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公開番号2022045710
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-03-22
出願番号2020151447
出願日2020-09-09
発明の名称遠心圧縮機
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人
主分類F04D 29/053 20060101AFI20220314BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】可動ローラを支持する軸受の内輪の摩耗を抑制しつつ軸受の外輪を支持するとともに増速機を小型化できる遠心圧縮機を提供すること。
【解決手段】第3収容部143は、第3収容部143を規定する底面147と、第3収容部143を規定する側面148と、底面147に設けられ、増速機側に向けて開口する凹部149と、を有している。互いに切り欠かれた第2の挿通孔14cの内周面の一部及び側面148の一部が連通している。可動ローラを支持する軸受は、外輪のみが底面147に当接して支持されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
駆動源によって回転する第1のシャフトの動力を第2のシャフトに伝達する増速機と、
前記増速機が収容され、前記第1のシャフトが挿通される第1の挿通孔及び前記第2のシャフトが挿通される第2の挿通孔が形成されたハウジングと、を備え、
前記増速機は、
前記第1のシャフトの回転に伴って回転するリング部材と、
前記リング部材と前記第2のシャフトの間に設けられた、固定ローラ及び可動ローラを含む複数のローラと、を有し、
前記ハウジングには、
前記第2のシャフトの軸線方向に延び、前記第2の挿通孔を規定する内面と、
前記可動ローラを支持する軸受が収容され、前記増速機側に向けて開口する収容部と、が形成された遠心圧縮機であって、
前記軸受は、少なくとも内輪と外輪を備える転がり軸受であり、
前記収容部は、
前記収容部を規定する底面と、
前記収容部を規定する側面と、
前記底面に設けられ、前記増速機側に向けて開口する凹部と、を有し、
互いに切り欠かれた前記内面の一部及び前記側面の一部が連通し、
前記軸受は、前記外輪のみが前記底面に当接して支持されていることを特徴とする遠心圧縮機。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記凹部は、
前記凹部を規定する底面と、
前記凹部を規定する側面と、を有し、
前記内輪は、前記凹部の前記底面に接触しないことを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
【請求項3】
前記第2のシャフトの外周面と、前記内面との間には、シール部材が設けられ、
前記ハウジングは、
前記内面に開口するとともに前記シール部材にオイルを供給するオイル供給孔と、
前記凹部の前記側面と前記第2の挿通孔とを連通する連通路と、を有することを特徴とする請求項2に記載の遠心圧縮機。
【請求項4】
前記凹部の前記側面の少なくとも一端には、他の部分よりも内側に突出する屈曲部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の遠心圧縮機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遠心圧縮機に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に記載される増速機を備える遠心圧縮機が知られている。
上記の増速機は、電動モータによって回転する第1のシャフトの動力を第2のシャフトに伝達するものである。増速機は、第1のシャフトの回転に伴って回転するリング部材と、リング部材と第2のシャフトとの間に設けられた3つのローラと、を有している。3つのローラは、1つの可動ローラ、及び2つの固定ローラを含んでいる。
【0003】
遠心圧縮機は、増速機が収容され、第1のシャフトが挿通される第1の挿通孔及び第2のシャフトが挿通される第2の挿通孔が形成されたハウジングを備えている。ハウジングには、可動ローラを支持する軸受が収容され、第2のシャフトの軸線方向において凹状の収容部が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-180791号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記の遠心圧縮機では、可動ローラを支持する軸受の内輪が可動ローラとともに収容部内を移動する。また、可動ローラを支持する軸受の内輪が可動ローラとともに回転する。したがって、可動ローラを支持する軸受の内輪と収容部の底面とが摩擦する。そのため、可動ローラを支持する軸受の内輪が摩耗する虞がある。
【0006】
また、上記の遠心圧縮機において、第2の挿通孔と収容部とが第2のシャフトの径方向において離間して配置されているため、増速機の大型化に繋がる。
本発明の目的は、可動ローラを支持する軸受の内輪の摩耗を抑制しつつ増速機を小型化できる遠心圧縮機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する遠心圧縮機は、駆動源によって回転する第1のシャフトの動力を第2のシャフトに伝達する増速機と、前記増速機が収容され、前記第1のシャフトが挿通される第1の挿通孔及び前記第2のシャフトが挿通される第2の挿通孔が形成されたハウジングと、を備え、前記増速機は、前記第1のシャフトの回転に伴って回転するリング部材と、前記リング部材と前記第2シャフトの間に設けられた、固定ローラ及び可動ローラを含む複数のローラと、を有し、前記ハウジングには、前記第2のシャフトの軸線方向に延び、前記第2の挿通孔を規定する内面と、前記可動ローラを支持する軸受が収容され、前記増速機側に向けて開口する収容部と、が形成された遠心圧縮機であって、前記軸受は、少なくとも内輪と外輪を備える転がり軸受であり、前記収容部は、前記収容部を規定する底面と、前記収容部を規定する側面と、前記底面に設けられ、前記増速機側に向けて開口する凹部と、を有し、互いに切り欠かれた前記内面の一部及び前記側面の一部が連通し、前記軸受は、前記外輪のみが前記底面に当接して支持されている。
【0008】
これによれば、可動ローラを支持する軸受の外輪のみが収容部を規定する底面に当接して支持されている。そのため、可動ローラを支持する軸受の内輪と収容部を規定する底面との摩擦が抑制されている。よって、可動ローラを支持する軸受の内輪の摩耗を抑制しつつ軸受の外輪を支持できる。
【0009】
そして、第2の挿通孔の内面の一部と収容部を規定する側面とが互いに連通している。そのため、第2のシャフトの径方向において収容部が第2の挿通孔に開口している。よって、収容部と第2の挿通孔とは、第2のシャフトの径方向において一部重なり合うように配置されている。よって、可動ローラがより第2のシャフト寄りに配置され、第2のシャフトの径方向において、増速機を小型化できる。したがって、可動ローラを支持する軸受の内輪の摩耗を抑制しつつ増速機を小型化できる。
【0010】
上記の遠心圧縮機において、前記凹部は、前記凹部を規定する底面と、前記凹部を規定する側面と、を有し、前記内輪は、前記凹部の前記底面に接触しないとよい。
これによれば、可動ローラを支持する軸受の内輪が凹部の規定する底面に接触しないため、可動ローラを支持する軸受の内輪と、凹部を規定する底面との間には空隙が形成される。したがって、可動ローラを支持する軸受の内輪は、凹部を規定する底面にも接触することがないため、可動ローラを支持する軸受の内輪の摩耗をより抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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