TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2021182850
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211125
出願番号2021035694
出願日20210305
発明の名称サーバキャビネット用バックアップ電源システム及び検出方法、並びにコンピュータプログラム
出願人ペキン バイドゥ ネットコム サイエンス アンド テクノロジー カンパニー リミテッド,BEIJING BAIDU NETCOM SCIENCE AND TECHNOLOGY CO., LTD.
代理人個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20211029BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】サーバキャビネット用バックアップ電源システムにおいて、バックアップ電源ユニットの減衰性能の検出方法並びにコンピュータプログラムを提供する。
【解決手段】サーバキャビネット用バックアップ電源システム100において、バックアップ電源ユニット101のセルフテスト過程中のバッテリ管理モジュール103は、バッテリパック102がセルフテスト抵抗104に給電するためにバッテリパックを放電させるように制御し、バッテリパックの放電後にバッテリパックを充電させるように制御し、且つ、バッテリパックの充放電パラメータを採集する。バッテリ管理モジュールは、採集したバッテリパックの充放電パラメータに基づいて、バックアップ電源ユニットの減衰性能を確定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
サーバキャビネット用バックアップ電源システムであって、
前記サーバキャビネット用バックアップ電源システムは、並列接続されたバックアップ電源ユニットを複数備え、前記バックアップ電源ユニットは、バッテリパックと、バッテリ管理モジュールと、前記バッテリパックの充電回路に並列接続されるセルフテスト抵抗とを備え、
前記バッテリ管理モジュールは、前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト過程中に、前記セルフテスト抵抗に給電するために前記バッテリパックを放電させるように制御し、前記バッテリパックの放電後に前記バッテリパックを充電するように制御し、且つ前記バッテリパックの充放電パラメータを採集するように構成され、
前記バッテリ管理モジュールはさらに前記バッテリパックの充放電パラメータに基づいて、前記バックアップ電源ユニットの減衰性能を確定するように構成されることを特徴とするサーバキャビネット用バックアップ電源システム。
続きを表示(約 3,500 文字)【請求項2】
前記セルフテスト抵抗の抵抗値は、前記バッテリパックのセルフテスト放電時間、放電中に前記セルフテスト抵抗によって生成された熱、及び前記バックアップ電源ユニットのサイズのうちの少なくとも1つに基づいて確定されることを特徴とする請求項1に記載のサーバキャビネット用バックアップ電源システム。
【請求項3】
前記バッテリ管理モジュールは、前記バッテリパックを満充電・満放電するように制御するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のサーバキャビネット用バックアップ電源システム。
【請求項4】
前記バックアップ電源ユニットは、さらにスイッチ回路を備え、
前記バッテリ管理モジュールは、前記スイッチ回路を介して前記バッテリパックとサーバ負荷のバスとの接続を切断するように制御し、且つ前記バッテリパックと前記セルフテスト抵抗とを連通して前記セルフテスト抵抗を用いて前記バッテリパックを放電するように制御し、
前記バッテリ管理モジュールは、さらに前記バッテリパックの放電後に、スイッチ回路を介して前記バッテリパックと前記セルフテスト抵抗との接続を切断するように制御し、且つ前記バッテリパックと前記充電回路とを連通して前記充電回路を用いて前記バッテリパックを充電するように制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のサーバキャビネット用バックアップ電源システム。
【請求項5】
前記バッテリ管理モジュールはさらに、前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト時間に達したと検出された場合、前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト要件を満たすか否かを判定するように構成され、
前記バッテリ管理モジュールはさらに、前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト要件を満たすと判定された場合、前記バックアップ電源ユニットに対してセルフテスト動作を実行するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のサーバキャビネット用バックアップ電源システム。
【請求項6】
前記バッテリ管理モジュールは、商用電力が正常であることと、サーバキャビネットの給電モジュールが正常であることと、バックアップ電源システムにおける利用可能なバックアップ電源ユニットの数が閾値よりも大きいこととを検出した場合、前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト要件を満たすと判定するように構成されることを特徴とする請求項5に記載のサーバキャビネット用バックアップ電源システム。
【請求項7】
前記バッテリ管理モジュールは、前記バッテリパックの充放電パラメータに基づいて、セルフテスト過程中における前記バックアップ電源ユニットの放電可能容量と放電時間とを確定するように構成され、
前記バッテリ管理モジュールはさらに、セルフテスト過程中における前記バックアップ電源ユニットの放電可能容量と放電時間とに基づいて、定格電力における前記バックアップ電源ユニットの放電可能容量と放電時間とを確定するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のサーバキャビネット用バックアップ電源システム。
【請求項8】
サーバキャビネット用バックアップ電源システムの検出方法であって、
前記検出方法は、サーバキャビネット用バックアップ電源システムにより実行され、前記サーバキャビネット用バックアップ電源システムは、並列接続されたバックアップ電源ユニットを複数備え、前記バックアップ電源ユニットは、バッテリパックと、バッテリ管理モジュールと、前記バッテリパックの充電回路に並列接続されるセルフテスト抵抗と、を備え、
前記検出方法は、
前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト過程中に、前記バッテリ管理モジュールにより、前記セルフテスト抵抗に給電するために前記バッテリパックを放電させるように制御し、前記バッテリパックの放電後に前記バッテリパックを充電するように制御し、且つ前記バッテリパックの充放電パラメータを採集することと、
前記バッテリ管理モジュールにより、前記バッテリパックの充放電パラメータに基づいて、前記バックアップ電源ユニットの減衰性能を確定することと、を含むことを特徴とするサーバキャビネット用バックアップ電源システムの検出方法。
【請求項9】
前記セルフテスト抵抗の抵抗値は、前記バッテリパックのセルフテスト放電時間、放電中に前記セルフテスト抵抗によって生成された熱、及び前記バックアップ電源ユニットのサイズのうちの少なくとも1つに基づいて確定されることを特徴とする請求項8に記載の検出方法。
【請求項10】
前記バッテリ管理モジュールにより、前記セルフテスト抵抗に給電するために前記バッテリパックを放電させるように制御し、前記バッテリパックの放電後に前記バッテリパックを充電するように制御することは、
前記バッテリ管理モジュールにより、前記バッテリパックを放電させて前記セルフテスト抵抗に給電するように制御することと、
前記バッテリパックの満放電後に、前記バッテリパックを満充電までに充電するように制御することと、を含むことを特徴とする請求項8に記載の検出方法。
【請求項11】
前記バックアップ電源ユニットはさらにスイッチ回路を備え、
前記バッテリ管理モジュールにより、前記セルフテスト抵抗に給電するために前記バッテリパックを放電させるように制御し、前記バッテリパックの放電後に前記バッテリパックを充電するように制御することは、
前記バッテリ管理モジュールにより、前記スイッチ回路を介して、前記バッテリパックとサーバ負荷のバスとの接続を切断するように制御し、且つ前記バッテリパックと前記セルフテスト抵抗とを連通して前記セルフテスト抵抗を用いて前記バッテリパックを放電するように制御することと、
前記バッテリ管理モジュールにより、前記バッテリパックの放電後に、さらにスイッチ回路を介して前記バッテリパックと前記セルフテスト抵抗との接続を切断するように制御し、且つ前記バッテリパックと前記充電回路とを連通して前記充電回路を用いて前記バッテリパックを充電するように制御することと、を含む請求項8〜10のいずれか一項に記載の検出方法。
【請求項12】
前記バッテリ管理モジュールにより、前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト時間に達したと検出された場合、前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト要件を満たすか否かを判定することと、
前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト要件を満たすと判定された場合、前記バッテリ管理モジュールにより、さらに前記バックアップ電源ユニットに対してセルフテスト動作を実行することと、をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の検出方法。
【請求項13】
前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト要件を満たすか否かを判定することは、
前記バッテリ管理モジュールにより、商用電力が正常であることと、サーバキャビネットの給電モジュールが正常であることと、バックアップ電源システムにおける利用可能なバックアップ電源ユニットの数が閾値よりも大きいこととを検出した場合、前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト要件を満たすと判定することを備えることを特徴とする請求項12に記載の検出方法。
【請求項14】
前記バッテリ管理モジュールにより、前記バッテリパックの充放電パラメータに基づいて、前記バックアップ電源ユニットの減衰性能を確定することは、
前記バッテリ管理モジュールにより、前記バッテリパックの充放電パラメータに基づいて、セルフテスト過程中における前記バックアップ電源ユニットの放電可能容量と放電時間とを確定することと、
前記バッテリ管理モジュールにより、前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト過程中における放電可能容量と放電時間とに基づいて、定格電力における前記バックアップ電源ユニットの放電可能容量と放電時間とを確定することと、を含むことを特徴とする請求項8に記載の検出方法。
【請求項15】
プロセッサにより実行されると、請求項8〜14のいずれか一項に記載の検出方法が実装される、コンピュータプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願の実施形態は電気機械技術分野に関し、具体的にバックアップ電源技術に関し、具体的にサーバキャビネット用バックアップ電源システム及び検出方法、並びにコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 8,800 文字)【背景技術】
【0002】
バッテリは使用時間とリサイクル回数の増加に伴い、その容量と内部抵抗が次第に減衰し、バックアップバッテリの放電時間も短くなる。バッテリの減衰程度を判断して、バッテリの確実な放電時間を把握し、サーバキャビネットの確実な動作を確保するように、バックアップ電源システムのバッテリの定期的なセルフテストが必要である。
【0003】
従来のサーバキャビネット用バックアップ電源システムのセルフテスト方法は、精度が低く、コストが高いなどの欠点があり、安全上のリスクも存在する。
【発明の概要】
【0004】
サーバキャビネット用バックアップ電源システム及び検出方法、並びにコンピュータプログラムを提供する。
【0005】
第1態様において、本出願の実施形態は、バッテリパック、バッテリ管理モジュール及びセルフテスト抵抗を備える複数の並列接続されたバックアップ電源ユニットを備え、
前記セルフテスト抵抗は前記バッテリパックの充電回路に並列接続され、
前記バッテリ管理モジュールは、前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト過程中に、前記バッテリパックを放電させて前記セルフテスト抵抗に給電し、及び前記バッテリパックの放電後に前記バッテリパックを充電するように制御し、且つ前記バッテリパックの充放電パラメータを採集するように構成され、
前記バッテリ管理モジュールはさらに前記バッテリパックの充放電パラメータに基づいて、前記バックアップ電源ユニットの減衰性能を確定するように構成されることを特徴とするサーバキャビネット用バックアップ電源システムを提供する。
【0006】
第2態様において、本出願の実施形態は、サーバキャビネット用バックアップ電源システムにより実行されるサーバキャビネット用バックアップ電源システムの検出方法であって、前記サーバキャビネット用バックアップ電源システムは、並列接続された複数のバックアップ電源ユニットを備え、前記バックアップ電源ユニットは、バッテリパック、バッテリ管理モジュール及びセルフテスト抵抗を備え、前記セルフテスト抵抗は、前記バッテリパックの充電回路に並列接続され、
前記検出方法は、
前記バックアップ電源ユニットのセルフテスト過程中に、前記バッテリ管理モジュールにより、前記バッテリパックを放電させて前記セルフテスト抵抗に給電し、前記バッテリパックの放電後に前記バッテリパックを充電するように制御し、且つ前記バッテリパックの充放電パラメータを採集することと、
前記バッテリ管理モジュールにより前記バッテリパックの充放電パラメータに基づいて、前記バックアップ電源ユニットの減衰性能を確定することと、を含むことを特徴とするサーバキャビネット用バックアップ電源システムの検出方法を提供する。
【0007】
第3態様において、本出願の実施形態は、プロセッサにより実行されると、第2態様に記載の方法が実装される、コンピュータプログラムを提供する。
【0008】
本出願の技術は、サーバキャビネット用バックアップシステムのセルフテストの正確率を高め、セルフテストのコストを削減し、セルフテストの安全性を高める。
【0009】
この部分に記載された内容は、本出願の実施形態の肝要又は重要な特徴を標識するものではなく、本出願の範囲を制限するものでもないことを理解すべきである。本出願のほかの特徴は以下の説明を通して容易に理解される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図面は本解決手段をさらによく理解させるためのものであり、本出願に対する限定ではない。
図1は本出願の実施形態によるサーバキャビネット用バックアップ電源システムの構造概略図である。
図2は本出願の実施形態によるサーバキャビネット用バックアップ電源システムの構造概略図である。
図3は本出願の実施形態によるサーバキャビネット用バックアップ電源システムの検出方法のフローチャートである。
図4は本出願の実施形態によるサーバキャビネット用バックアップ電源システムの検出方法のフローチャートである。
図5は本出願の実施形態によるサーバキャビネット用バックアップ電源システムの検出方法のフローチャートである。
図6は本出願の実施形態によるサーバキャビネット用バックアップ電源システムのセルフテストのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、図面を合わせて本出願の例示的な実施形態を説明し、理解させることに役に立つように本出願の実施形態の様々な詳細情報が含まれ、それらは例示的なものだけであるとみなされるべきである。そのため、当業者であれば、ここで記載された実施形態に対して様々な変化と修正を行うことができ、本出願の範囲と精神から逸脱しないことを認識すべきである。それと同じように、明確、簡潔に説明するように、以下の説明に公知機能と構造に関する説明が省略される。
【0012】
図1は本出願の実施形態により提供されるサーバキャビネット用バックアップ電源システムの構造概略図であり、本出願の実施形態により提供されるサーバキャビネット用バックアップ電源システムの検出方法を実行でき、図1に示されるように、該システム100は、並列接続されたバックアップ電源ユニット101を複数備えてもよい。バックアップ電源ユニット101はバッテリパック102、バッテリ管理モジュール103およびセルフテスト抵抗104を含み、セルフテスト抵抗104はバッテリパック102の充電回路に並列接続され、バッテリ管理モジュール103はバッテリパック102とセルフテスト抵抗104との接続や切断を制御する。
【0013】
バックアップ電源ユニット101のセルフテスト過程中に、バッテリ管理モジュール103は、バッテリパック102がバッテリパック102を放電させ、セルフテスト抵抗104に給電するように制御して、バッテリパック102を放電させた後にバッテリパック102を充電するように充電回路を制御し、且つバッテリパック102の充放電パラメータを採集するように構成される。ここで、充電回路はバッテリパック102の充電用回路である。
【0014】
具体的に、バックアップ電源ユニット101のセルフテストは、バックアップ電源ユニット101のバッテリ減衰性能の検出を指し、ここで、減衰性能は、使用過程中のバックアップ電源ユニットの性能損失パラメータを指し、バックアップ電源ユニット101におけるバッテリパック102の充放電可能容量と充放電時間などのデータに基づいて計算することができる。バックアップ電源ユニット101はセルフテストを行う時、先にバッテリパック102の放電を行い、例えば、残量100%から残量50%に放電できる。バッテリ管理モジュール103がセルフテスト指令に応答する時、図1に示された破線が属する回路を介してバッテリパック102とセルフテスト抵抗104との接続を制御し、バッテリパック102の電力を接続されたセルフテスト抵抗104に輸送させ、且つバッテリパック102と接続された充電回路とを切断することができ、充電回路はバッテリパック102に接続された正および負のラインを指す。セルフテスト指令は作業員から出せばよく、セルフテスト時間を指定することで自動的に出せばよい。バッテリ管理モジュール103はバッテリパックの放電を制御する時、バッテリパック102の放電パラメータを採集でき、放電パラメータは放電可能容量と放電時間などのパラメータを含んでもよい。
【0015】
バッテリパック102の放電後、バッテリ管理モジュール102は図1における破線が属する回路を介してバッテリパック102とセルフテスト抵抗104との接続を切断するように制御し、図1に示されたバッテリパック102に接続された充電回路を介してバッテリパック102を充電することができ、例えば、残量30%から残量80%に充電することができる。バッテリパック102を充電する時、バッテリ管理モジュール103はバッテリパック102の充電パラメータを採集でき、充電パラメータは充電容量と充電時間などのパラメータを含んでもよい。
【0016】
バッテリ管理モジュール103はさらにバッテリパック102の充放電パラメータに基づいて、バックアップ電源ユニット101の減衰性能を確定することに用いられる。
【0017】
具体的に、充放電パラメータはバッテリパック102の放電パラメータと充電パラメータを含んでもよく、バックアップ電源ユニット101の放電、充電過程中にバッテリ管理モジュール103により採集された電流、電圧および内部抵抗などのパラメータを含んでもよい。バッテリ管理モジュール103はバッテリパック102の充放電パラメータを採集した後、充放電パラメータに基づいて計算し、バックアップ電源ユニット101の減衰性能を取得する。減衰性能は使用過程中におけるバックアップ電源ユニットの性能損失パラメータを指し、例えば、減衰性能はバッテリパック102の容量と抵抗などのパラメータを含んでもよく、バッテリのSОC(State of Charge、残量)とSОH(State of Health、バッテリ劣化状態)などのパラメータを指してもよい。
【0018】
本実施形態において、選択可能に、バッテリ管理モジュールは具体的に、バッテリパックの充放電パラメータに基づいて、セルフテスト過程中におけるバックアップ電源ユニットの放電可能容量と放電時間とを確定し、バッテリ管理モジュールはさらに、具体的にセルフテスト過程中における放電可能容量と放電時間に基づいて、定格電力におけるバックアップ電源ユニットの放電可能容量と放電時間を確定することに用いられる。
【0019】
具体的に、バッテリ管理モジュール103は充放電パラメータを採集した後、充放電パラメータから、セルフテスト過程中におけるバッテリパック102の放電可能容量と放電時間を確定する。セルフテスト過程中のバッテリパック102の放電可能容量と放電時間に基づき、バッテリ管理モジュール103は定格電力におけるパラメータの計算を行い、定格負荷電力におけるバッテリパック102の放電可能容量と放電時間を確定してバッテリパック102の減衰性能を取得できる。例えば、バッテリ管理モジュール103は充放電パラメータに基づいて、セルフテスト時の低電力におけるバックアップ電源ユニット101の放電可能容量と放電時間を確定し、低電力における放電可能容量と放電時間に基づいて、定格負荷電力におけるバックアップ電源ユニット101の放電可能容量と放電時間を確定し、定格電力における放電可能容量と放電時間は低電力における放電可能容量と放電時間の減縮を指す。セルフテスト抵抗104の負荷の充放電リサイクルに基づき、バッテリパック102の容量と内部抵抗の変化を取得することで、低電力におけるバックアップ電源ユニット101のSОCとSОHを取得し、低電力放電と高電力放電の変換アルゴリズムに基づいて、定格電力におけるバックアップ電源ユニット101のSOCとSOHを取得できる。このような構成による有益な効果は、セルフテスト過程中におけるバックアップ電源ユニットの放電可能容量と放電時間を採集することにより、定格電力におけるバックアップ電源ユニットの放電可能容量と放電時間を計算するための基準が得られ、計算の誤差を減少でき、計算精度とセルフテスト過程の計算効率を高めることである。
【0020】
上記の本出願における1つの実施形態は下記のメリット又は有益な効果がある。バックアップ電源ユニットに1つのセルフテスト抵抗を並列接続し、バッテリ管理モジュールでバッテリパックとセルフテスト抵抗との接続や切断を制御し、バッテリパックの充放電に役立ち、且つ充放電パラメータを採集して、バッテリの減衰性能を計算することができる。従来技術において、バッテリ検出作業を手動で行う必要があるという問題を解決した。セルフテスト過程は完全にバックアップ電源システムにより自動的に行われ、稼働コストを削減でき、且つ各バックアップ電源ユニットが独立して動作し、ほかのバックアップ電源ユニット又はサーバの安定性に影響を与えず、セルフテスト抵抗を接続することにより、セルフテスト過程においてバッテリパックにデイープ放電し、バッテリの減衰状況を完全に把握でき、セルフテストの精度を高めることができる。
【0021】
図2は本出願の実施形態により提供されるサーバキャビネット用バックアップ電源システムの構造概略図であり、上記実施形態を基にさらに最適化されたものである。図2に示されるように、本実施形態により提供されるサーバキャビネット用バックアップ電源システム200は、
並列接続された複数のバックアップ電源ユニット201を備えてもよく、バックアップ電源ユニット201はバッテリパック202、バッテリ管理モジュール203、セルフテスト抵抗204及びスイッチ回路205を備え、セルフテスト抵抗204はバッテリパック202の充電回路に並列接続され、スイッチ回路205はバッテリパック202とセルフテスト抵抗204との接続や切断に用いられ、スイッチ回路205はさらにバッテリパック202とサーバ負荷バスの接続と切断に用いられ、バッテリパック202は充電回路を介してサーバ負荷バスに接続され、スイッチ回路205のスイッチはバッテリ管理モジュール203により制御される。
【0022】
本実施形態において、選択可能に、セルフテスト抵抗の抵抗値はバッテリパックのセルフテスト放電時間、セルフテスト抵抗により放電過程中に生成された熱およびバックアップ電源ユニットのサイズのうちの少なくとも一つに基づいて確定される。
【0023】
具体的に、セルフテスト抵抗204を用いてバックアップ電源ユニット201に対して放電セルフテストを行う時、セルフテスト抵抗204の抵抗値は少なくとも、バッテリパック202のセルフテスト放電時間、セルフテスト抵抗204により放電過程中に生成された熱およびバックアップ電源ユニット201のサイズを含む3つの面からの制約を受ける。バッテリパック202の放電時間は所定時間以内に制御されようとする場合、例えば、放電時間が2時間以内のセルフテスト抵抗を選択でき、放電時間が長すぎる場合、セルフテスト効率に影響を与え、放電時間が短すぎる場合、減衰性能の計算の信頼度が低下し、そのため、セルフテスト抵抗204に過量の熱の生成を回避し、セルフテスト過程の安全性を高め、サーバキャビネット内の温度が高すぎることによる危険性を防止する必要があり、サーバキャビネットにおいて、バックアップ電源ユニット201を収容するためのスペースは2u−3u(unit、サーバの外部サイズの単位)だけであり、且つバックアップ電源ユニット201内のスペースが非常にコンパクトであり、バックアップ電源ユニット201にほかの機器にスペースを提供でき、且つバックアップ電源ユニット201の効果的な放熱を確保して、セルフテスト効率を高めるように、セルフテスト抵抗204が占めるスペースはあまり大きくすることができない。
【0024】
本実施形態において、オプションとして、バッテリ管理モジュールは具体的にバッテリパックの満充電・満放電の制御に用いられる。
【0025】
具体的に、バッテリ管理モジュール203はサーバキャビネット用バックアップ電源システム200の重要な構成部分であり、バッテリパック202とセルフテスト抵抗204との間のスイッチを制御できる。バッテリパック202のセルフテストが始まる時、バッテリ管理モジュール203がバッテリパック202とセルフテスト抵抗204とを接続し、バッテリパック202がセルフテスト抵抗204に放電するように制御し、バッテリパック202の放電が完全に完了した後、バッテリ管理モジュール203がバッテリパック202とセルフテスト抵抗204との接続を切断し、バッテリパック202に充電するように充電回路を制御する。バッテリパック202の満充電後、バッテリ管理モジュール203はバックアップ電源ユニット201の減衰性能を計算し始める。そのため、バッテリ管理モジュール203は満充電・満放電を行うようにバッテリパック202を制御でき、バッテリ管理モジュール203の制御により、手動操作が低減される。従来技術において満充電・満放電を行うことができないという問題を解決し、従来のセルフテスト放電技術において、30%〜50%のような一部の容量のみをリリースし、バッテリ全体の放電性能に対する評価精度が低い。本実施形態において、セルフテスト抵抗204を介してバッテリパック202の満充電・満放電を実現でき、満充電と満放電の状況における充放電パラメータを利用して、より高精度なバッテリ減衰パラメータを取得でき、計算の精度を高めることができる。
【0026】
本実施形態において、オプションとして、バックアップ電源ユニットはさらにスイッチ回路を備え、バッテリ管理モジュールは具体的に、スイッチ回路を介して、バッテリパックとサーバ負荷のバスとの接続を切断するように制御して、且つバッテリパックとセルフテスト抵抗との連通を制御し、セルフテスト抵抗を用いてバッテリパックを放電することに用いられ、バッテリ管理モジュールはさらに、具体的にバッテリパックが放電した後、スイッチ回路を介してバッテリパックとセルフテスト抵抗との接続の切断、バッテリパックと充電回路との連通を制御し、充電回路を用いてバッテリパックに充電することに用いられる。
【0027】
具体的に、バッテリ管理モジュール203によりスイッチ回路205の開閉を制御し、スイッチ回路205は、セルフテスト抵抗204とバッテリパック202の充電回路の正負極の間に、接続や切断を行うバッテリ管理モジュール203によりスイッチの開閉を制御するスイッチ回路205を含んでもよく、バッテリパック202とサーバ負荷との間の充電回路におけるバッテリ管理モジュール203によりスイッチの開閉を制御するためのスイッチ回路205を含んでもよい。
【0028】
バッテリパック202が放電する時、バッテリ管理モジュール203がバッテリパック202と充電回路との接続を切断し、且つ充電回路におけるバッテリパック202のスイッチ回路205の接続の切断、及びバッテリパック202とセルフテスト抵抗204とのスイッチ回路205の連通を制御し、セルフテスト抵抗204によりバッテリパック202の放電を実現する。バッテリパック202の放電が終了した後、バッテリ管理モジュール203はバッテリパック202とセルフテスト抵抗204との間のスイッチ回路205の接続を切断し、バッテリパック202と充電回路との連通を回復させ、充電回路を介してバッテリパック202に充電し、バッテリパック202の充電の時にセルフテスト抵抗204に放電することを防止し、充電効率を高める。且つバッテリパック202の充電中又は充電終了後、バッテリパック202とサーバ負荷との間のスイッチ回路205の接続を回復させることができる。
【0029】
放電時にバッテリパック202とサーバ負荷との接続を切断することで、放電過程中、バッテリパック202とサーバ負荷の独立性を実現する。充放電過程中、セルフテスト抵抗204とバッテリパック202との接続や切断を制御することにより、バッテリパック202がセルフテスト抵抗204を介して放電し、バッテリパックのディープ放電を実現し、バッテリの減衰性能の計算精度を高める。且つセルフテスト過程は各バックアップ電源ユニット201が独立して稼働するため、ほかのバックアップ電源ユニット201に影響を与えず、セルフテスト過程はサーバと無関係で、サーバに影響を与えることもなく、新しい安全上のリスクの導入を回避し、且つ高価なDC/DC(直流から直流への電源)を配置する必要がなく、セルフテスト抵抗を用いて投資コストを効果的に削減する。
【0030】
本実施形態において、オプションとして、バッテリ管理モジュールはさらに、バックアップ電源ユニットのセルフテスト時間に達すると、バックアップ電源ユニットのセルフテスト要件を満たすか否かを判定することに用いられ、バックアップ電源ユニットのセルフテスト要件を満たす場合、バッテリ管理モジュールはさらにバックアップ電源ユニットに対してセルフテスト動作を実行することに用いられる。
(【0031】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

ペキン バイドゥ ネットコム サイエンス アンド テクノロジー カンパニー リミテッド
ナレッジグラフ構築方法、装置、電子機器、記憶媒体およびコンピュータプログラム
ペキン バイドゥ ネットコム サイエンス アンド テクノロジー カンパニー リミテッド
サーバキャビネット用バックアップ電源システム及び検出方法、並びにコンピュータプログラム
個人
発電機
個人
発電装置
個人
発電機
個人
分電盤
個人
水のない水車II
個人
協調充電システム
個人
マグネット出力機構
日本電産株式会社
モータ
個人
AC-DCコンバータ
愛知電機株式会社
ステータ
個人
馬の力を利用した発電機
株式会社アクシス
人力発電機
個人
磁束線方向移動型電動機
個人
ティース部増設型発電機
KYB株式会社
保護回路
日本電産株式会社
モータ
日本電産株式会社
モータ
株式会社リコー
電源装置
個人
電線路用の除氷装置
個人
高層住宅用発電装置
株式会社デンソー
モータ
愛知電機株式会社
電力変換装置
FDK株式会社
電源装置
個人
多目的CMモーター
ヨツギ株式会社
カバー体
株式会社デンソー
モータ
個人
新型風力発電システムの件
KYB株式会社
保護回路
個人
永久磁石を応用した回転体
個人
発電装置及び発電方法
株式会社ミクロブ
駆動機構
トヨタ自動車株式会社
金型
日立金属株式会社
ワイヤハーネス
キヤノン株式会社
電源装置
続きを見る