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公開番号2022049632
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-03-29
出願番号2020174676
出願日2020-10-16
発明の名称水素含有日本酒の製造方法
出願人株式会社トクヤマ
代理人
主分類C12G 3/022 20190101AFI20220322BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】 処理前の日本酒固有の味や香りに与える影響を効果的に防止し、日本酒に十分な濃度の水素を安全に溶解させる方法及び装置を提供する。
【解決手段】 耐圧性密閉容器1内に、ヘッドスペース3の体積(VH)が上記耐圧性密閉容器の体積(V0)に対して5~40%となるように日本酒を充填し、前記ヘッドスペース3に0.1MPa・G以上の圧力で水素ガスを存在せしめ、1時間以上静置する。その際、前記日本酒の温度を0~15℃に調整すること、前記日本酒が吟醸酒であることが好ましい。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
耐圧性密閉容器内に、ヘッドスペースの体積(V

)が上記耐圧性密閉容器の体積(V

)に対して5~40%となるように日本酒を充填し、前記ヘッドスペースに0.1MPa・G以上の圧力で水素ガスを存在せしめ、1時間以上静置することを特徴とする水素含有日本酒の製造方法。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記日本酒の温度を0~25℃に調整する、請求項1に記載の水素含有日本酒の製造方法。
【請求項3】
前記日本酒が吟醸酒である請求項1又は2に記載の水素含有日本酒の製造方法。
【請求項4】
容器内の上部に開口したガス供給配管を、日本酒を供給するための液給口を備えた耐圧性密閉容器を含み、上記耐圧性密閉容器は、ヘッドスペースの圧力を検出する圧力計を備え、前記ガス供給配管は水素ボンベと接続し得るように構成されたことを特徴とする水素含有日本酒の製造装置。
【請求項5】
前記耐圧性密閉容器が、容器内面の径(D)に対する高さ(L)の比(L/D)が1~6の範囲にある、請求項4に記載の水素含有日本酒の製造装置。
【請求項6】
前記耐圧性密閉容器の胴部に、冷却ジャケットを備えた、請求項4又は5に記載の水素含有日本酒の製造装置。
【請求項7】
前記ヘッドスペースを減圧するための真空ポンプを備えた請求項4~6のいずれか一項に記載の水素含有日本酒の製造装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水素含有日本酒の新規な製造方法に関する。詳しくは、日本酒の味わいを変えることなく、日本酒に水素を含有せしめる方法を提供する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、日本酒等の酒類に水素を吹き込んで溶解させ、酸化防止を図る試みは従来から提案されている。
【0003】
従来、酒類への水素溶解方法は、より多くの水素を溶解させるため、酒類に水素を吹き込んで溶解させる方法が一般的であり、水素をマイクロバブル化して日本酒に吹き込む方法(特許文献1)、水素を加圧して日本酒に吹き込む方法、更には、循環タンクを設け、日本酒を循環させながら水素を吹き込む方法などが提案されている。
【0004】
ところが、これらの方法は日本酒に吹き込まれた水素ガスによる激しい攪拌や振動により、その味に変化が起こり、処理前の日本酒固有の味や香りに影響することが本発明者らの実験により判明した。
【0005】
そのため、製造した日本酒固有の味わいが水素を溶解したがために変化すること、また、その変化は水素による処理条件により変化し、安定した日本酒の製造が困難となることが懸念される。
【0006】
また、バブリングに際しては、処理容器への水素の供給量に見合うパージが必要となり、排出される水素ガスの安全対策が必要となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2009-44988号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従って、本発明の目的は、処理前の日本酒固有の味や香りに与える影響を効果的に防止し、日本酒に十分な濃度の水素を安全に溶解させる方法及び装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、前記目的を達成すべく研究を重ねた結果、静置状態で、日本酒の液面が接する気相部に水素を存在させることにより、日本酒の味わい、特に香りを大きく変えることなく、十分な量の水素を溶解可能であること、更には、溶解した水素は比較的安定であり、瓶詰め後6ヶ月以上存在が確認できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
即ち、本発明によれば、密閉容器内に、ヘッドスペースの体積(V

)が上記耐圧性密閉容器の体積(V

)に対して5~40%となるように日本酒を充填し、前記ヘッドスペースに0.1MPa・G以上の圧力で水素ガスを存在せしめ、1時間以上静置することを特徴とする水素含有日本酒の製造方法が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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