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公開番号2021193969
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211227
出願番号2020104496
出願日20200617
発明の名称細胞移植装置
出願人凸版印刷株式会社
代理人
主分類C12M 1/26 20060101AFI20211129BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】移植物である細胞群にかかる負担を低減することで、細胞群の活性が失われるのを抑制することを可能にした細胞移植装置を提供する。
【解決手段】生体内に細胞群を含む移植物を配置するための針状部を備える細胞移植装置であって、前記針状部は、内部に前記針状部の先端部にて開口する流路を有しており、かつ、前記針状部の内面に、前記針状部の内面に接する部分における前記針状部の材料の剛性と比較して小さい剛性を持つ材料から成る被膜を備える細胞移植装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
生体内に細胞群を含む移植物を配置するための針状部を備える細胞移植装置であって、前記針状部は、内部に前記針状部の先端部にて開口する流路を有しており、かつ、前記針状部の内面に、前記針状部の内面に接する部分における前記針状部の材料の剛性と比較して小さい剛性を持つ材料から成る被膜を備える細胞移植装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記針状部の先端部とは反対側にシリンジ部を接続して備え、前記シリンジ部の内部に前記針状部が延びる方向に沿って動くことができるピストン部を備える、請求項1に記載の細胞移植装置。
【請求項3】
前記被膜が構造体であり、前記流路の断面積、もしくは形状が、前記針状部の先端部から先端部とは反対側に至るまでの途中で変化する、請求項1または2に記載の細胞移植装置。
【請求項4】
前記流路が、らせん状である、請求項3に記載の細胞移植装置。
【請求項5】
前記被膜が生体適合性材料から成る請求項1から4のいずれか1つに記載の細胞移植装置。
【請求項6】
前記生体適合性材料は、シリコーン、ポリスチレン、PLA(ポリラクチド)、PGA(ポリグリコリド)、PCL(ポリカプロラクトン)、ポリエチレン、ポリプロピレン、PLGA(ポリ(ラクチド−co−グリコリド)共重合体)、PDS(ポリジオキサノン)、PEG(ポリエチレングリコール)、エチレン、酢酸ビニル共重合体、ポリ(2−エチル−2−オキサゾリン)、ポリ(2−メチル−2−オキサゾリン)、デキストリン、でんぷん、セルロース、キチン、キトサン、ペクチン酸、ガラクタン、コラーゲン、フィブロネクチン、ラミニン、プロテオグリカン、ビトロネクチン、フィブロネクチン、血清アルブミン、ヘパリン、エンタクチン、テネイシン、トロンボスポンチン、ヒドロキシアパタイト、コンドロイチン硫酸、レオザン、キサンタンガム、ガゼイン、コンドロイチン硫酸Cナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドン、デキストラン、フェニルアラニン、チロシン、イソロイシン、ポリヌクレオチド、プルラン、生分解性ポリウレタン、ポリグリコール酸、アパタイト、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、チトクロームC、β−リン酸三カルシウム、およびN−イソプロピルアクリルアミドからなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項5に記載の細胞移植装置。
【請求項7】
前記針状部が、前記針状部が延びる方向と同じ方向を軸とする環状の層構造である、請求項1から6のいずれか1つに記載の細胞移植装置。
【請求項8】
前記針状部が円筒状である請求項1から7のいずれか1つに記載の細胞移植装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、細胞群を移植する細胞移植装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
生体から採取した細胞の培養に基づき得られた移植物を、生体の皮内や皮下へ移植する技術が開発されている。例えば、毛を作り出す器官である毛包の形成に寄与する細胞群を精製し、この細胞群を皮内へ移植することによって、毛髪を再生させることが試みられている。
【0003】
毛包は、上皮系細胞と間葉系細胞との相互作用により形成される。毛髪の良好な再生には、移植された細胞群が、正常な組織構造を有して良好な毛髪の形成能力を有する毛包となることが望ましい。そこで、こうした毛包を形成可能な細胞群の製造方法について、様々な研究開発が行われている(例えば、特許文献1〜4を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2017/073625号
国際公開第2012/108069号
特開2008−29331号公報
特表2019−535705号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
細胞群を生体内に移植する細胞移植装置は、細胞群を含む移植物を、吸引によって針状部の筒内に充填する。次に細胞移植装置は、針状部を先端から生体内に挿入した後に、移植物を排出する。これによって、細胞移植装置は、生体内に移植物を配置する。
【0006】
一方、移植物である細胞群が吸引によって針状部に充填される際や、細胞群が針状部に保持される際、および、細胞群が針状部から生体内へと配置される際に、針状部の内壁と細胞群とが衝突し、細胞群に物理的刺激が加わる恐れがある。そして、針状部の内壁と細胞群が衝突した際に、細胞群にかかる負担が高まり、細胞群の活性が失われる可能性がある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、移植物である細胞群にかかる負担を低減することで、細胞群の活性が失われるのを抑制することを可能にした細胞移植装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための発明は、生体内に細胞群を含む移植物を配置するための針状部を備える細胞移植装置であって、前記針状部は、内部に前記針状部の先端部にて開口する流路を有しており、かつ、前記針状部の内面に、前記針状部の内面に接する部分における前記針状部の材料の剛性と比較して小さい剛性を持つ材料から成る被膜を備える細胞移植装置である。
【0009】
上記構成によれば、移植物を吸引、保持、および吐出する際に、針状部の内面と移植物との接触による物理的刺激を抑えることが可能になり、移植物にかかる負担を低減することが可能ともなる。
【0010】
すなわち、針状部内面の被膜を構成する物質の剛性が、針状部を構成する物質の剛性よりも低いため、針状部と移植物間での物理的刺激、および水圧に起因する圧力が加わった場合にも、被膜が無い場合と比較して移植物にかかる負担を低減させられる。
ここで剛性とは、対象材料においてヤング率や剛性率等で測定される、曲げやねじりなどの力による変形のしにくさを表す特性値であってよい。
(【0011】以降は省略されています)

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