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公開番号2022002894
公報種別公開特許公報(A)
公開日20220111
出願番号2021097001
出願日20210610
発明の名称記録媒体
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41M 5/52 20060101AFI20211217BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】水性染料インクを用いた場合であっても、ベタ印字部における基材の凹凸感が維持されているとともにムラが抑制された、光学濃度の高い画像を記録することが可能な記録媒体を提供する。
【解決手段】吸収性基材と、吸収性基材上に設けられたインク受容層と、を有する記録媒体である。インク受容層の乾燥塗工量が、6.0g/m2以上11.0g/m2以下であり、吸収性基材の表面の算術平均粗さRa1(μm)が、下記式(1)の関係を満たし、算術平均粗さRa1、及びインク受容層の表面の算術平均粗さRa2(μm)が、下記式(2)の関係を満たし、吸収性基材の表面の粗さ曲線要素の平均長さRSm1(mm)、及びインク受容層の表面の粗さ曲線要素の平均長さRSm2(mm)が、下記式(3)の関係を満たす。
Ra1≧5.0μm ・・・(1)
Ra2/Ra1≧0.87 ・・・(2)
RSm2/RSm1≦1.40 ・・・(3)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
吸収性基材と、前記吸収性基材上に設けられた、無機粒子及びバインダを含有するインク受容層と、を有する記録媒体であって、
前記インク受容層の乾燥塗工量が、6.0g/m

以上11.0g/m

以下であり、
前記吸収性基材の表面のISO 4287:1997で規定される算術平均粗さRa1(μm)が、下記式(1)の関係を満たし、
前記算術平均粗さRa1、及び前記インク受容層の表面のISO 4287:1997で規定される算術平均粗さRa2(μm)が、下記式(2)の関係を満たし、
前記吸収性基材の表面のISO 4287:1997で規定される粗さ曲線要素の平均長さRSm1(mm)、及び前記インク受容層の表面のISO 4287:1997で規定される粗さ曲線要素の平均長さRSm2(mm)が、下記式(3)の関係を満たすことを特徴とする記録媒体。
Ra1≧5.0μm ・・・(1)
Ra2/Ra1≧0.87 ・・・(2)
RSm2/RSm1≦1.40 ・・・(3)
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記無機粒子が、第1の非晶質シリカ及び第2の非晶質シリカを含み、
前記算術平均粗さRa1、及び前記第1の非晶質シリカの平均二次粒子径D1(μm)が、下記式(4)の関係を満たし、
前記算術平均粗さRa1、及び前記第2の非晶質シリカの平均二次粒子径D2(μm)が、下記式(5)の関係を満たす請求項1に記載の記録媒体。
D1≦Ra1 ・・・(4)
D2≧Ra1 ・・・(5)
【請求項3】
前記算術平均粗さRa1及び前記算術平均粗さRa2が、下記式(6)の関係を満たす請求項1又は2に記載の記録媒体。
0.91≦Ra2/Ra1≦1.05 ・・・(6)
【請求項4】
前記粗さ曲線要素の平均長さRSm1及び前記粗さ曲線要素の平均長さRSm2が、下記式(7)の関係を満たす請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録媒体。
0.95≦RSm2/RSm1≦1.30 ・・・(7)
【請求項5】
インクジェット用である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録媒体に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット記録方法などに用いられる記録媒体として、光沢が抑えられた、落ち着きと深みのあるマット調の記録媒体がある。このような光沢が抑えられたマット調の記録媒体を得る方法として、二次粒子径の大きい無機粒子を用いる方法が知られている。そして、近年、マット調の記録媒体のなかでも、凹凸形状を持った表面を有する、アート紙に代表される記録媒体が求められている。このような記録媒体に対しては、画像を記録する面(印字部、印刷部)にも基材の凹凸形状が反映されていること、凹凸に起因するムラが画像に生じないこと、及び光学濃度が高く発色性に優れた画像を記録可能であることなどが求められる。
【0003】
絵画様又は書画様の画像を記録するのに適したマット調の記録媒体として、例えば、表面粗さ、中心線平均粗さ、及び王研式平滑度を特定の数値範囲内に制御したインク受容層を有するインクジェット用の記録媒体が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001−287440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1で提案された記録媒体に水性顔料インクを用いて画像を記録したところ、一定レベルの光学濃度を有する画像を記録可能であることがわかった。しかし、水性染料インクを用いた場合には、近年要求される高いレベルの光学濃度を有する画像を記録するのは困難であることが判明した。
【0006】
したがって、本発明の目的は、水性染料インクを用いた場合であっても、ベタ印字部における基材の凹凸感が維持されているとともにムラが抑制された、光学濃度の高い画像を記録することが可能な記録媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的は以下の本発明によって達成される。すなわち、本発明によれば、吸収性基材と、前記吸収性基材上に設けられた、無機粒子及びバインダを含有するインク受容層と、を有する記録媒体であって、前記インク受容層の乾燥塗工量が、6.0g/m

以上11.0g/m

以下であり、前記吸収性基材の表面のISO 4287:1997で規定される算術平均粗さRa1(μm)が、下記式(1)の関係を満たし、前記算術平均粗さRa1、及び前記インク受容層の表面のISO 4287:1997で規定される算術平均粗さRa2(μm)が、下記式(2)の関係を満たし、前記吸収性基材の表面のISO4287:1997で規定される粗さ曲線要素の平均長さRSm1(mm)、及び前記インク受容層の表面のISO 4287:1997で規定される粗さ曲線要素の平均長さRSm2(mm)が、下記式(3)の関係を満たすことを特徴とする記録媒体が提供される。
Ra1≧5.0μm ・・・(1)
Ra2/Ra1≧0.87 ・・・(2)
RSm2/RSm1≦1.40 ・・・(3)
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、水性染料インクを用いた場合であっても、ベタ印字部における基材の凹凸感が維持されているとともにムラが抑制された、光学濃度の高い画像を記録することが可能な記録媒体を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<記録媒体>
以下に、好ましい実施の形態を挙げて、さらに本発明を詳細に説明する。以下、インクジェット用の記録媒体を単に「記録媒体」とも記す。本発明者は、水性染料インクを用いた場合であっても、ベタ印字部における基材の凹凸感が維持されているとともにムラが抑制された、光学濃度の高い画像を記録することが可能な記録媒体を提供すべく、鋭意検討した。その結果、以下の構成とすることで上記の目的を達成しうることを見出し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明の記録媒体は、吸収性基材と、吸収性基材上に設けられた、無機粒子及びバインダを含有するインク受容層とを有する、インクジェット用として好適な記録媒体である。そして、吸収性基材の表面のISO 4287:1997に準じて測定される算術平均粗さRa1(μm)は、下記式(1)の関係を満たす。
Ra1≧5.0μm ・・・(1)
【0010】
吸収性基材の表面の算術平均粗さRa1を5.0μm以上とすることで、この吸収性基材上にインク受容層を設けても、明確な凹凸を有する粗い面感の記録媒体とすることができる。吸収性基材の表面の算術平均粗さRa1が5.0μm未満であると、吸収性基材上に設けたインク受容層の表面に明確な凹凸が現れず、粗い面感の記録媒体とすることができない。また、吸収性基材の表面の算術平均粗さRa1の上限は特に制限はないが、例えば10.0μm以下であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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