混信保護比を変更することができれば、設計基準を緩和することができ、例えば、地上放送高度化方式の送信局の送信出力を現行の地デジの送信局の送信電力より大きくすることでサービスエリアを拡大することが可能となる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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