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公開番号2022010375
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-01-14
出願番号2021187238,2019084047
出願日2021-11-17,2018-09-28
発明の名称発泡成形用マスターバッチ及び発泡成形体
出願人積水化学工業株式会社
代理人特許業務法人 安富国際特許事務所
主分類C08J 3/22 20060101AFI20220106BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】本発明は、強い剪断力が加えられる成形や、低い成形温度が求められる成形にも好適に使用可能であり、発泡倍率が高く、かつ、外観品質が良好な発泡成形体を製造することが可能な発泡成形用マスターバッチ、及び、該発泡成形用マスターバッチを用いた発泡成形体を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は、ベースレジン、熱膨張性マイクロカプセルを含有する発泡成形用マスターバッチであって、真比重が0.80g/cm3以上、ムーニー粘度ML1+4(100℃)が20~90であり、前記ベースレジンは、EPDM樹脂を含有し、前記ベースレジン100重量部に対して、前記熱膨張性マイクロカプセルを40~300重量部含有する発泡成形用マスターバッチである。 【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
ベースレジン、熱膨張性マイクロカプセルを含有する発泡成形用マスターバッチであって、
真比重が0.80g/cm

以上、ムーニー粘度ML1+4(100℃)が20~90であり、
前記ベースレジンは、EPDM樹脂を含有し、
前記ベースレジン100重量部に対して、前記熱膨張性マイクロカプセルを40~300重量部含有する
ことを特徴とする発泡成形用マスターバッチ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、強い剪断力が加えられる成形や、低い成形温度が求められる成形にも好適に使用可能であり、発泡倍率が高く、かつ、外観品質が良好な発泡成形体を製造することが可能な発泡成形用マスターバッチに関する。また、該発泡成形用マスターバッチを用いた発泡成形体に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
プラスチック発泡体は、発泡体の素材と形成された気泡の状態に応じて遮熱性、断熱性、遮音性、吸音性、防振性、軽量化等を発現させることができることから、様々な用途で用いられている。このようなプラスチック発泡体を製造する方法としては、化学発泡剤を含有するマスターバッチを加熱することで発泡させ、成形する方法が挙げられる。しかし、化学発泡剤を含有するマスターバッチは、加熱しても発泡しないことがあり、射出発泡成形機内で発泡剤が急激に分解するおそれがある等の問題があり、取り扱いが難しかった。また、樹脂の種類によっては充分な発泡倍率を得ることができず、成形体として所望の硬度を得ることが困難な場合があった。
【0003】
一方、特許文献1には、化学発泡剤を含有するエチレン-α-オレフィン共重合体のマスターバッチペレットを用いることにより、樹脂の種類を問わず、硬度や発泡倍率が高く、均一な気泡が形成された射出発泡成形体が得られることが記載されている。
しかしながら、化学発泡剤は、加熱分解すると分解ガスと同時に発泡残さを生じ、成形体に残った残さが成形体の接着性能に影響を与えることがあった。また、化学発泡剤を使用すると、全てが独立気泡とはならず、どうしても連続気泡となる部分が生じてしまい、気密性が高い発泡成形体を得ることが難しいといった問題点があった。
【0004】
特許文献2には、ポリオレフィン樹脂又はスチレン樹脂をベースレジンとし、発泡剤として、化学発泡剤に代えて熱膨張性マイクロカプセルを用いた発泡樹脂マスターバッチが記載されている。
しかしながら、特許文献2に記載された熱膨張性マイクロカプセルを用いた場合、得られる発泡体の発泡倍率は低く、得られる発泡体の独立気泡を一定の大きさをすることが困難であった。
【0005】
これに対して、特許文献3には、熱膨張性マイクロカプセルを含有するマスターバッチと、化学発泡剤を含有するマスターバッチとをブレンドした樹脂組成物を用いて発泡、成形することで、発泡複合板を製造する方法が記載されている。
しかしながら、このような方法を用いた場合でも、多少の発泡倍率向上は認められるが、依然として成形品の発泡倍率は低いものとなっており、所望の軽量性、断熱性等の性能を得ることができなかった。また、外観品質の良いものを得ることは困難であった。
【0006】
更に、特許文献4には、熱膨張性マイクロカプセル及びベースレジンを含有する合成樹脂組成物、及び、その製造方法が開示されている。このような合成樹脂組成物では、メルトフローレートが所定の範囲内のベースレジンを用いることにより、熱膨張性マイクロカプセルの殻を破壊することなく、熱膨張性マイクロカプセルとベースレジンとの混和性、親和性に優れるとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2000-178372号公報
特開平11-343362号公報
特開2005-212377号公報
特開2002-264173号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、強い剪断力が加えられる成形や、低い成形温度が求められる成形にも好適に使用可能であり、発泡倍率が高く、かつ、外観品質が良好な発泡成形体を製造することが可能な発泡成形用マスターバッチを提供することを目的とする。また、該発泡成形用マスターバッチを用いた発泡成形体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、ベースレジン、熱膨張性マイクロカプセルを含有する発泡成形用マスターバッチであって、真比重が0.80g/cm

以上、ムーニー粘度ML1+4(100℃)が20~90であり、前記ベースレジンは、EPDM樹脂を含有し、前記ベースレジン100重量部に対して、前記熱膨張性マイクロカプセルを40~300重量部含有する発泡成形用マスターバッチである。
以下に本発明を詳述する。
【0010】
本発明者は鋭意検討した結果、ベースレジンとしてEPDM樹脂、発泡成分として熱膨張性マイクロカプセルを用い、熱膨張性マイクロカプセル及びベースレジンの含有量、ムーニー粘度を所定の範囲内とした場合、強い剪断力が加えられる成形や、低い成形温度が求められる成形にも好適に使用可能となることを見出した。また、発泡倍率が高く、かつ、外観品質が良好な発泡成形体が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
(【0011】以降は省略されています)

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