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公開番号2022045621
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-03-22
出願番号2020151308
出願日2020-09-09
発明の名称排水ソケット
出願人TOTO株式会社
代理人
主分類E03D 11/14 20060101AFI20220314BHJP(上水;下水)
要約【課題】施工者が特段配慮した作業をせずとも、シール不良や排水不良を起こす事なく、正確に衛生陶器の排水口と排水ソケットを組み付けることが可能な排水ソケットを提供することを目的とする。
【解決手段】排水ソケットに、衛生陶器の施工時における前記シール材の押し付け力のバラツキに伴うシール材の潰れバラツキを抑制する組付けバラツキ吸収手段を設ける。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
衛生陶器に備え付けられた排水を流出させるための第一排水口と、
壁面に備え付けられた排水を流出させるための第二排水口と、
第一排水口と第二排水口を接続する排水ソケットにおいて、
壁面と衛生陶器の裏面上部間に設けられたフックと回転支持部材からなる取付用ハンガーと、
前記排水ソケットに設けられ、前記衛生陶器に当接することで前記第一排水口と前記排水ソケット間の漏水を防ぐシール材と、を備え、
前記排水ソケットには、衛生陶器の施工時における前記シール材の押し付け力のバラツキに伴うシール材の潰れバラツキを抑制する組付けバラツキ吸収手段を設けたことを特徴とする排水ソケット。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記組付けバラツキ吸収手段は、シール材の両側を覆うように設けられた壁部と、
前記両側の壁部によって構成されたシール格納部と、を備え、
前記壁部は衛生陶器の施工時における前記シール材の押し付け力方向に可動自在に設けられていることを特徴とする請求項1記載の排水ソケット。
【請求項3】
前記壁部は、予め決められた長さ以上可動しないように構成されていることを特徴とする請求項2記載の排水ソケット。
【請求項4】
前記壁部は、シール格納部の内周側の壁が可動するよう構成され、シール格納部の外周側の壁は、予め決められた長さ以上シールを潰さない長さとして形成された固定壁として構成されていることを特徴とする請求項3記載の排水ソケット。
【請求項5】
シール材の両側にある壁部の内、排水流路側の壁部が可動し、他方の壁部は予め決められた長さで固定されており、排水流路側の壁部は、衛生陶器の組付け前、シール材より衛生陶器側に突出していることを特徴とする請求項4記載の排水ソケット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、排水ソケットに係り、特に、衛生陶器の排水口と壁面に設けられた排水口とを連結する排水ソケットに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
現在の主な小便器や洗面器の取り付け方法は、衛生陶器が重いが故に、衛生陶器上部にある回転可能な支持部材をフックにかけ、重さを利用して衛生陶器の下部を壁面側にスイングさせて、壁面に取り付けるものである。また、上記方法は、小便器や洗面器の排水口(以後、第一排水口と呼ぶ。)と壁面の排水口(以後、第二排水口と呼ぶ。)を接続する排水ソケットに設けられたシール材を小便器や洗面器のスイングにより潰して、水漏れがないようシールも完了させるものである(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-148186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の排水ソケットの構造では、上記の方法で小便器や洗面器を壁面の排水口に取り付ける際、シール材が適正位置で適正量潰れず、排水流路からはみ出ることや、排水流路から離れた位置でシールがされてしまうという問題が起きていた。
具体的に、上記方法だとシール材が適正な位置で適正量潰れない原理を説明すると、衛生陶器の重量が大きいため、組付け時、施工者が衛生陶器を手から離す位置が多少異なるだけでも(例えば1cm離す位置が変わるだけでも)、シール材に加わるモーメント、及び、接触状態が大きくバラツき、ひいてはシール材の潰れ量が大きく変化してしまうためである。特に、衛生陶器は陶器という焼き物であるが故に、同一製品だとしても重量にバラツキが発生してしまい、それに伴いシール材に加わるモーメントが大きくバラツいてしまう。
また、重量だけでなく成形面に関しても陶器特有のバラツキが生じてしまう他、衛生陶器を壁面に取り付けるための支持部材や壁面自体のバラツキにより、シール材に当たる衛生陶器の面形状が変化するため、シール材の潰れ量と潰れ方を大きく変化させる原因となる。
結果として、シール材の潰れ量が衛生陶器の組付けごとに異なってしまうため、シール材が排水流路にはみ出すことや、排水流路から離れた位置でシールが行われることが起きてしまう。シール材が排水流路にはみだすと、シール材に排水流路を流れる排水に晒される時間が多くなる。ゴムを素材とするシール材は、長時間排水に晒されることで、加水分解による分子量の低下からシール材の崩壊を導くため、シール不良を起こす原因となる。逆に排水流路から離れた位置でシールが行われると、衛生陶器と排水ソケットの間に、排水流路径を一部大きくするような隙間が生じてしまい、排水が隙間により一部剥離、淀みが発生し、排水不良であることや、外部への漏水を起こす原因となる。
それらを起こさないために、従来施工者は姿勢の悪い状態を維持しながら、シール材の位置を調整することや、衛生陶器を手から離す位置を工夫していたため施工者の時間と労力がとてもかかっていた。特に冬季のように環境温度が低いと、シール材は弾性しにくく上述した問題は発生しやすい傾向がある。
つまり、施工者の負担を鑑みて、現在の取り付け方法は、衛生陶器が重いが故に衛生陶器をスイングさせるという方法を用いていたが、最終的に施工者がシール材の位置調整や衛生陶器を手から離す位置を工夫しなくてはならないため、施工者の負担を考えた時には改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明によれば、衛生陶器に備え付けられた排水を流出させるための第一排水口と、壁面に備え付けられた排水を流出させるための第二排水口と、第一排水口と第二排水口を接続する排水ソケットにおいて、壁面と衛生陶器の裏面上部間に設けられたフックと回転支持部材からなる取付用ハンガーと、前記排水ソケットに設けられ、前記衛生陶器に当接することで前記第一排水口と前記排水ソケット間の漏水を防ぐシール材と、を備え、前記排水ソケットには、衛生陶器の施工時における前記シール材の押し付け力のバラツキに伴うシール材の潰れバラツキを抑制する組付けバラツキ吸収手段を設けたことを特徴としている。
【0006】
排水ソケットに、衛生陶器の施工時におけるシール材に加わるモーメントや、力が加わる面形状のバラツキを吸収してシール材の潰れバラツキを吸収する組付けバラツキ吸収手段を設けたことにより、施工者は、重い衛生陶器の組付けに対してシール材の潰れバラツキを発生させないように姿勢の悪い状態を維持しながら慎重に組み付けていた従来の過酷な施工作業の負担を大幅に軽減でき、衛生陶器の施工作業現場において極めて実用上優れた効果を奏することができるようになったものである。
具体的には、組付けバラツキ吸収手段によって、施工者が衛生陶器の上部にある回転可能な支持部材をフックにかけ、陶器の重さを利用して衛生陶器の下部を壁面側にスイングして近づける際、施工者が衛生陶器から手を離す位置や衛生陶器の重量のバラツキによるモーメントの変化に起因したシール材の潰れ量や潰れ方向を意識する必要がないため極めて楽な作業で、シール不良を発生させない施工が可能になったものである。
【0007】
本発明の一態様に係る排水ソケットにおいて、好ましくは、組付けバラツキ吸収手段は、シール材の両側を覆うように設けられた壁部と、前記両側の壁部によって構成されたシール格納部を備え、前記壁部は衛生陶器の施工時における前記シール材の押し付け方向に可動自在に設けられていることを特徴としている。
【0008】
衛生陶器の形状や重さ、施工者が衛生陶器を離す位置によって、シール材に付与される潰し力や潰し方向が変化する。しかし、本件発明においては、シール材に付与される潰し力や潰し方向が変化しても壁部が可動しながらシール材が格納された空間であるシール格納部の容積空間を維持するように構成されているため、施工者が慎重な施工をしなくてもシール材が適正な位置からずれてしまうことがなくシール不良を発生させることがない。
【0009】
本発明の一態様に係る排水ソケットにおいて、好ましくは、前記壁部は、予め決められた長さ以上可動しないように構成されていることを特徴としている。
【0010】
衛生陶器の形状や重さ、施工者が衛生陶器を離す位置によって、シール材に付与される潰し力や潰し方向が変化する。その中でも特に、潰し力や潰し方向の変化の影響がシール材を潰しすぎる方へ働くと、両側の壁部も可動しすぎてしまい、シール格納部の容積空間を維持できず、シール材が適正な位置からずれてしまう。しかし、本件発明においては、壁部は予め決められた長さ以上可動しないように構成されているため、施工者が慎重な施工をしなくても、壁部が必要以上可動しないため、シール材が適正な位置からずれてしまうことがなく、適正位置でシール材を充填させることが可能なため、シール不良を発生させることがない。
(【0011】以降は省略されています)

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