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公開番号2022042052
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-03-14
出願番号2020147219
出願日2020-09-02
発明の名称遊技機
出願人株式会社三共
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20220307BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】好適に演出や制御を行うことができる遊技機を提供する。
【解決手段】導出表示された識別情報の可変表示結果が表示される期間として、特別条件が成立しないときに用いられる第1表示期間と該第1表示期間よりも長く特別条件が成立するときに用いられる第2表示期間とがあり、演出制御手段は、識別情報の可変表示に対応する演出識別情報の可変表示を実行可能であり、第1表示期間が用いられるときに該第1表示期間において演出識別情報の可変表示結果を導出表示し、第2表示期間が用いられるときに該第2表示期間のうちの第1表示期間と共通の所定期間において演出識別情報の可変表示結果を導出表示し、所定期間後に、表示手段の表示領域のうちの少なくとも演出識別情報の表示領域に特別画像を表示するとともに演出識別情報を非表示とし、特別条件が成立したことに関する特別演出を実行する。
【選択図】図8-41
特許請求の範囲【請求項1】
第1識別情報と第2識別情報とを含む識別情報の可変表示を行い、可変表示結果として特定表示結果が導出表示されたときに遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
非特別状態よりも可変表示が実行されやすい特別状態に制御可能な状態制御手段と、
可変表示が実行されることにもとづいて数値情報を更新可能な更新手段と、
遊技の状態を特定するための複数の情報を出力可能な情報出力手段と、
前記情報出力手段から出力された情報に基づいて、演出を制御する演出制御手段と、を備え、
前記状態制御手段は、前記更新手段が更新した数値情報が特別回数に対応する特定値となることによって特別条件が成立したときに前記特別状態に制御可能であり、
前記更新手段は、第1識別情報の可変表示が実行される場合と第2識別情報の可変表示が実行される場合とで数値情報を更新可能であり、
導出表示された識別情報の可変表示結果が表示される期間として、第1表示期間と該第1表示期間よりも長い第2表示期間とがあり、
前記第1表示期間は、前記特別条件が成立しないときに用いられ、
前記第2表示期間は、前記特別条件が成立するときに用いられ、
前記情報出力手段が出力する複数の情報は、前記第1表示期間を特定可能な第1表示期間情報と、前記第2表示期間を特定可能な第2表示期間情報とを含み、
前記演出制御手段は、
識別情報の可変表示に対応して、演出識別情報の可変表示を実行可能であり、
前記第1表示期間情報を受信したことにもとづいて、前記第1表示期間の全期間にわたって演出識別情報の可変表示結果を導出表示し、
前記第2表示期間情報を受信したことにもとづいて、前記第2表示期間のうちの前記第1表示期間と共通の所定期間にわたって演出識別情報の可変表示結果を表示し、その後前記特別条件が成立したことに関する特別演出を実行し、
前記特別条件が成立する場合に前記第2表示期間情報を正常に受信しないときに、演出識別情報の可変表示結果を導出表示せずに前記特別演出を実行せず、前記特別条件の成立により前記特別状態に制御された後に送信される情報を受信したことにもとづいて該特別状態に関連する特定演出を実行する
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、第1識別情報と第2識別情報とを含む識別情報の可変表示を行い、可変表示結果として特定表示結果が導出表示されたときに遊技者にとって有利な有利状態に制御可能なパチンコ機等の遊技機に関する。
続きを表示(約 4,500 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機として、遊技媒体である遊技球を発射装置によって遊技領域に発射し、遊技領域に設けられている入賞口などの入賞領域に遊技球が入賞すると、所定個の賞球が遊技者に払い出されるものがある。さらに、識別情報を可変表示(「変動」ともいう。)可能な可変表示装置が設けられ、可変表示装置において識別情報の可変表示の表示結果が特定表示結果となった場合に、遊技状態(遊技機の状態。よって、具体的には、遊技機が制御されている状態。)を変更して、所定の遊技価値を遊技者に与えるように構成されたものがある(いわゆるパチンコ機)。
【0003】
なお、遊技価値とは、遊技機の遊技領域に設けられた可変入賞球装置の状態が、打球が入賞しやすい遊技者にとって有利な状態になることや、遊技者にとって有利な状態になるための権利を発生させたりすることや、賞球払出の条件が成立しやすくなる状態になることである。
【0004】
パチンコ遊技機では、始動入賞口に遊技球が入賞したことにもとづいて可変表示装置において開始される特別図柄(識別情報)の可変表示の表示結果として、あらかじめ定められた特定の表示態様が導出表示された場合に、「大当り」が発生する。なお、導出表示とは、図柄(最終停止図柄)を最終的に停止表示させることである。大当りが発生すると、例えば、大入賞口が所定回数開放して打球が入賞しやすい大当り遊技状態に移行する。そして、各開放期間において、所定個(例えば、10個)の大入賞口への入賞があると大入賞口は閉成する。そして、大入賞口の開放回数は、所定回数(例えば、15ラウンド)に固定されている。なお、各開放について開放時間(例えば、29秒)が決められ、入賞数が所定個に達しなくても開放時間が経過すると大入賞口は閉成する。以下、各々の大入賞口の開放期間をラウンドということがある。また、ラウンドにおける遊技をラウンド遊技ということがある。
【0005】
また、可変表示装置において、最終停止図柄(例えば、左中右図柄のうち中図柄)となる図柄以外の図柄が、所定時間継続して、特定の表示結果と一致している状態で停止、揺動、拡大縮小もしくは変形している状態、または、複数の図柄が同一図柄で同期して変動したり、表示図柄の位置が入れ替わっていたりして、最終結果が表示される前で大当り発生の可能性が継続している状態(以下、これらの状態をリーチ状態という。)において行われる演出をリーチ演出という。また、リーチ状態やその様子をリーチ態様という。さらに、リーチ演出を含む可変表示をリーチ可変表示という。そして、可変表示装置に変動表示される図柄の表示結果が特定の表示結果でない場合には「はずれ」となり、変動表示状態は終了する。遊技者は、大当りをいかにして発生させるかを楽しみつつ遊技を行う。
【0006】
そのような遊技機において、通常状態よりも可変表示が実行されやすい特別状態に制御可能な遊技機が知られている。例えば、特許文献1には、通常の遊技状態で実行された特図ゲームの回数(可変表示の実行回数)が1000回(特別回数)に達しても大当り(有利状態)が発生しないときには(特別条件の成立)、遊技状態が確変状態に制御され、特図ゲームの結果として大当りとすることが決定される確率が1/100程度に高められ、以降の特図ゲームでは大当りが発生しやすくなることが記載されている。また、特許文献1には、通常の遊技状態で特図ゲームの回数(可変表示の実行回数)が1000回に達しても大当りが生じなかったときに、確変状態の代わりに時短状態を発生させるものとしてもよいことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2005-95449号公報(段落0058,0133)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、特許文献1に記載された遊技機では、可変表示の実行回数が特別回数に達するときの演出や制御に改善の余地がある。
【0009】
そこで、本発明は、好適に演出や制御を行うことができる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の遊技機は、
第1識別情報と第2識別情報とを含む識別情報の可変表示を行い、可変表示結果として特定表示結果が導出表示されたときに遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
非特別状態よりも可変表示が実行されやすい特別状態に制御可能な状態制御手段と、
可変表示が実行されることにもとづいて数値情報を更新可能な更新手段と、
遊技の状態を特定するための複数の情報を出力可能な情報出力手段と、
前記情報出力手段から出力された情報に基づいて、演出を制御する演出制御手段と、を備え、
前記状態制御手段は、前記更新手段が更新した数値情報が特別回数に対応する特定値となることによって特別条件が成立したときに前記特別状態に制御可能であり、
前記更新手段は、第1識別情報の可変表示が実行される場合と第2識別情報の可変表示が実行される場合とで数値情報を更新可能であり、
導出表示された識別情報の可変表示結果が表示される期間として、第1表示期間と該第1表示期間よりも長い第2表示期間とがあり、
前記第1表示期間は、前記特別条件が成立しないときに用いられ、
前記第2表示期間は、前記特別条件が成立するときに用いられ、
前記情報出力手段が出力する複数の情報は、前記第1表示期間を特定可能な第1表示期間情報と、前記第2表示期間を特定可能な第2表示期間情報とを含み、
前記演出制御手段は、
識別情報の可変表示に対応して、演出識別情報の可変表示を実行可能であり、
前記第1表示期間情報を受信したことにもとづいて、前記第1表示期間の全期間にわたって演出識別情報の可変表示結果を導出表示し、
前記第2表示期間情報を受信したことにもとづいて、前記第2表示期間のうちの前記第1表示期間と共通の所定期間にわたって演出識別情報の可変表示結果を表示し、その後前記特別条件が成立したことに関する特別演出を実行し、
前記特別条件が成立する場合に前記第2表示期間情報を正常に受信しないときに、演出識別情報の可変表示結果を導出表示せずに前記特別演出を実行せず、前記特別条件の成立により前記特別状態に制御された後に送信される情報を受信したことにもとづいて該特別状態に関連する特定演出を実行する
ことを特徴とする。
そのような構成によれば、演出識別情報の可変表示結果の視認性を担保しつつ、第2表示期間情報を正常に受信することができず特別演出を実行できなかった場合にも、後に送信される情報を受信したことにもとづいて特別状態に関連する特定演出を実行することができる。よって、情報を正常に受信できない場合に不適切な制御が行われることを回避することができる。
本願の他の遊技機は、第1識別情報(例えば、第1特別図柄)と第2識別情報(例えば、第2特別図柄)とを含む識別情報の可変表示を行い、可変表示結果として特定表示結果(例えば、大当り図柄)が導出表示されたときに遊技者にとって有利な有利状態(例えば、大当り遊技状態)に制御可能な遊技機であって、非特別状態(例えば、低ベース状態)よりも可変表示が実行されやすい特別状態(例えば、高ベース状態)に制御可能な状態制御手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ100がステップ025IWS150,S537の処理を実行する部分)と、可変表示が実行されることにもとづいて数値情報(例えば、救済時短回数カウンタ)を更新可能な更新手段(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ100がステップ025IWS84の処理を実行する部分)と、演出を制御する演出制御手段(例えば、演出制御基板12)と、を備え、状態制御手段は、更新手段が更新した数値情報が特別回数(例えば、678回)に対応する特定値となること(例えば、減算した救済時短回数カウンタの値が0となること)によって特別条件が成立したときに特別状態に制御可能であり(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ100がステップ025IWS83~S88,S148~S151の処理を実行する部分)、更新手段は、第1識別情報の可変表示が実行される場合と第2識別情報の可変表示が実行される場合とで数値情報を更新可能であり(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ100がステップ025IWS84の処理を実行する部分)、導出表示された識別情報の可変表示結果が表示される期間として、第1表示期間(例えば、0.5秒間)と該第1表示期間よりも長い第2表示期間(例えば、81.4秒間)とがあり、第1表示期間は、特別条件が成立しないときに用いられ(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ100がステップ025IWS1124の処理を実行する部分)、第2表示期間は、特別条件が成立するときに用いられ(例えば、遊技制御用マイクロコンピュータ100がステップ025IWS1128の処理を実行する部分)、演出制御手段は、識別情報の可変表示に対応する演出識別情報(例えば、飾り図柄)の可変表示を実行可能であり(例えば、演出制御用CPU120がステップ025IWS812の処理を実行する部分)、第1表示期間が用いられるときに該第1表示期間において演出識別情報の可変表示結果を導出表示し(例えば、図8-41(A)に示すように図柄確定期間が0.5秒の場合には、当該0.5秒間において飾り図柄の変動表示結果が確定表示される)、第2表示期間が用いられるときに該第2表示期間のうちの第1表示期間と共通の所定期間において演出識別情報の可変表示結果を導出表示し(例えば、図8-41(B)に示すように図柄確定期間が81.4秒の場合には、当該81.4秒間のうちの最初の0.5秒間において飾り図柄の変動表示結果が確定表示される)、所定期間後に、表示手段(例えば、画像表示装置5)の表示領域のうちの少なくとも演出識別情報の表示領域に特別画像を表示するとともに演出識別情報を非表示とし(例えば、図8-43(3)(4)に示すようにブラックアウト演出により暗転画像を表示するとともに飾り図柄「614」を非表示とする)、特別条件が成立したことに関する特別演出(例えば、図8-41(B)、図8-42~45に示すモード移行演出)を実行することを特徴とする。
そのような構成によれば、演出識別情報の可変表示結果の視認性を担保しつつ、演出識別情報の表示領域に特別画像を表示することで特別条件が成立したときの演出効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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