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公開番号2021190403
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211213
出願番号2020098056
出願日20200604
発明の名称同軸ケーブル
出願人株式会社潤工社
代理人
主分類H01B 11/18 20060101AFI20211115BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】高い電気特性を備えつつ、仕様または工程上の制約が少ない同軸ケーブルを提供する。
【解決手段】第一の方向に延在する中心導体と、多孔質絶縁材料を含み前記中心導体上に形成された第一誘電体層と、充実絶縁材料を含み前記第一誘電体層上に形成された第二誘電体層と、金属箔を含み前記第二誘電体層上に形成された外部導体と、絶縁性の樹脂材料を含み前記外部導体上に形成された外被と、を備えた同軸ケーブルであって、前記同軸ケーブルは、前記第一の方向に垂直な断面において、前記第二誘電体層の内周側界面と前記内部導体の外周側界面との間の領域の面積を第一面積、前記第二誘電体層の内周側界面と前記第二誘電体層の外周側界面との間の領域の面積を第二面積と規定したとき、前記第二面積が前記第一面積より大きい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第一の方向に延在する中心導体と、
多孔質絶縁材料を含み前記中心導体上に形成された第一誘電体層と、
充実絶縁材料を含み前記第一誘電体層上に形成された第二誘電体層と、
金属箔を含み前記第二誘電体層上に形成された外部導体と、
絶縁性の樹脂材料を含み前記外部導体上に形成された外被と、を備えた同軸ケーブルであって、
前記同軸ケーブルは、前記第一の方向に垂直な断面において、
前記第二誘電体層の内周側界面と前記中心導体の外周側界面との間の領域の面積を第一面積、前記第二誘電体層の内周側界面と前記第二誘電体層の外周側界面との間の領域の面積を第二面積と規定したとき、
前記第二面積が前記第一面積より大きいことを特徴とする同軸ケーブル。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
第一の方向に延在する中心導体と、
多孔質絶縁材料を含み前記中心導体上に形成された第一誘電体層と、
充実絶縁材料を含み前記第一誘電体層上に形成された第二誘電体層と、
金属箔を含み前記第二誘電体層上に形成された外部導体と、
絶縁性の樹脂材料を含み前記外部導体上に形成された外被と、を備えた同軸ケーブルであって、
前記第一の方向に垂直な断面において、
前記同軸ケーブルの前記第一誘電体層は、第一の径方向の厚さを備えた第一誘電体層の第一領域を含み、
前記同軸ケーブルの前記第二誘電体層は、第二の径方向の厚さを備えた第二誘電体層の第一領域を含み、
前記第二誘電体層の第二の径方向の厚さは、前記第一誘電体層の第一の径方向の厚さより大きいことを特徴とする同軸ケーブル。
【請求項3】
前記同軸ケーブルの前記第一誘電体層は、第三の径方向の厚さを備えた第一誘電体層の第二領域をさらに含み、
前記第二誘電体層の第二の径方向の厚さは、前記第一誘電体層の第三の径方向の厚さより小さいことを特徴とする請求項2に記載の同軸ケーブル。
【請求項4】
前記同軸ケーブルの中心導体は、単一の金属線のみで構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載の同軸ケーブル。
【請求項5】
前記外部導体は、金属箔が互いに重なり合う重複領域を含み、前記重複領域において、前記金属箔は、互いに直接、接していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の同軸ケーブル。
【請求項6】
前記外被は、第四の径方向の厚さを備えた外被第一領域を含み、
前記前記第二誘電体層の第二の径方向の厚さは、前記外被の第四の径方向の厚さより大きいことを特徴とする同軸ケーブル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電気特性に優れた同軸ケーブルに関する。特に15GHz以上の高速伝送を高品質で実現可能な同軸ケーブルに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
PCT/JP2004/007117には、内部導体と、該内部導体の外周に形成された発泡絶縁層と、該発泡絶縁層の外周に形成された外部導体とからなる発泡同軸ケーブルにおいて、 該発泡絶縁層の外周に、略真円状の外形を有するスキン層が形成されることを特徴とする発泡同軸ケーブル、が開示されている。このように、多孔質テープ体の巻回層の、その外周に押し出し成形によるスキン層を設けるので、絶縁体の生産性が向上し、外径精度も良くなり、押圧にも強くなる、としている。
さらに、この同軸ケーブルにおいて、内部導体は、4/1000mm以下の外径精度を有し、発泡絶縁層は、多孔質テープ体の巻回により形成され、発泡絶縁層形成後略真円状の外形および±0.02mmの外径精度を有し、発泡絶縁層の外周に、略真円状の外形および±0.02mmの外径精度を有するスキン層が形成され、発泡絶縁層および前記スキン層を介在した前記内部導体と前記外部導体間の特性インピーダンス値の精度が±1Ωであることも開示されている。
このような構成により、伝送速度を高速化し、特性インピーダンス値の精度を向上し、ケーブルの柔軟性を良くし、ケーブルに加わる曲げ、捻り、押圧、摺動等の機械的ストレスを受けても、そのストレスを低減することで所定の機械的強度を維持すると共に特性インピーダンス値の変化を少なくすることができる発泡同軸ケーブルを提供できる、としている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
先行技術文献1に記載の技術は、同軸ケーブルを構成する各要素をそれぞれ高精度に形成しているため、優れた電気特性を得られることが期待できるものではあるが、内部導体、発泡絶縁層、及びスキン層のそれぞれの要素単位で高精度の形成が求められる。このことが仕様または工程上に制約をもたらすことがあり、生産性にも改善の余地があった。
本願発明は、高い電気特性を備えつつ、仕様または工程上の制約が少ない同軸ケーブルを提供するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
PCT/JP2004/007117
【発明の開示】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明にかかる同軸ケーブルは、第一の方向に延在する中心導体と、多孔質絶縁材料を含み前記中心導体上に形成された第一誘電体層と、充実絶縁材料を含み前記第一誘電体層上に形成された第二誘電体層と、金属箔を含み前記第二誘電体層上に形成された外部導体と、絶縁性の樹脂材料を含み前記外部導体上に形成された外被と、を備えた同軸ケーブルであって、前記同軸ケーブルは、前記第一の方向に垂直な断面において、前記第二誘電体層の内周側界面と前記内部導体の外周側界面との間の領域の面積を第一面積、前記第二誘電体層の内周側界面と前記第二誘電体層の外周側界面との間の領域の面積を第二面積と規定したとき、前記第二面積が前記第一面積より大きいことを特徴とする。
【0006】
また、本発明にかかる同軸ケーブルは、第一の方向に延在する中心導体と、多孔質絶縁材料を含み前記中心導体上に形成された第一誘電体層と、充実絶縁材料を含み前記第一誘電体層上に形成された第二誘電体層と、金属箔を含み前記第二誘電体層上に形成された外部導体と、絶縁性の樹脂材料を含み前記外部導体上に形成された外被と、を備えた同軸ケーブルであって、前記第一の方向に垂直な断面において、前記同軸ケーブルの前記第一誘電体層は、第一の径方向の厚さを備えた第一誘電体層の第一領域を含み、前記同軸ケーブルの前記第二誘電体層は、第二の径方向の厚さを備えた第二誘電体層の第一領域を含み、前記第二誘電体層の第二の径方向の厚さは、前記第一誘電体層の第一の径方向の厚さより大きいことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の同軸ケーブルにかかる基本構造を説明するための概略断面図である。
本発明の同軸ケーブルにかかる技術的思想を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係る同軸ケーブルの実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、それぞれの実施例における各々の実施形態は、本発明の技術的な意義を失わない範囲で自由に組み合わせても良い。
【0009】
本発明にかかる実施形態としては、以下の条件を満たすものであればよい。
(1)第一の方向に延在する中心導体と、多孔質絶縁材料を含み前記中心導体上に形成された第一誘電体層と、充実絶縁材料を含み前記第一誘電体層上に形成された第二誘電体層と、金属箔を含み前記第二誘電体層上に形成された外部導体と、絶縁性の樹脂材料を含み前記外部導体上に形成された外被と、を備えた同軸ケーブルであって、
(2)第一の方向に垂直な断面において、前記第二誘電体層の内周側界面と前記内部導体の外周側界面との間の領域の面積を第一面積、前記第二誘電体層の内周側界面と前記第二誘電体層の外周側界面との間の領域の面積を第二面積と規定したとき、前記第二面積が前記第一面積より大きいことを特徴とする同軸ケーブル。
【0010】
次に、図1を用いて実施形態にかかる同軸ケーブルの構成を説明する。
図1は、本発明にかかる同軸ケーブルの基本構造を説明するための断面概略図である。
同図に示すように、同軸ケーブル10は、長手方向(第1の方向)に延存し、中心導体21、誘電体層22、外部導体23、外被24を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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