TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2022010085
公報種別公開特許公報(A)
公開日2022-01-14
出願番号2021180926,2017207246
出願日2021-11-05,2017-10-26
発明の名称みりん類、みりん類の製造方法、並びに、加工食品の製造方法
出願人宝酒造株式会社
代理人個人,個人
主分類C12G 3/08 20060101AFI20220106BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】特徴的な香味や新たな調理機能を備えた新規のみりん類とその用途を提供する。
【解決手段】シクロテン含量が20μg/L以上であり、5-ヒドロキシメチルフルフラール含量が10mg/L以上であり、かつシクロテン含量/色調が0.02以上であることを特徴とするみりん類が提供される。原料の少なくとも一部に米麹の加熱処理物を用いたものであることが好ましい。前記みりん類を食材に接触させることによって加工食品を得ることを特徴とする加工食品の製造方法が提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
シクロテン含量が20μg/L以上であり、5-ヒドロキシメチルフルフラール含量が10mg/L以上であり、かつシクロテン含量/色調が0.02以上であることを特徴とするみりん類。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記シクロテン含量が50μg/L以上であることを特徴とする請求項1に記載のみりん類。
【請求項3】
前記5-ヒドロキシメチルフルフラール含量が12mg/L以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のみりん類。
【請求項4】
前記シクロテン含量/色調が0.03以上であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載のみりん類。
【請求項5】
原料の少なくとも一部に米麹の加熱処理物を用いたものであることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のみりん類。
【請求項6】
前記みりん類がみりんであることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載のみりん類。
【請求項7】
請求項1~6のいずれかに記載のみりん類を食材に接触させることによって加工食品を得ることを特徴とする加工食品の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、みりん類、みりん類の製造方法、並びに、加工食品の製造方法に関する。さらに詳細には、本発明は、特定量以上のシクロテンを含有するみりん類、米麹の加熱処理物を用いるみりん類の製造方法、並びに、該みりん類で食材を処理する加工食品の製造方法に関する。本発明のみりん類は、特徴的な香味や新たな調理機能を備えたものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
みりんには、原材料として、もち米、米麹、醸造アルコール、糖類を用いた「本みりん」や、もち米、米麹、醸造アルコールを用いた「純米本みりん」などがあり、いずれも自然な甘みと旨みを有している。一方、消費者の多様な嗜好や要望に対応すべく、特徴的な香味や新たな調理機能を備えたみりん類の開発が求められている。例えば、いわゆる先味と後味を併せ持つ、換言すれば甘さの厚みや持続性が増強されたみりん類を開発することは、非常に有用である。
【0003】
シクロテンは、分子式C





で示されるCAS登録番号80-71-7の物質であり、メチルシクロペンテノロン、マプルラクトンとも呼ばれる。シクロテンはコーヒーやカラメルなどの香り成分であり、甘く焦げた臭い(甘焦げ臭)を有する。シクロテンは、古くから食品香料として珍重され、インスタントコーヒー、チョコレート、パン、ケーキなどの食品、飼料添加物、衣料用洗剤、たばこなどに広く用いられている(非特許文献1)。
【0004】
食品の分野におけるシクロテンの利用技術としては、例えば、特許文献1、特許文献2に開示されたものがある。特許文献1には、甘味に優れたキャンディ組成物及びそれを用いたキャンディが開示されている。特許文献2には、香りが強化されたコーヒー飲料を調製するためのインスタントコーヒー飲料用組成物及びその製造方法が開示されている。しかし、みりんを含む酒類の分野において、シクロテンに着目した商品設計はされていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-340650号公報
特開2014-30396号公報
【非特許文献】
【0006】
佐藤菊正、鈴木茂、「シクロテンの合成」、有機合成化学協会誌、1967年、第25巻、第1号、p.2-9
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記現状に鑑み、本発明は、特徴的な香味や新たな調理機能を備えた新規のみりん類とその用途を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、従来のみりんと比べて、先味と後味を併せ持ったみりん類を開発すべく鋭意検討を行った。その結果、原料の少なくとも一部に米麹の加熱処理物を用いることにより、シクロテンを特定量以上含有し、先味と後味を併せ持った新規な酒質のみりん類を得ることに成功した。
【0009】
上記した知見に基づいて提供される本発明の1つの様相は、シクロテン含量が20μg/L以上であり、かつシクロテン含量/色調が0.02以上であることを特徴とするみりん類である。
【0010】
本様相のみりん類は、シクロテンの含量が特定量以上である。そのため、先味と後味を併せ持ち、甘さの厚みや持続性が増強された新規な酒質のみりん類となる。さらに本様相のみりん類はシクロテン含量/色調が0.02以上であるので、色調を一定値以下とすれば、高いシクロテン含量を有しつつ、従来の本みりんと同様に色調にも優れたものとなる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

宝酒造株式会社
蒸留酒類、甲類焼酎、清酒、及び果汁含有アルコール飲料
4か月前
有限会社塚本鑛吉商店
蒸米のほぐし機
1日前
株式会社トクヤマ
水素含有日本酒の製造方法
1か月前
三洋化成工業株式会社
細胞外小胞の製造方法
1か月前
澁谷工業株式会社
ハザード物質処理装置
1日前
テルモ株式会社
細胞の純度判定システム
1か月前
AGCテクノグラス株式会社
マイクロプレート
2日前
東ソー株式会社
細胞数計測に適した冷却回収方法
1日前
森永乳業株式会社
腸内状態判定方法
27日前
株式会社KRI
スタフィロコッカス細菌の同定方法
1日前
昭和電工マテリアルズ株式会社
培養装置及び培養方法
1か月前
国立大学法人東京工業大学
足場ペプチド
29日前
株式会社リコー
標準核酸試料及びその製造方法
今日
株式会社富士
ウイルス等検出フィルター
今日
株式会社SCREENホールディングス
培養容器
1か月前
公立大学法人福井県立大学
アニサキス種判別方法
1日前
アサヒビール株式会社
ビールテイスト飲料
1か月前
国立大学法人三重大学
小魚及びその受精卵の処理装置
20日前
株式会社SCREENホールディングス
細胞計測容器
1か月前
株式会社ナリス化粧品
皮膚光老化改善剤のスクリーニング方法
26日前
個人
胚盤胞の調製方法
1か月前
AGCテクノグラス株式会社
培養容器及び培養細胞の製造方法
2か月前
花王株式会社
RNAの保存方法
2か月前
株式会社日立製作所
治療方針立案支援装置
7日前
ソニーグループ株式会社
試料調製装置及び試料調製システム
2か月前
日清食品ホールディングス株式会社
発毛・育毛効果を有する乳酸菌
9日前
アサヒビール株式会社
発泡性発酵麦芽飲料の製造方法
1か月前
国立研究開発法人物質・材料研究機構
免疫刺激オリゴヌクレオチド
2か月前
株式会社島津製作所
容器を含むキット
6日前
花王株式会社
改変シグナルペプチド
2日前
花王株式会社
α-アミラーゼ変異体
2か月前
バイオソリューションズ株式会社
マイクロプレートシール器具
1か月前
テルモ株式会社
移植片を目的部位に適用するための方法
1か月前
テルモ株式会社
細胞懸濁液の播種を最適化するためのシステム
1か月前
花王株式会社
α-アミラーゼ変異体
1か月前
グラドコフ・アレクセイ
冷凍幹細胞改質方法
2か月前
続きを見る