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公開番号2022012288
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-01-17
出願番号2020114021
出願日2020-07-01
発明の名称ベルトストレージ
出願人日本コンベヤ株式会社
代理人個人,個人
主分類E21D 9/12 20060101AFI20220107BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約【課題】装置構成を簡素化し全長を抑制することが可能なベルトストレージを提供する。
【解決手段】このベルトストレージ100は、トンネル掘削時の掘削ズリを搬送する延伸ベルトコンベヤにおいて、コンベヤベルト5の余長部を貯蔵することにより搬送距離を延長するためのベルトストレージ100であって、固定状態で設置された固定式プーリーバケット20と、移動可能に設けられた移動式プーリーバケット30とを含み、固定式プーリーバケット20と移動式プーリーバケット30との間にコンベヤベルト5が架け渡されることにより余長部を操出可能に貯蔵するベルト貯蔵部10と、移動式プーリーバケット30を、索具41を介してウインチ方式で牽引することによりコンベヤベルト5に張力を付与する牽引機構40と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トンネル掘削時の掘削ズリを搬送する延伸ベルトコンベヤにおいて、コンベヤベルトの余長部を貯蔵することにより搬送距離を延長するためのベルトストレージであって、
固定状態で設置された固定式プーリーバケットと、移動可能に設けられた移動式プーリーバケットとを含み、前記固定式プーリーバケットと前記移動式プーリーバケットとの間に前記コンベヤベルトが架け渡されることにより前記余長部を操出可能に貯蔵するベルト貯蔵部と、
前記移動式プーリーバケットを、索具を介してウインチ方式で牽引することにより前記コンベヤベルトに張力を付与する牽引機構と、を備える、ベルトストレージ。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記牽引機構は、前記索具を巻き取るウインチドラムと、前記ウインチドラムを回転させる駆動部と、前記索具に作用する力を計測する計測部と、を含み、
前記駆動部は、前記計測部の計測結果に基づいて、前記コンベヤベルトに作用する張力が一定範囲内に維持されるように牽引力を発生するように構成されている、請求項1に記載のベルトストレージ。
【請求項3】
前記駆動部は、前記ウインチドラムを回転駆動する電動モータと、前記電動モータと前記ウインチドラムとの間に設けられた減速機と、を有する、請求項2に記載のベルトストレージ。
【請求項4】
前記牽引機構は、前記索具を巻き取るウインチドラムと、前記索具が巻き掛けられた1つ以上の動滑車と、前記ウインチドラムから延びる前記索具の方向を前記動滑車に向けて案内する1つ以上の定滑車と、を含む、請求項1~3のいずれか1項に記載のベルトストレージ。
【請求項5】
前記移動式プーリーバケットは、フレームによって所定の高さ位置に保持されたレール上に移動可能に設置されるとともに、前記動滑車が取り付けられており、
前記ウインチドラムは、前記レールよりも下方に配置され、前記定滑車を介して前記動滑車へ案内される索具が、前記ウインチドラムよりも上方を通過するように設けられている、請求項4に記載のベルトストレージ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ベルトストレージに関し、特に、トンネル掘削時の掘削ズリを搬送するための延伸ベルトコンベヤに設置されるベルトストレージに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、トンネル掘削時の掘削ズリ(地山から掘削された岩塊、土砂など)を搬送するための延伸ベルトコンベヤに設置されるベルトストレージが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1には、フレームに平行に設けた一対のレール、一対のレールに沿って移動する一対の台車、一対の台車をそれぞれ牽引する一対の牽引機構を備えた、連続ベルトコンベヤの延伸用ベルト格納装置(ベルトストレージ)が開示されている。一対の台車の各々には、複数のプーリーが設けられている。連続ベルトコンベヤのコンベヤベルトが、一対の台車のプーリー間で順次折り返されて架け渡されることにより、格納される。一対の台車が牽引機構によりそれぞれ離隔する方向に牽引されて、コンベヤベルトに張力が付与される。
【0004】
上記特許文献1では、牽引機構が、電動モータ等の回転駆動源によってウインチホイールを回転駆動し、台車に取り付けられた多段のイコライザシーブに巻き掛けたワイヤロープを巻き取ることにより、台車を牽引する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平11-147606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1では、一対の台車を、それぞれワイヤロープにより牽引する構成のため、同等の構成の牽引機構を2組設置する必要がある。また、一対の台車にも、それぞれレール上を移動するための構造が必要である。このため、装置構成が複雑であり、ベルトストレージの全長が大きくなるという課題がある。
【0007】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、装置構成を簡素化し全長を抑制することが可能なベルトストレージを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、この発明によるベルトストレージは、トンネル掘削時の掘削ズリを搬送する延伸ベルトコンベヤにおいて、コンベヤベルトの余長部を貯蔵することにより搬送距離を延長するためのベルトストレージであって、固定状態で設置された固定式プーリーバケットと、移動可能に設けられた移動式プーリーバケットとを含み、固定式プーリーバケットと移動式プーリーバケットとの間にコンベヤベルトが架け渡されることにより余長部を操出可能に貯蔵するベルト貯蔵部と、移動式プーリーバケットを、索具を介してウインチ方式で牽引することによりコンベヤベルトに張力を付与する牽引機構と、を備える。なお、本明細書において「索具」とは、牽引に用いるロープなどの線状部材の総称を意味し、構成材料および構造を問わない広い概念である。たとえば、索具は、ファイバーロープ、ワイヤーロープ、チェーン(鎖)、ローラチェーンを含みうる。
【0009】
この発明によるベルトストレージでは、上記のように、ベルト貯蔵部の一方のプーリーバケットを固定式とし、他方のプーリーバケットを移動式とすることによって、一対のプーリーバケットの両方に移動のための構造を設ける必要がないとともに、牽引機構を移動式プーリーバケットに設けるだけで足り、固定式プーリーバケットには牽引機構を設ける必要がない。このため、両方のプーリーバケットを牽引する構成と比較して、プーリーバケットを移動させるための構造の数と、牽引機構の数とを、それぞれ半減できる。これらの設備数が減少するので、装置構成を簡素化できるとともに、設備の全長も抑制できる。なお、移動式プーリーバケットだけが移動するので、両方のプーリーバケットを移動させる場合と比べて、移動式プーリーバケットの移動距離が単純計算で2倍になる。そこで、索具の巻き取りにより牽引するウインチ方式の牽引機構によれば、牽引距離がシリンダ長さによって決まる油圧シリンダ機構などと異なり、牽引機構を大型化することなく長い牽引距離に対応できる。以上により、装置構成を簡素化し全長を抑制することが可能なベルトストレージを提供することができる。
【0010】
この発明によるベルトストレージにおいて、好ましくは、牽引機構は、索具を巻き取るウインチドラムと、ウインチドラムを回転させる駆動部と、索具に作用する力を計測する計測部と、を含み、駆動部は、計測部の計測結果に基づいて、コンベヤベルトに作用する張力が一定範囲内に維持されるように牽引力を発生するように構成されている。ここで、ウインチ方式による牽引では、駆動部と索具との間にウインチドラムなどの動力伝達媒体が介在し摩擦損失などが生じる。そのため、たとえば油圧シリンダ機構などで索具を直接牽引する場合と比べれば、駆動部が発生する牽引力と移動式プーリーバケットに作用する実際の牽引力との間に誤差が生じやすい。そこで、計測部によって得られた索具に作用する力の実測値に基づいて牽引力を制御することにより、ウインチ方式であってもベルト張力を精度良く制御できる。ベルト張力の制御精度が向上することにより、コンベヤベルトへ掘削ズリを積載する時の衝撃や、高負荷搬送時の負荷などに起因するコンベヤベルトへのダメージを抑制できる。その結果、コンベヤベルトの長寿命化を図ることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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