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公開番号2021191933
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211216
出願番号2020098936
出願日20200605
発明の名称建物の気密構造及び気密部材組付方法
出願人トヨタホーム株式会社
代理人特許業務法人太陽国際特許事務所
主分類E04B 1/348 20060101AFI20211119BHJP(建築物)
要約【課題】インナバルコニーを備えた建物ユニットを含んで構成された建物において、断熱性能を向上させることができる建物の気密構造及び気密部材組付方法を提供する。
【解決手段】建物10の気密構造は、陸屋根20の下方に設けられ、半屋外空間部S1と屋内空間部とを区画する袖壁22を備えた第1建物ユニット12と、第1建物ユニット12に隣接して陸屋根20の下方に設けられた第2建物ユニット14と、第1建物ユニット12における第1天井大梁34の下方に重ね合わされた第1野縁50と、前記第2建物ユニットに前記第1天井大梁と対向して配設された第2天井大梁の下方に重ね合わされた第2野縁と、前記第1野縁及び前記第2野縁の少なくとも一方から対向する野縁側へ延出された延出部と、前記延出部上に重ね合わされて前記第1野縁と前記第2野縁との間の開口を上方から覆う気密部材と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
陸屋根の下方に設けられ、半屋外空間部と屋内空間部とを区画する袖壁を備えた第1建物ユニットと、
前記第1建物ユニットに隣接して前記陸屋根の下方に設けられ、前記半屋外空間部との境界部分に正面壁を備えた第2建物ユニットと、
前記第1建物ユニットにおける前記境界部分に沿って配設された第1天井大梁の下方に重ね合わされた第1野縁と、
前記第2建物ユニットに前記第1天井大梁と対向して配設された第2天井大梁の下方に重ね合わされた第2野縁と、
前記第1野縁及び前記第2野縁の少なくとも一方から対向する野縁側へ延出された延出部と、
前記延出部上に重ね合わされて前記第1野縁と前記第2野縁との間の開口を上方から覆う気密部材と、
を有する建物の気密構造。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記気密部材は、建物の外周部から前記袖壁よりも前記屋内空間部側まで延在されている請求項1に記載の建物の気密構造。
【請求項3】
前記第1建物ユニットの天井下地材と前記第2建物ユニットの天井下地材との隙間を塞ぐ天井継ぎ材を備え、
前記天井継ぎ材と前記気密部材との間に連結部材が配設されている請求項1又は2に記載の建物の気密構造。
【請求項4】
陸屋根の下方に設けられ、半屋外空間部と屋内空間部とを区画する袖壁を備えた第1建物ユニットと、前記第1建物ユニットに隣接して前記陸屋根の下方に設けられ、前記半屋外空間部との境界部分に正面壁を備えた第2建物ユニットと、を備えた建物に気密部材を配設する方法であって、
前記第1建物ユニットにおける前記境界部分に沿って配設された第1天井大梁の下方に重ね合わされた第1野縁から前記第2建物ユニット側へ延出する第1延出部を取付ける工程と、
前記第2建物ユニットに前記第1天井大梁と対向して配設された第2天井大梁の下方に重ね合わされた第2野縁から前記第1建物ユニット側へ延出する第2延出部を取付ける工程と、
前記第1延出部及び前記第2延出部の上に気密部材を重ね合わせて前記第1野縁と前記第2野縁との間の開口を上方から覆う工程と、
を有する気密部材組付方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の気密構造及び気密部材組付方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、インナバルコニーを備えたバルコニーユニットの天井下地材と
バルコニー下ユニットの床下地材との間に階間空間が形成され、この階間空間に階間断熱材が設置された構造が開示されている。また、下記特許文献1では、バルコニー下ユニットの天井部に補強梁が配設されており、この補強梁の上面とバルコニー床小梁との間で階間断熱材を挟み込むことで、階間空間における空気の流通を抑制している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012−172393号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の断熱構造では、インナバルコニーから屋根部への通気を抑制することについて考慮されておらず、建物全体の断熱性能を向上させる上で改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、インナバルコニーを備えた建物ユニットを含んで構成された建物において、断熱性能を向上させることができる建物の気密構造及び気密部材組付方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る建物の気密構造は、陸屋根の下方に設けられ、半屋外空間部と屋内空間部とを区画する袖壁を備えた第1建物ユニットと、前記第1建物ユニットに隣接して前記陸屋根の下方に設けられ、前記半屋外空間部との境界部分に正面壁を備えた第2建物ユニットと、前記第1建物ユニットにおける前記境界部分に沿って配設された第1天井大梁の下方に重ね合わされた第1野縁と、前記第2建物ユニットに前記第1天井大梁と対向して配設された第2天井大梁の下方に重ね合わされた第2野縁と、前記第1野縁及び前記第2野縁の少なくとも一方から対向する野縁側へ延出された延出部と、前記延出部上に重ね合わされて前記第1野縁と前記第2野縁との間の開口を上方から覆う気密部材と、を有する。
【0007】
第1の態様に係る建物の気密構造では、陸屋根(フラットルーフ)の下方に第1建物ユニット及び第2建物ユニットが隣接して設けられており、第1建物ユニットは、半屋外空間部(インナバルコニー)と屋内空間部とを区画する袖壁を備えている。一方、第2建物ユニットには、半屋外空間部との境界部分に正面壁が設けられている。ここで、第1建物ユニットには、第2建物ユニットとの境界部分に沿って第1天井大梁が配設されており、第1天井大梁の下方には第1野縁が重ね合わされている。また、第2天井大梁は、第1天井大梁と対向して配設されており、この第2天井大梁の下方には第2野縁が配設されている。ここで、第1野縁及び第2野縁の少なくとも一方から対向する野縁側へ延出部が延出されており、この延出部上に気密部材が重ね合わされて第1野縁と第2野縁との間の開口を上方から覆っている。これにより、半屋外空間部から陸屋根へ上方に通気するのを抑制することができる。
【0008】
第2の態様に係る建物の気密構造は、第1の態様において、前記気密部材は、建物の外周部から前記袖壁よりも前記屋内空間部側まで延在されている。
【0009】
第2の態様に係る建物の気密構造では、気密部材が袖壁までしか配設されていない構造と比較して、確実に通気を抑制することができる。
【0010】
第3の態様に係る建物の気密構造は、第1の態様又は第2の態様において、前記第1建物ユニットの天井下地材と前記第2建物ユニットの天井下地材との隙間を塞ぐ天井継ぎ材を備え、前記天井継ぎ材と前記気密部材との間に連結部材が配設されている。
(【0011】以降は省略されています)

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