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公開番号2022012470
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-01-17
出願番号2020114315
出願日2020-07-01
発明の名称漏電遮断器
出願人河村電器産業株式会社
代理人個人
主分類H01H 83/02 20060101AFI20220107BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 A形漏電判定回路とAC形漏電判定回路を備えて、設置環境に適した一方を選択して使用できる漏電遮断器を提供する。
【解決手段】 電路の零相電流を検出する零相変流器1と、零相変流器1が検出した零相電流を基に漏電発生を判断する漏電判定回路5と、漏電発生と判断したら電路を遮断する引き外しコイル3とを有し、漏電判定回路5は交流電流の漏電を検出して判定するAC形漏電判定回路5aと、直流成分を含む脈流電流の漏電を検出して判定するA形漏電判定回路5bとを有すると共に、2つの漏電判定回路5のうちの一方を使用する回路選択部8を備え、選択された漏電判定回路5が漏電発生を判断する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
電路の零相電流を検出する零相変流器と、前記零相変流器が検出した零相電流を基に漏電発生を判断する漏電判定部と、漏電発生と判断したら前記電路を遮断する遮断手段とを有する漏電遮断器であって、
前記漏電判定部は、交流電流の漏電を検出して判定するAC形漏電判定回路と、
直流成分を含む脈流電流の漏電を検出して判定するA形漏電判定回路とを有すると共に、
2つの前記漏電判定回路のうちの一方を選択して能動状態とする回路選択部を備え、
選択された漏電判定回路が漏電発生を判断することを特徴とする漏電遮断器。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
漏電遮断器ケースは、前記回路選択部を視認するための視認窓を有し、選択された前記漏電判定回路を外部から前記視認窓を介して判別可能なことを特徴とする請求項1記載の漏電遮断器。
【請求項3】
前記零相変流器が検出した零相電流を増幅する増幅部を有して、当該増幅部の出力が2分岐されて前記2つの漏電判定回路に入力されるよう構成され、
前記2分岐された電路は回路基板上にパターン形成されて成り、更に分岐された2つの電路パターンは分断部を有して、前記回路基板の前記分断部に別途配置された導通部材を配置して連結することで前記漏電判定回路の入力部に接続されるよう形成され、
前記回路選択部が前記導通部材であり、前記導通部材を一方の前記分断部のみに配置することで、使用する前記漏電判定回路を選択することを特徴とする請求項1又は2記載の漏電遮断器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は漏電遮断器に関し、特にA形、AC形の2種類の漏電判定回路を備えて、設置環境に応じて回路を選択できる漏電遮断器に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
漏電遮断器には、正弦波交流電力に漏電が発生した場合にそれを検出するAC形漏電遮断器と、正弦波交流に加えて直流成分を含んだ脈流電流の漏電が発生しても、それを検出できるA形漏電遮断器との2種類がある。
例えば、太陽光発電装置を備えた電路は、太陽光発電装置が直流電力を出力するため、交流に変換する前段階で漏電が発生しても、A形漏電遮断器を使用することでそれを良好に検出できる。それでいて、正弦波交流の漏電も検出できるため、AC形漏電遮断器としても使用でき(例えば、特許文献1参照)、設置環境を選ばないため普及が進んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-14478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したように、A形漏電遮断器は脈流電流による漏電も検出することが求められ、例えば遅れ角135度のような1波あたりの波形が細い電流波形であっても、検出して遮断しなければならないことが求められている(JIS C8201-2-2)。
A形漏電遮断器にはこのような能力があるため、同様に1波あたりの波形が細い特性を有するノイズが発生し易い環境では誤動作が生じてしまう。そのため、このような特殊な環境では、A形の漏電遮断器をAC形として使用できなかった。
このように、AC形漏電遮断器しか使用できない環境があり、A形漏電遮断器をAC形漏電遮断器として使用できても、AC形漏電遮断器には一定の需要があった。
【0005】
しかしながら、AC形漏電遮断器は市場規模が小さく絶対数が少ないため、製造コストを下げられずA形に比べてコスト高となっていた。
一方で、近年AC形漏電判定回路、A形漏電判定回路はIC化されて小型化が進んでおり、双方を同一基板に搭載しても大きなコスト増とはならなくなってきている。
【0006】
そこで、本発明はこのような問題点、背景に鑑み、A形漏電判定回路とAC形漏電判定回路の双方を備えて、設置環境に適した一方を選択して使用できる漏電遮断器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、電路の零相電流を検出する零相変流器と、零相変流器が検出した零相電流を基に漏電発生を判断する漏電判定部と、漏電発生と判断したら電路を遮断する遮断手段とを有する漏電遮断器であって、漏電判定部は、交流電流の漏電を検出して判定するAC形漏電判定回路と、直流成分を含む脈流電流の漏電を検出して判定するA形漏電判定回路とを有すると共に、2つの漏電判定回路のうちの一方を使用する回路選択部を備え、選択された漏電判定回路が漏電発生を判断することを特徴とする。
この構成によれば、AC形とA形の双方の漏電判定回路を有し、一方を選択して使用できるため、漏電遮断器自体を交換すること無く設置環境に適した漏電判定回路を選択して使用することができ、利便性が良い。そして、AC形漏電遮断器をA形漏電遮断器とを同一コストで作製できる。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、漏電遮断器ケースは、回路選択部を視認するための視認窓を有し、選択された漏電判定回路を外部から視認窓を介して判別可能なことを特徴とする。
この構成によれば、ケースを開けること無く、AC形かA形かどちらの漏電判定回路が選択されているか判別でき、別途ケースにどちらが選択されているか表示しなくても良く利便性が良い。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、零相変流器が検出した零相電流を増幅する増幅部を有して、当該増幅部の出力が2分岐されて2つの漏電判定回路に入力されるよう構成され、2分岐された電路は回路基板上にパターン形成されて成り、更に分岐された2つの電路パターンは分断部を有して、回路基板の分断部に別途配置された導通部材を配置して連結することで漏電判定回路の入力部に接続されるよう形成され、回路選択部が導通部材であり、導通部材を一方の分断部のみに配置することで、使用する漏電判定回路を選択することを特徴とする。
この構成によれば、漏電判定回路の選択は、導通部材を回路基板上に配置することで行うため、スイッチ等を使用するより安価にできる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、AC形とA形の双方の漏電判定回路を有し、一方を選択して使用できるため、漏電遮断器自体を交換すること無く設置環境に適した漏電判定回路を使用することができ、利便性が良い。そして、AC形漏電遮断器をA形漏電遮断器と同一コストで作製できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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