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公開番号2021190493
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211213
出願番号2020092169
出願日20200527
発明の名称コイル部品
出願人株式会社村田製作所
代理人個人
主分類H01F 17/04 20060101AFI20211115BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コイル部品において、巻芯部の周面のまわりにワイヤを巻回できる領域が損なわれることなく、機械的損傷が生じにくくされた、コアを提供する。
【解決手段】実質的に四角柱状の巻芯部23の稜線46〜48に沿って溝状の面取りを施すことによって、凹部45を設ける。凹部45内には、鍔部24および25の内側端面26および27の各々に対して鈍角をなしながら傾斜し、かつ内側端面26および27の各々から離れる方向に延びる勾配面50が設けられる。勾配面50はコア22の機械的強度の向上に寄与する。勾配面50の内側端面26および27側の端部が、周面41側から巻芯部23の中心軸線側に向かう方向に関して、周面41と同じ位置、または周面41より中心軸線側の位置にあることが好ましい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
周面を有しかつ軸線方向に延びる巻芯部と、前記巻芯部の前記軸線方向での互いに逆の端部にそれぞれ設けられた鍔部と、を有し、前記巻芯部の前記軸線方向が実装面に対して平行に延びるように配置される、コアと、
前記鍔部の各々における少なくとも前記実装面側に設けられた、端子電極と、
前記巻芯部の前記周面のまわりに巻回され、かつ前記端子電極に接続された、ワイヤと、
を備え、
前記鍔部の各々は、前記巻芯部側に向きかつ前記巻芯部の各端部を位置させる内側端面と、前記内側端面の反対側の外側に向く外側端面と、を有し、
前記巻芯部の前記周面と前記鍔部の各々の前記内側端面とが交差する部分における前記巻芯部側には、周方向における一部に凹部が設けられ、前記凹部内には、勾配面が設けられ、前記勾配面は、前記内側端面に対して鈍角をなしながら傾斜し、かつ前記内側端面から離れる方向に延びている、
コイル部品。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記勾配面は、前記巻芯部の前記軸線方向に直交する方向であって、前記実装面に平行な方向に見たとき、前記内側端面に対して鈍角をなしながら傾斜し、かつ前記内側端面から離れる方向に延びており、
前記勾配面が設けられる前記凹部は、少なくとも、前記巻芯部の前記周面における実装面と向かい合う側に配置される、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記勾配面が設けられる前記凹部は、前記巻芯部の前記周面における実装面と向かい合う側と、前記実装面と向かい合う側とは反対側と、の双方に配置される、請求項2に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記巻芯部は、互いに平行に延びる複数の稜線を有する実質的に多角柱状であり、前記凹部は、少なくとも1つの前記稜線に設けられた面取りによって与えられる、請求項1ないし3のいずれかに記載のコイル部品。
【請求項5】
前記面取りは、前記稜線の全長にわたって設けられる、請求項4に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記面取りは、前記稜線に沿って延びる溝を形成する、請求項4または5に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記巻芯部は、互いに平行に延びる4つの稜線を有する実質的に四角柱状である、請求項4ないし6のいずれかに記載のコイル部品。
【請求項8】
前記面取りは、すべての前記稜線に設けられる、請求項7に記載のコイル部品。
【請求項9】
前記勾配面は平面を含む、請求項1ないし8のいずれかに記載のコイル部品。
【請求項10】
前記勾配面は凹状のアール面を含む、請求項1ないし9のいずれかに記載のコイル部品。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、コイル部品に関するもので、特に、ワイヤが巻回される巻芯部と、巻芯部の各端部にそれぞれ設けられた鍔部と、を有するコアを備える巻線型のコイル部品に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
巻線型のコイル部品は、通常、巻芯部と、巻芯部の各端部にそれぞれ設けられた鍔部と、を有するコアを備えている。また、このようなコイル部品において、図17に示すように、コアが、その巻芯部の軸線方向が実装面に対して平行に延びるように配置されるものがある。
【0003】
図17には、実装基板1上に実装されたコイル部品におけるコア2が、実装基板1における実装面7に垂直な断面をもって示されている。コア2は、たとえばアルミナまたはフェライトなどからなり、巻芯部3と、巻芯部3の各端部にそれぞれ設けられた鍔部4および5と、を有する。コイル部品は、実装基板1にはんだ付けされることによって実装される。このとき、コア2は、巻芯部3の軸線6の方向が実装基板1の実装面7に対して平行に延びるように配置される。
【0004】
上述した状態において、たとえば温度変化による熱膨張および熱収縮などが原因で、実装基板1に何らかの力が加わったとき、実装基板1が歪むことがある。コア2の機械的強度が不足する場合、実装基板1の歪みの結果、図17に模式的に示すように、クラック8のような機械的損傷が生じ得る。クラック8は、多くの場合、図示したように、巻芯部3と鍔部4または5(図17では、鍔部4)との境を起点として生じることが知られている。
【0005】
他方、たとえば、特開2018−198234号公報(特許文献1)には、その図1ないし図3において、巻芯部と各鍔部との境に勾配面を設けたコアが記載されている。より詳細には、勾配面は、巻芯部の周面と、各鍔部における巻芯部側に向く内側端面と、が交差する部分において全周にわたって設けられ、鍔部の内側端面に対して鈍角をなして延びている。このような勾配面によれば、巻芯部と鍔部との境に生ずる応力を緩和することができ、したがって、図17に示したクラック8を生じにくくする効果を期待できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018−198234号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
図18には、上述の勾配面9が設けられたコア10の一部が拡大されて示されている。勾配面9は、巻芯部11の周面12と、鍔部13における巻芯部11側に向く内側端面14と、が交差する部分において全周にわたって設けられている。勾配面9は、鍔部13の内側端面14に対して鈍角をなして延びている。
【0008】
図17に示したクラック8の発生を防止する観点のみに着目すれば、勾配面9は、鍔部13の内側端面14から巻芯部11の周面12まで、より長い範囲にわたって延びている方が好ましいことがわかる。しかしながら、図18に示すように、巻芯部11の周面12のまわりに巻回されるワイヤ15は、勾配面9から滑り落ちやすいため、勾配面9上にワイヤ15を巻回することは容易ではない。そのため、巻回されたワイヤ15における鍔部13に最も近いターンと鍔部13の内側端面14との間には、比較的広いすき間16が生じてしまう。
【0009】
このようなことから、勾配面9がより長い範囲にわたって延びるほど、すき間16がより広くなり、その結果、巻芯部11の周面12のまわりにワイヤ15を問題なく巻回できる領域がより損なわれてしまう。このことは、コイル部品の小型化とインダクタンス値の十分な確保との両立を困難なものとする。
【0010】
そこで、この発明の目的は、巻芯部の周面と鍔部の内側端面とが交差する部分に勾配面が短い範囲でしか設けられなくても、あるいは勾配面がたとえ設けられなくても、クラックのような機械的損傷を生じさせにくくすることができる、コイル部品を提供しようとすることである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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