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公開番号2022037254
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-03-09
出願番号2018244322
出願日2018-12-27
発明の名称タイヤ
出願人株式会社ブリヂストン
代理人個人
主分類B60C 11/03 20060101AFI20220302BHJP(車両一般)
要約【課題】氷上性能を確保しつつ、同時に、低転がり抵抗と耐摩耗性能とを両立できるタイヤを提供する。
【解決手段】2本の周方向主溝11と、周方向主溝11のタイヤ幅方向内側に形成された周方向細溝12と、幅方向溝13と、周方向主溝11と周方向細溝12と幅方向溝13とにより区画される複数のブロック14とを備えたタイヤ1において、周方向細溝12の溝幅を、周方向主溝11の溝幅よりも狭く、かつ、タイヤ転動時において周方向細溝12の幅方向両側のブロック14が接する程度の間隔にし、幅方向溝13の溝幅を周方向主溝11の溝幅よりも狭く、周方向細溝12のタイヤ幅方向の一方側に形成された幅方向溝13の位置と、他方側に形成された幅方向溝13の位置とを、タイヤ周方向にずらして形成し、ブロック14に、タイヤ周方向に交差する方向に延長する複数の幅方向サイプ18を形成した。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
タイヤトレッドの赤道面を挟んだ両側にそれぞれ形成された、タイヤ周方向に延びる2本の周方向主溝と、前記2本の周方向主溝のタイヤ幅方向内側に形成されてタイヤ周方向に延びる周方向細溝と、前記周方向細溝から前記周方向主溝まで延びる幅方向溝、もしくは、前記周方向細溝から前記周方向細溝に隣接する周方向細溝まで延びる幅方向溝と、前記周方向主溝と前記周方向細溝と前記幅方向溝、もしくは、前記周方向細溝と前記周方向細溝に隣接する周方向細溝と前記幅方向溝により区画される複数のブロックとを備えたタイヤであって、
前記周方向細溝は、溝幅が前記周方向主溝の溝幅よりも狭く、かつ、タイヤ転動時において前記周方向細溝の幅方向両側のブロックが接する程度の間隔であり、
前記幅方向溝は、溝幅が前記周方向主溝の溝幅よりも狭く、
前記周方向細溝のタイヤ幅方向の一方側に形成された幅方向溝の位置と、他方側に形成された幅方向溝の位置とが、タイヤ周方向にずれており、
前記ブロックには、タイヤ周方向に交差する方向に延長する複数の幅方向サイプが形成されていることを特徴とするタイヤ。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記周方向主溝で囲まれた幅方向領域における溝面積比率が4%~20%であることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記2本の周方向主溝の間隔がタイヤ接地幅の39%~79%であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のタイヤ。
【請求項4】
タイヤ幅方向に交互に配置された、直線状の周方向細溝と波状もしくはジグザグ状の周方向細溝とを備えることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれかに記載のタイヤ。
【請求項5】
前記幅方向溝の溝幅が2.0mm~8.0mmであることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載のタイヤ。
【請求項6】
前記幅方向サイプが3Dサイプであることを特徴とする請求項1~請求項5のいずれかに記載のタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トラックやバスなどのような重荷重車両に用いられるタイヤに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、重荷重車両に用いられるタイヤのトレッドパターンとして、周方向溝と幅方向溝とにより区画されるブロックに周方向サイプと幅方向サイプとを設けるとともに、これら周方向サイプと幅方向サイプの切り込み深さを、周方向溝と幅方向溝の溝深さに応じて適正に設定したトレッドパターンを採用することで、ブロック剛性を維持しつつ氷上性能を向上させる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-121760号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1のタイヤでは、氷上性能については向上するものの、転がり抵抗や耐摩耗性能については必ずしも十分とはいえなかった。
そこで、転がり抵抗を低下させるために、トレッドゴムとして損失正接が小さいトレッドゴムを用いることが考えられるが、損失正接が小さいトレッドゴムを用いた場合には、トレッドゴムの弾性率の低下により陸部剛性が低下して氷上性能が悪化するだけでなく、耐摩耗性能も悪化してしまうといった問題点があった。
【0005】
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、氷上性能を確保しつつ、同時に、低転がり抵抗と耐摩耗性能とを両立できるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、タイヤトレッドの赤道面を挟んだ両側にそれぞれ形成された、タイヤ周方向に延びる2本の周方向主溝と、前記2本の周方向主溝のタイヤ幅方向内側に形成されてタイヤ周方向に延びる周方向細溝と、前記周方向細溝から前記周方向主溝まで延びる幅方向溝、もしくは、前記周方向細溝から前記周方向細溝に隣接する周方向細溝まで延びる幅方向溝と、前記周方向主溝と前記周方向細溝と前記幅方向溝、もしくは、前記周方向細溝と前記周方向細溝に隣接する周方向細溝と前記幅方向溝により区画される複数のブロックとを備えたタイヤであって、前記周方向細溝は、溝幅が前記周方向主溝の溝幅よりも狭く、かつ、タイヤ転動時において前記周方向細溝の幅方向両側のブロックが接する程度の間隔であり、前記幅方向溝は、溝幅が前記周方向主溝の溝幅よりも狭く、前記周方向細溝のタイヤ幅方向の一方側に形成された幅方向溝の位置と、他方側に形成された幅方向溝の位置とが、タイヤ周方向にずれており、前記ブロックには、タイヤ周方向に交差する方向に延長する複数の幅方向サイプが形成されていることを特徴とする。
このように、幅方向溝の溝幅を周方向主溝の溝幅よりも狭くするとともに、周方向細溝の溝幅を、タイヤ転動時において前記周方向細溝の幅方向両側のブロックが接する程度の間隔としたので、前記幅方向両側のブロックが周方向細溝を介して互いに支え合い、略一体となるようにすることができる。その結果、タイヤ転動時におけるブロックの圧縮変形や剪断変形を抑制することができるので、氷上性能を確保しつつ、同時に、低転がり抵抗と耐摩耗性能とを両立させることができる。
【0007】
なお、前記発明の概要は、本発明の必要な全ての特徴を列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態に係るタイヤのトレッドパターンを示す図である。
溝の断面形状の一例を示す図である。
3Dサイプの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づき説明する。
図1は本実施の形態に係るタイヤ1のトレッド部10のトレッドパターンを示す図で、同図において、11は周方向主溝、12(12a,12b)は周方向細溝、13(13a,13b,13c)は幅方向溝、14(14a,14b)は周方向主溝11と周方向細溝12aと幅方向溝13、もしくは、周方向細溝12aと周方向細溝12bと幅方向溝13(13a,13b)とにより区画される内側ブロック、15はショルダー細溝、16は周方向主溝11とショルダー細溝15と幅方向溝13cとにより区画される外側ブロック、17はショルダー部、18(18a,18b)は内側ブロック14と外側ブロック16とにそれぞれ設けられた幅方向サイプである。
同図の符号Cで示す上下方向がタイヤ回転方向で、タイヤ周方向を示し、符号Wで示す左右方向がタイヤ幅方向を示す。
また、CLはタイヤ赤道面、TEはトレッド部10が接地する部分であるタイヤ踏面のタイヤ幅方向の端部(以下、接地端という)、TGはトレッド部10の端部であるトレッド端で、TE-TE間の幅方向距離が接地幅、TG-TG間の幅方向距離がトレッド幅である。
この接地幅の値は、当該タイヤを、タイヤ毎に定められたリムである正規リムに装着された状態で、正規内圧でかつ正規荷重が負荷された状態(以下、基準装着状態という)における値である。
本発明のタイヤ1は、例えば、トラックやバスなどのような重荷重車両に用いられる。
【0010】
周方向主溝11は、タイヤ周方向に沿って連続して延長する溝幅の広い直線状の溝で、赤道面CLに対して左右1本ずつ対称に形成されている。
図2(a)は、図1のX-X断面図で、本例では、同図に示すように、周方向主溝11の溝幅を7.5mm、溝深さを20mmとした。
周方向細溝12は、2本の周方向主溝11,11のタイヤ幅方向内側に形成されてタイヤ周方向に延びる、溝幅が周方向主溝11の溝幅よりも狭い周方向溝で、その溝幅は、上記した基準装着状態において周方向細溝の幅方向両側のブロックである内側ブロック14aと14b、内側ブロック14aと14aとがそれぞれ接する程度の間隔に形成されている。
以下、周方向細溝12のうち、ジグザグ状の周方向細溝を周方向細溝12a、直線状の周方向細溝を周方向細溝12bという。本例では、ジグザグ状の周方向細溝12aを3本とし、直線状の周方向細溝12bを2本とするとともに、ジグザグ状の周方向細溝12aのうちの1本をタイヤ1の幅方向中心に配置し、そのタイヤ幅方向外側の左右に直線状の周方向細溝12bを配置し、更に、直線状の周方向細溝12bのタイヤ幅方向外側の左右にジグザグ状の周方向細溝12aを配置した。すなわち、ジグザグ状の周方向細溝12aと直線状の周方向細溝12bとを、タイヤ幅方向に交互に配置した。
図2(b)は、図1のY-Y断面図で、本例では、同図に示すように、周方向細溝12の溝幅を、周方向主溝11の溝幅よりも狭い1.5mmとし、溝深さを20mmとした。なお、周方向細溝12の溝深さは、周方向主溝11の溝深さ以下とすることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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