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公開番号2022010393
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-01-14
出願番号2021187792,2020521552
出願日2021-11-18,2018-10-15
発明の名称薬物送達デバイスのための滅菌配置
出願人ベクトン・ディキンソン・アンド・カンパニー,BECTON, DICKINSON AND COMPANY
代理人特許業務法人 谷・阿部特許事務所
主分類A61M 5/20 20060101AFI20220106BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】滅菌装置を含む薬物送達システムの提供。 【解決手段】薬剤を注射するための薬物送達システムであって、空洞を画定するハウジングと、空洞内部に受け入れられ薬剤を受け入れるように構成される容器であって、容器内部で移動するように構成されるストッパを含む、容器と、空洞内部に受け入れられ容器内部でストッパを駆動するように構成される駆動組立品と、空洞内部に受け入れられ容器と流体連通して配置されるように構成される針であって、第1の位置および第1の位置から間隔が空けられた第2の位置から移動可能な針を含む、針アクチュエータ組立品と、薬物送達システムの薬物送達プロセスを開始するように構成されるアクチュエータと、空洞内部に受け入れられ薬物送達プロセスの開始時に容器、駆動組立品、および針アクチュエータ組立品のうちの少なくとも1つを滅菌するように構成される滅菌装置と、を含む薬物送達システム。 【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
薬剤を注射するための薬物送達システムであって、前記システムは、
空洞を画定するハウジングと、
前記空洞内部に受け入れられおよび薬剤を受け入れるように構成される容器であって、前記容器内部で移動するように構成されるストッパを含む、容器と、
前記空洞内部に受け入れられおよび前記容器内部で前記ストッパを駆動するように構成される駆動組立品と、
前記空洞内部に受け入れられ、および前記容器と流体連通して配置されるように構成される針であって、第1の位置および前記第1の位置から間隔が空けられた第2の位置から移動可能な針を含む、針アクチュエータ組立品と、
前記薬物送達システムの薬物送達プロセスを開始するように構成されるアクチュエータと、
前記空洞内部に受け入れられ、および前記薬物送達プロセスの開始時に、前記容器、前記駆動組立品、および前記針アクチュエータ組立品のうちの少なくとも1つを滅菌するように構成される滅菌装置と、
を含むことを特徴とする薬物送達システム。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記滅菌装置は、前記容器、前記駆動組立品、および前記針アクチュエータ組立品のうちの少なくとも1つを滅菌するための紫外線を放射する少なくとも1つの光源を含むことを特徴とする請求項1に記載の薬物送達システム。
【請求項3】
前記少なくとも1つの光源は少なくとも1つの発光ダイオード(LED)光を含むことを特徴とする請求項2に記載の薬物送達システム。
【請求項4】
前記滅菌装置は、前記少なくとも1つの光源に操作可能に接続される電源をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の薬物送達システム。
【請求項5】
前記電源は、少なくとも1つの電池を含むことを特徴とする請求項4に記載の薬物送達システム。
【請求項6】
前記滅菌装置は、前記電源に操作可能に接続されおよび前記薬物送達システムのための薬物送達プロセスの開始時に前記電源に信号を送信するように構成されるセンサーをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の薬物送達システム。
【請求項7】
前記アクチュエータは、前記ハウジングの中に設けられた作動ボタンを含み、前記作動ボタンは、第1の非活動性位置と第2のそこで前記薬物送達システムの薬物送達プロセスが開始される起動位置との間を移動可能であることを特徴とする請求項6に記載の薬物送達システム。
【請求項8】
前記作動ボタンは、前記作動ボタンが前記第1の非活動性位置から前記第2の起動位置へ移動させられたときに前記センサーを作動させる磁石を含むことを特徴とする請求項7に記載の薬物送達システム。
【請求項9】
前記センサーは、ホール効果トランジスタセンサーであることを特徴とする請求項6に記載の薬物送達システム。
【請求項10】
前記滅菌装置は、前記少なくとも1つの光源に操作可能に接続されおよび所定時間後に前記少なくとも1つの光源を遮断するように構成されるタイマーをさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の薬物送達システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2017年10月16日に出願された「薬物送達デバイスのための滅菌配置(Sterilization Arrangement for Drug Delivery Device)」という発明の名称の米国仮出願第62/572,715号に対する優先権を主張し、その開示の全体は、参照によって本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 4,300 文字)【背景技術】
【0002】
本開示は、概して、薬物送達デバイスに関し、および特に、薬物送達デバイスのための滅菌配置に関する。
【0003】
様々な種類の自動注射または薬物送達デバイスは、薬液および他の液体治療製剤が訓練されていない人員によって投与されまたは自己注射されることを可能にするために、開発されてきた。概して、これらのデバイスは、液体治療製剤で事前充填されたリザーバ、および使用者によってトリガされ得るある種の自動針注射機構を含む。投与されるべき流体または薬物の容積が概して1mLのような特定の容積未満であるとき、自動注射装置が典型的には使用され、これは典型的には約10秒から15秒の注射時間を有する。投与されるべき流体または薬物の容積が1mLを超えるとき、注射時間は、概して、より長くなり、結果的に、患者にとってデバイスと患者の皮膚の対象領域との間の接触を維持することが困難になる。さらに、投与されるべき薬物の容積が大きくなるにつれて、注射のための時間の増大が望ましくなる。患者にゆっくりと注射されるべき薬品のための従来の方法は、IVを開始しおよび薬物を患者の体内にゆっくりと注射することである。そのような手順は、典型的には、病院または外来診療の場で行われる。
【0004】
特定のデバイスは、家庭の場における自己注射を可能にし、および患者の皮膚内に液体治療製剤を徐々に注射することができる。いくつかの場合において、これらのデバイスは、液体治療製剤が患者に注入されている間に、それらが患者によって「着用(worn)」されるのを可能にするのに十分に小さい(高さおよび全体的サイズの両方において)。これらのデバイスは、典型的には、液体治療製剤をリザーバの中から注射針内に流れさせるためのポンプまたは他の種類の排出機構を含む。そのようなデバイスは、また、典型的には、液体治療製剤を適時に流れ始めさせるための弁または流量制御機構(flow control mechanism)、および注射を開始するためのトリガ機構を含む。
【発明の概要】
【0005】
1つの態様において、薬剤を注射するための薬物送達システムは、空洞を画定するハウジングと、空洞内部に受け入れられおよび薬剤を受け入れるように構成される容器であって、容器内部で移動するように構成されるストッパ、およびクロージャ、を含む容器と、空洞内部に受け入れられおよび容器内部でストッパを駆動するように構成される駆動組立品(drive assembly)と、空洞内部に受け入れられ、および容器と流体連通して配置されるように構成される針であって第1の位置および第1の位置から間隔が空けられた第2の位置から移動可能な針を含む、針アクチュエータ組立品(needle actuator assembly)と、空洞内部に受け入れられおよび薬物送達システムの起動時に容器、駆動組立品、および針アクチュエータ組立品のうちの少なくとも1つを滅菌するように構成される滅菌配置と、を含む。
【0006】
別の態様において、滅菌配置は、容器、駆動組立品、および針アクチュエータ組立品のうちの少なくとも1つを滅菌するための紫外線を放射する少なくとも1つの光源を含んでいてもよい。少なくとも1つの光源は、少なくとも1つの発光ダイオード(LED)光を含んでいてもよい。滅菌配置は、少なくとも1つの光源に操作可能に(operatively)接続される電源(power source)を含んでいてもよい。電源は、少なくとも1つの電池を含んでいてもよい。滅菌配置は、電源に操作可能に接続されおよび薬物送達システムのための薬物送達プロセスの開始時に電源に信号を送信するように構成されるセンサーを含んでいてもよい。作動ボタンは、ハウジングの中に設けられ、および第1の非活動性位置(inactive position)と第2のそこで薬物送達システムの薬物送達プロセスが開始される起動位置(activation position)との間を移動可能であってもよい。作動ボタンは、作動ボタンが第1の非活動性位置から第2の起動位置に移動させられたときにセンサーを起動する磁石を含んでいてもよい。センサーは、ホール効果トランジスタセンサーであってもよい。滅菌配置は、光源に操作可能に接続されおよび所定時間後に光源を遮断(shut off)するように構成されるタイマーを含んでいてもよい。少なくとも1つの光源は、4つの光源を含んでいてもよい。光源は、ハウジングの異なった内側表面(inner side surfaces)に位置付けられてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
添付図面と併せて開示の実施形態の以下の説明を参照することによって、本開示の上述のおよび他の特徴および利点ならびにそれらを達成する方法はより明らかになり、および開示それ自体はよりよく理解されるであろう。
本発明の1つの態様による薬物送達システムの斜視図である。
本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの斜視断面図である。
本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの正面断面図である。
取り外されたハウジングの上部および使用前位置(pre-use position)にある薬物送達システムを示す、本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの上面図である。
使用前位置にある薬物送達システムを示す、本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの上部断面図である。
使用前位置にある薬物送達システムを示す、本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの正面断面図である。
取り外されたハウジングの上部および初期作動位置(initial actuation position)にある薬物送達システムを示す、本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの上面図である。
初期作動位置にある薬物送達システムを示す、本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの上部断面図である。
初期作動位置にある薬物送達システムを示す、本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの正面断面図である。
取り外されたハウジングの上部および使用位置(use position)にある薬物送達システムを示す、本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの上面図である。
使用位置にある薬物送達システムを示す、本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの上部断面図である。
使用位置にある薬物送達システムを示す、本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの正面断面図である。
取り外されたハウジングの上部および使用後位置(post-use position)にある薬物送達システムを示す、本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの上面図である。
使用後位置にある薬物送達システムを示す、本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの上部断面図である。
使用後位置にある薬物送達システムを示す、本発明の1つの態様による図1の薬物送達システムの正面断面図である。
取り外されたハウジングの上部を示す、本発明の別の態様による滅菌配置を含む薬物送達システムの上面図である。
図16の薬物送達システムの滅菌配置の略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下の記載は、本発明を実施するために考えられる説明された実施形態を当業者が製造しおよび使用することを可能にするために提供される。しかしながら、様々な修正、等価物、変形、および代替物は、依然として、当業者に容易に明らかになるであろう。任意のおよび全てのそのような修正、変形、等価物、および代替物は、本発明の精神および範囲の中に入ることが意図される。
【0009】
以下、説明の目的のために、用語「上部の(upper)」、「下部の(lower)」、「右の(right)」、「左の(left)」、「垂直の(vertical)」、(水平の(horizontal)」、「上の(top)」、「下の(bottom)」、「横の(lateral)」、「縦の(longitudinal)」、およびそれらの派生語は、図面において配向されるように、本発明に関するものとする。しかしながら、本発明は、それとは反対に明示的に特定されない限り、様々な代替的な変形を前提としてもよいことは理解されよう。また、添付図面に示されおよび以下の明細書に記載される具体的なデバイスは、単に、本発明の例示的な実施形態であることも理解されよう。それ故、本明細書に開示される実施形態に関連する具体的な寸法および他の物理的な特徴は、制限的であるとしてみなされるべきではない。
【0010】
図1から図15を参照して、本開示の1つの態様による薬物送達システム10は、駆動組立品12、容器14、弁組立品16、および針アクチュエータ組立品18を含む。駆動組立品12、容器14、弁組立品16、および針アクチュエータ組立品18は、ハウジング20によって画定される空洞内部に少なくとも部分的に位置付けられる。ハウジング20は上部(top portion)22および下部(bottom portion)24を含むが、ハウジング20のための他の適当な配置が利用されてもよい。1つの態様において、薬物送達システム10は、 使用者に着用されまたは固定されおよび使用者に注射を介して容器14内部に供給される薬剤の所定の投与量を送達するように構成される注射器デバイスである。システム10は、薬剤が設定時間内に送達される「ボーラス注入(bolus injection)」を行うために利用されてもよい。薬剤は、45分に至るまでの時間にわたって送達されてもよいが、他の適当な注射の量および持続時間が利用されてもよい。ボーラス投与または送達は、律速(rate controlling)を用いて実行され得、または具体的な律速を有さなくてもよい。システム10は、速度を可変として固定圧力(fixed pressure)で使用者に薬剤を送達してもよい。システム10の概括的な操作(general operation)は、図1から図15に関連して下述される。
(【0011】以降は省略されています)

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