TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2022050793
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-03-31
出願番号2020156913
出願日2020-09-18
発明の名称電磁駆動ポンプ
出願人株式会社不二越
代理人個人,個人
主分類F04B 53/16 20060101AFI20220324BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】装置を複雑化することなく、流体の体積膨張による構成部品の破損を好適に防ぐことが可能な電磁駆動ポンプを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかる電磁駆動ポンプ100の構成は、ハウジング110と、ハウジング110内に配置された電磁コイル120と、電磁コイル120の内側に配置された固定鉄心130と、電磁コイル120の内側に配置されハウジング110内を移動可能な可動鉄心140と、可動鉄心140内に流体を吸い込む吸込弁150と、可動鉄心内の流体を吐き出す吐出弁160と、吐出弁160と連通する吐出口172を有し、可動鉄心140を摺動させるガイド142の一端を封止する吐出口本体170と、を備え、吐出口本体170は、ポンプ室112の容積変化に応じて流体が膨張する方向に弾性変形可能な樹脂製であることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジング内に配置された電磁コイルと、
電磁コイルの内側に配置された固定鉄心と、
前記電磁コイルの内側に配置され前記ハウジング内を移動可能な可動鉄心と、
前記可動鉄心内に流体を吸い込む吸込弁と、
前記可動鉄心内の流体を吐き出す吐出弁と、
前記吐出弁と連通する吐出口を有し、前記可動鉄心を摺動させるガイドの一端を封止する吐出口本体と、
を備え、
前記吐出口本体は、ポンプ室の容積変化に応じて流体が膨張する方向に弾性変形可能な樹脂製であることを特徴とする電磁駆動ポンプ。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記吐出口本体には、膨張による変形方向の表面にバネ鋼で形成されたリングを備え、
前記リングは、前記吐出口本体の変形方向に弾性変形可能であることを特徴とする請求項1に記載の電磁駆動ポンプ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電磁コイルを動力として用いる電磁駆動ポンプに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、流体を移送するポンプとして、電磁コイルを動力に用いる電磁駆動ポンプが知られている。電磁駆動ポンプは、ハウジングの内部をプランジャーが往復することにより、流体を移送する。ここで電磁駆動ポンプは、停止時にはポンプ室内に流体が残存した状態となる。この流体が特に水であった場合、冬季には水が凍結する。すると、水の体積が膨張し、ハウジング等の構成部品が破損してしまうことがある。
【0003】
水の凍結によるハウジングの破損を防ぐ手段としては、冬季、電磁駆動ポンプを使用しない間は予め水抜きをしておく方法がある。しかしながら、この方法であると、水抜き作業を行わなくてはならないため、手間が生じ、時間も要する。そこで例えば特許文献1の定容積型電磁ポンプでは、流体の体積が膨張すると、アッパストッパが上方に移動することによりポンプ室の容積を拡大している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5288285号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の技術によれば、水抜き作業を行わなくても、流体の膨張による破損を防ぐことができると考えられる。しかしながら、それはアッパストッパが上方に移動可能である場合であり、仮にアッパストッパの上方の空間に残存している流体が先に凍結すると、アッパストッパが上方に移動できなくなる。すると、破損を防ぐ効果は得られない。また特許文献1のように別途部品を必要とする構成であると、装置構成が複雑化する上に、装置コストの増大を招いてしまう。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑み、装置を複雑化することなく、流体の体積膨張による構成部品の破損を好適に防ぐことが可能な電磁駆動ポンプを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明にかかる電磁駆動ポンプの代表的な構成は、ハウジングと、ハウジング内に配置された電磁コイルと、電磁コイルの内側に配置された固定鉄心と、電磁コイルの内側に配置されハウジング内を移動可能な可動鉄心と、可動鉄心内に流体を吸い込む吸込弁と、可動鉄心内の流体を吐き出す吐出弁と、吐出弁と連通する吐出口を有し、可動鉄心を摺動させるガイドの一端を封止する吐出口本体と、を備え、吐出口本体は、ポンプ室の容積変化に応じて流体が膨張する方向に弾性変形可能な樹脂製であることを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、流体、例えば水が凍結して体積が膨張すると、可動鉄心が通常の可動範囲を超えて移動し、その可動鉄心に押されて吐出口本体が弾性変形する。このように吐出口本体が流体の膨張に追従して変形可能であることにより、電磁駆動ポンプの構成部品の損傷を好適に防止することができる。また別途追加する部品が不要であるため、装置構成を複雑化させることなく、上述した効果を得ることが可能である。
【0009】
上記吐出口本体には、膨張による変形方向の表面にバネ鋼で形成されたリングを備え、リングは、吐出口本体の変形方向に弾性変形可能であるとよい。凍結した流体は、溶解すると体積が元に戻る。これに伴い、弾性変形した吐出口本体は、変形前の形状に戻ろうとする。しかしながら、樹脂もある程度の弾性を有するものの、長時間変形した状態であると、外力が除去された後も元の形状に戻りづらくなる。そこで、吐出口本体の表面にバネ鋼で形成されたリングを配置する。これにより、リングが弾性変形することで樹脂製の吐出口本体が元の形状に戻ることを補助することが可能となる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、装置を複雑化することなく、流体の体積膨張による構成部品の破損を好適に防ぐことが可能な電磁駆動ポンプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
ポンプシステムの製造方法
10日前
シャープ株式会社
送風機
1か月前
豊興工業株式会社
内接歯車ポンプ
4日前
豊興工業株式会社
内接歯車ポンプ
1か月前
エドワーズ株式会社
真空ポンプ
8日前
株式会社不二越
電磁ポンプ
1か月前
シャープ株式会社
送風装置
1か月前
リズム株式会社
空調服用送風機の取付構造
1か月前
株式会社デンソー
ファン装置
1か月前
ダイハツ工業株式会社
圧縮機
1日前
株式会社デンソー
ファン装置
24日前
日本電産株式会社
遠心ファンおよび電気製品
23日前
株式会社山田製作所
スカベンジポンプ
2日前
エドワーズ株式会社
真空ポンプ
9日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
1か月前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
1か月前
株式会社神戸製鋼所
圧縮機
1か月前
NTN株式会社
電動オイルポンプ
2か月前
株式会社電業社機械製作所
渦流抑制装置
3日前
株式会社島津製作所
ターボ分子ポンプ
1か月前
エドワーズ株式会社
真空ポンプ
1か月前
株式会社クボタ
運転制御方法
24日前
日本電産株式会社
送液装置および冷却ユニット
1か月前
個人
回転自在の吹出シェルによる多方向同時送風装置
1か月前
株式会社IHI
電動圧縮機
1か月前
株式会社IHI
電動コンプレッサ
1か月前
株式会社神戸製鋼所
圧縮機ユニット
1日前
株式会社川本製作所
給水装置
1か月前
日本電産株式会社
インペラ、送風装置、および、掃除機
1か月前
株式会社川本製作所
給水装置
1か月前
株式会社クボタ
外接型ギヤポンプ
17日前
株式会社川本製作所
給水装置
1か月前
株式会社川本製作所
給水装置
1か月前
株式会社川本製作所
給水装置
1か月前
住友金属鉱山株式会社
送液設備
24日前
JFEエンジニアリング株式会社
蒸気インジェクタ
24日前
続きを見る