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公開番号2021193159
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211223
出願番号2020099109
出願日20200608
発明の名称ポリエステルコポリマー
出願人東レ株式会社
代理人
主分類C08G 63/06 20060101AFI20211126BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】繰り返しの延伸に対する優れた復元性を発揮するポリエステルコポリマーを提供する。
【解決手段】 2種類のエステル結合形成性モノマー残基を主構成単位とし、親水性セグメントを分子鎖中に含まないポリエステルコポリマーであって、
前記2種類のエステル結合形成性モノマーをそれぞれモノマーA、モノマーBとした場合に、モノマーA由来の下式で表される結晶量変化率が0.30〜10.00である、ポリエステルコポリマー
結晶量変化率=破断直前まで延伸した時の結晶量/延伸前の結晶量
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
2種類のエステル結合形成性モノマー残基を主構成単位とし、親水性セグメントを分子鎖中に含まないポリエステルコポリマーであって、
前記2種類のエステル結合形成性モノマーをそれぞれモノマーA、モノマーBとした場合に、モノマーA由来の下式で表される結晶量変化率が0.30〜10.00である、ポリエステルコポリマー
結晶量変化率=破断直前まで延伸した時の結晶量/延伸前の結晶量
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記モノマーA、モノマーBが、乳酸、グリコール酸、ヒドロキシ酪酸、ヒドロキシ吉草酸、ヒドロキシペンタン酸、ヒドロキシカプロン酸、ヒドロキシヘプタン酸、カプロラクトン、ジオキセパノン、エチレンオキザラート、ジオキサノン、1,4−ジオキサン−2,3−ジオン、トリメチレンカーボネート、β−プロピオラクトン、δ−バレロラクトン、β−プロピオラクトン、β−ブチロラクトン、γ−ブチロラクトン、ピバロラクトン、ジラクチド、グリコリド、及びテトラメチルグリコリドからなる群より選ばれる化合物である、請求項1記載のポリエステルコポリマー。
【請求項3】
前記モノマーAが、乳酸又はグリコール酸である、請求項1又は2記載のポリエステルコポリマー。
【請求項4】
前記モノマーBが、カプロラクトン又はδ−バレロラクトンである、請求項1〜3のいずれかに記載のポリエステルコポリマー。
【請求項5】
ポリエステルコポリマーの全質量100%に対する、親水性モノマー残基の質量比率が5%以下である、請求項1〜4のいずれかに記載のポリエステルコポリマー。
【請求項6】
前記モノマーA残基と前記モノマーB残基のみからなる、請求項1〜5のいずれかに記載のポリエステルコポリマー。
【請求項7】
マクロマー単位が2つ以上連結した構造を有する、ポリエステルコポリマーであって、
前記モノマーA又は前記モノマーBにおいて、初期重合速度の速い方の速度をV

、初期重合速度の遅い方の速度をV

とした場合に、前記マクロマー単位は、1.1≦V

/V

≦40を満たすモノマーA残基及びモノマーB残基を主構成単位とする、請求項1〜6のいずれかに記載のポリエステルコポリマー。
【請求項8】
前記モノマーA残基と前記モノマーB残基の全モル数100%に対する、モノマーA残基のモル比率が20〜80%である、請求項1〜7のいずれかに記載のポリエステルコポリマー。
【請求項9】
下記式で表されるR値が0.45〜0.99である、請求項1〜8のいずれかに記載のポリエステルコポリマー。
R=[AB]/2[A][B]×100
[A]:モノマーA残基のモル分率(%)
[B]:モノマーB残基のモル分率(%)
[AB]:モノマーA残基とモノマーB残基が隣り合った構造(A−B、およびB−A)のモル分率(%)
【請求項10】
重量平均分子量が100,000〜1,000,000である、請求項1〜9のいずれかに記載のポリエステルコポリマー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ポリエステルコポリマー、とりわけ、生分解性または生体吸収性を発現し得るポリエステルコポリマーに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリカプロラクトンあるいはこれらの共重合体に代表される、エステル結合形成性モノマーから製造されるポリエステルは、生分解性あるいは生体吸収性ポリマーとして注目され、例えば、縫合糸等の医用材料、医薬、農薬、肥料等の徐放性材料等、多方面に利用されている。更に、生分解性汎用プラスチックとして容器やフィルム等の包装材料としても期待されている。このような用途に好適に使用するため、柔軟性を向上させた生分解性あるいは生体吸収性ポリマーが数多く報告されている。
【0003】
例えば柔軟性を向上させる方法として、特許文献1には、カプロラクトンとグリコリド又はラクチドの成分比率を制御することで柔軟性を向上させる方法や、特許文献2にはモノマー配列のランダム性を制御することで柔軟性を向上させる方法が開示されている。
【0004】
また特許文献3には、分子末端を修飾することで優れた機械強度に影響を与えることなく生分解性を向上させる方法や、特許文献4には、親水性セグメント含有量、分子運動性、結晶性を制御することで優れた生分解性と生体追従性を有するポリエステルコポリマーの合成法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平3−269013号公報
国際公開2019/035357号公報
特開2000−143781号公報
国際公開2019/187569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
医療機器の中には体内に埋めたり皮膚に貼り付けたりするものもあり、その場合は生体の繰り返しの動きに対して、もとの形状を維持することが求められる。しかしながら特許文献1〜4に記載の方法は、柔軟性や生分解性の向上については認められるものの、繰り返しの延伸に対する復元性については言及されておらず、医療用途として用いるためにはさらなる改良が必要であった。
【0007】
そこで本発明は、繰り返しの延伸に対する優れた復元性を発揮するポリエステルコポリマーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための本発明は、以下である。
【0009】
2種類のエステル結合形成性モノマー残基を主構成単位とし、親水性セグメントを分子鎖中に含まないポリエステルコポリマーであって、
前記2種類のエステル結合形成性モノマーをそれぞれモノマーA、モノマーBとした場合に、モノマーA由来の下式で表される結晶量変化率が0.30〜10.00である、ポリエステルコポリマー
結晶量変化率=破断直前まで延伸した時の結晶量/延伸前の結晶量
【発明の効果】
【0010】
本発明により、低ヤング率・高引っ張り強度・生分解性または生体吸収性を有し、かつ復元性に優れ、医療用途やエラストマー用途に適したポリエステルコポリマーを得ることができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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