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公開番号2022010412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-01-14
出願番号2021188607,2017046799
出願日2021-11-19,2017-03-10
発明の名称抗老化剤
出願人丸善製薬株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61K 36/889 20060101AFI20220106BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】安全性の高い天然物の中から、優れた抗老化作用を有するものを見出し、それを有効成分とする抗老化剤を提供する。 【解決手段】本発明の抗老化剤の有効成分として、アサイーからの抽出物および/またはクプアスからの抽出物を含有させる。アサイーからの抽出物は、紫外線ダメージ抑制作用を有することが好ましく、クプアスからの抽出物は、ラジカル消去作用、I型コラーゲン産生促進作用、IV型コラーゲン産生促進作用、ラミニン5産生促進作用、表皮角化細胞増殖促進作用、グルタチオン産生促進作用、TG-1産生促進作用、プロフィラグリンmRNA発現促進作用、AQP3 mRNA発現促進作用、クローディン-1産生促進作用、SIRT1 mRNA発現促進作用、LOX mRNA発現促進作用、および角層タンパク質カルボニル化抑制作用からなる群より選択される1種または2種以上の作用を有することが好ましい。 【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
アサイーからの抽出物を有効成分とすることを特徴とする抗老化剤。
続きを表示(約 54 文字)【請求項2】
紫外線ダメージ抑制用途に用いられることを特徴とする請求項1に記載の抗老化剤。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、抗老化剤に関するものであり、特に天然物に由来する成分を有効成分とする抗老化剤に関するものである。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、特に生体成分を酸化させる要因として、活性酸素やフリーラジカル(以下単に「ラジカル」ということがある。)が注目されており、その生体への悪影響が問題となっている。活性酸素は、生体細胞内のエネルギー代謝過程で生じるものであり、活性酸素としては、スーパーオキサイド(すなわち酸素分子の一電子還元で生じるスーパーオキサイドアニオン:・O


)、過酸化水素(H



)等が挙げられる。通常、生体内で生産される活性酸素は、細胞内に含まれている各種の抗酸化酵素の触媒作用により逐次消去されているが、活性酸素の産生が過剰である場合、または抗酸化酵素の作用が低下している場合には、スーパーオキサイドの消去が不十分となり、スーパーオキサイド濃度が高くなる。過剰なスーパーオキサイドは、他の活性酸素種やフリーラジカルが生成する原因となる。
【0003】
また、フリーラジカルは、活性酸素以外にも、大気汚染物質、放射線、紫外線、たばこ等の環境因子に晒されることで生成する。これらの活性酸素やフリーラジカルが過剰に生成すると、生体内の膜や組織を構成する生体内分子を攻撃し、その結果、関節リウマチやベーチェット病等の組織障害、各種動脈硬化症(虚血性心疾患,心筋梗塞,脳虚血,脳梗塞等)、神経変性疾患(アルツハイマー病,パーキンソン病,ハンチントン舞踏病等)、癌、喫煙等が原因の肺疾患、白内障、糖尿病、しわ、肩凝り、冷え性等の様々な疾患を誘発する。
【0004】
特に、皮膚は、紫外線等の環境因子の刺激を直接受けることから、活性酸素やフリーラジカルが生成しやすい器官であるため、これらの化学種の濃度が上昇することにより、例えば、コラーゲン等の生体組織を分解し、変性し又は架橋したり、油脂類を酸化して細胞に障害を与える過酸化脂質を生成したりすると考えられており、活性酸素やフリーラジカル等の酸化ストレスによって引き起こされる障害が、皮膚のしわ形成や皮膚の弾力低下等の老化の原因になるものと考えられている(非特許文献1参照)。したがって、生体内ラジカルの生成を阻害・抑制することにより、しわ形成や弾力低下等の皮膚の老化や、活性酸素やフリーラジカル等による酸化ストレスが原因となって誘発される上記の疾患群を予防、治療又は改善できるものと考えられる。ラジカル消去作用を有するものとして、スターフルーツの果実からの抽出物(特許文献1参照)等が知られている。
【0005】
皮膚の表皮および真皮は、表皮細胞、線維芽細胞ならびにこれらの細胞の外にあって皮膚構造を支持するコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸等の細胞外マトリックスにより構成されている。また、皮膚を構成する表皮と真皮との境界部には、基底膜が存在する。基底膜は、表皮と真皮とを繋ぎ止めるだけでなく、皮膚機能の維持に重要な役割を果たしている(非特許文献2参照)。基底膜の主要骨格は、IV型コラーゲンからなる網目構造をしている。基底膜と表皮との境界に存在し、基底膜と表皮とを繋ぎとめているのがラミニン5を主成分とする各種糖蛋白質で、かかるラミニン5は、表皮に存在する表皮角化細胞より産生される。若い皮膚においては表皮細胞、線維芽細胞、基底膜、細胞外マトリックス成分等の皮膚組織の相互作用が恒常性を保つことにより水分保持、柔軟性、弾力性等が確保され、肌は外見的にも張りや艶があってみずみずしい状態に維持される。
【0006】
ところが、紫外線の照射、空気の著しい乾燥、過度の皮膚洗浄等、ある種の外的因子の影響があったり、加齢が進んだりすると、細胞外マトリックスの主要構成成分であるI型コラーゲンや、基底膜の主要構成成分であるIV型コラーゲン、ラミニン5等の産生量が減少するとともに、分解や変質を引き起こす。その結果、皮膚の保湿機能や弾力性が低下し、角質の異常剥離が生じるため、肌は張りや艶を失い、肌荒れ、シワ等の老化症状を呈するようになる。そのため、I型コラーゲン、IV型コラーゲン、ラミニン5等の産生を促進することは、皮膚の老化を予防、治療または改善する上で重要である。
【0007】
また、コラーゲンは、骨、腱、靱帯等にも多く存在し、加齢等によるコラーゲン産生の低下が、骨粗鬆症等の原因になることが知られている。さらに、創傷の治癒過程において、コラーゲンの産生量が亢進し、線維芽細胞等の足場となることで、創傷の治癒を促進することが知られている。そのため、コラーゲンの産生を促進することは、骨粗鬆症等の予防又は治療、創傷治癒の促進といった観点からも重要である。コラーゲン産生促進作用を有するものとしては、例えば、クスノハガシワからの抽出物(特許文献2)等が知られている。
【0008】
ラミニンは、α鎖、β鎖及びγ鎖の種々の組み合わせからなり、現在のところ15種類(ラミニン1~ラミニン15)が知られている。このうちラミニン5(α3β3γ2)は、皮膚、消化器、腎臓、肺等の上皮組織の基底膜に多量に存在する。ラミニン5の各鎖をコードする遺伝子の先天的な異常に起因する遺伝子疾患(致死型先天性表皮水疱症,Herlitz junctional epidermolysis bullosa)においては、全身の表皮が剥離する致死性の症状を示すことが知られている。そして、ラミニン5は、他の細胞外マトリックス分子と比べ、強度に細胞を接着させ(細胞接着活性が高く)、細胞運動を強く促進する(細胞運動活性が高い)こと、そのため損傷皮膚中の細胞移動を促進し、損傷治癒を促すことが知られている(特許文献3参照)。すなわち、ラミニン5の産生を促進することは、基底膜の構造が破壊されるような皮膚損傷の治癒を促す上で重要である。
【0009】
表皮は、外部刺激を緩和し、水分等の体内成分の逸失を制御する働きをしており、最下層である基底層から始まって、有棘層、顆粒層、角質層へと連なる4層構造から構成されている。各層に存在する大部分の細胞は、基底層から分化した角化細胞である。基底層で分裂、増殖した角化細胞は、有棘層、顆粒層を通過しながら分化し角質細胞となって、強固な架橋結合をもったケラチン蛋白線維で構成された角質層を構成し、最終的には垢として角質層から脱落する。
【0010】
角質層は皮膚の最外殻に存在しており、外界からの刺激に対する物理的なバリアとしての役割を果たしている。皮膚ではこのバリア機能を持たせるため、角化細胞が基底層で産生されてから垢となって剥がれ落ちるまでのサイクル(角化)を通常4週間の周期で繰り返し、表皮の新陳代謝を行っている。しかしながら、この角質層も加齢によって新陳代謝機能が衰え、こじわ、くすみ、色素沈着、肌荒れ等の皮膚トラブルを発生することになる。そのため、角化細胞の増殖を促進し、肌の新陳代謝機能を回復させることにより、こじわ、くすみ、色素沈着等の皮膚の老化を改善できるものと考えられる。従来、表皮角化細胞増殖促進作用を有するものとして、土貝母抽出物(特許文献4参照)等が知られている。
(【0011】以降は省略されています)

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