TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2021182027
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211125
出願番号2020086542
出願日20200518
発明の名称トナー
出願人キヤノン株式会社
代理人特許業務法人秀和特許事務所
主分類G03G 9/087 20060101AFI20211029BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】低温定着性に優れ、排紙接着を抑制できるトナー。
【解決手段】結着樹脂及び結晶性材料を含有するトナー粒子を有するトナーであって、細管式レオメータによる試験圧力0.9807MPaでの測定において、120℃での該トナーの粘度が、1.0×104Pa・s以上であり、温度変調型示差走査熱量計により該トナーを測定したとき、一回目の昇温におけるリバーシングヒートフローで得られるガラス転移温度Tg1st、及び二回目の昇温におけるリバーシングヒートフローで得られるガラス転移温度Tg2ndが、
Tg1st-Tg2nd≧10.0℃
を満たすことを特徴とするトナー。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
結着樹脂及び結晶性材料を含有するトナー粒子を有するトナーであって、
細管式レオメータによる試験圧力0.9807MPaでの測定において、120℃での該トナーの粘度が、1.0×10

Pa・s以上であり、
温度変調型示差走査熱量計により該トナーを測定したとき、
一回目の昇温におけるリバーシングヒートフローで得られるガラス転移温度Tg
1st
、及び
二回目の昇温におけるリバーシングヒートフローで得られるガラス転移温度Tg
2nd
が、
Tg
1st
−Tg
2nd
≧10.0℃
を満たすことを特徴とするトナー。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
細管式レオメータによる試験圧力0.9807MPaでの測定において、120℃での前記トナーの粘度を粘度Aとし、試験圧力0.4904MPaでの測定において、120℃での前記トナーの粘度を粘度Bとしたとき、
該粘度Aに対する該粘度Bの比B/Aが、4.0以上である、請求項1に記載のトナー。
【請求項3】
回転式レオメータにより測定した前記トナーの貯蔵弾性率G’が1.0×10

Paとなるときの温度が、115℃以下である請求項1又は2に記載のトナー。
【請求項4】
前記結晶性材料の含有量が前記結着樹脂100質量部に対し、5質量部以上50質量部以下である請求項1〜3のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項5】
前記トナーのテトラヒドロフラン(THF)を用いたソックスレー抽出において、18時間抽出したとき、前記結着樹脂がTHF不溶分を含有し、
前記結着樹脂中の該THF不溶分の含有量が、10質量%以上50質量%以下である請求項1〜4のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項6】
前記トナーのテトラヒドロフラン(THF)を用いたソックスレー抽出により18時間抽出したとき、前記トナーがTHF不溶分を含有し、
該THF不溶分を、2.0℃/minで昇温した際に測定される、120℃における貯蔵弾性率G’(120)が、
1.0×10

Pa以上1.0×10

Pa以下である請求項1〜5のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項7】
前記結着樹脂が、ビニル重合体部位及び非晶性ポリエステル部位を有するハイブリッド樹脂を含有し、
該ビニル重合体部位が、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルからなる群から選択される少なくとも一に由来するモノマーユニットを有し、
該ビニル重合体部位中の該アクリル酸エステル及び該メタクリル酸エステルからなる群から選択される少なくとも一に由来するモノマーユニットの含有量が、50質量%以上98質量%以下である請求項1〜6のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項8】
前記ハイブリッド樹脂中の前記非晶性ポリエステル部位の含有量が、50質量%以上98質量%以下であり、
前記非晶性ポリエステル部位は、3価以上の多価アルコール由来のモノマーユニット及び3価以上の多価カルボン酸由来のモノマーユニットからなる群から選択される少なくとも一を含有する請求項7に記載のトナー。
【請求項9】
前記結晶性材料が、結晶性ポリエステル樹脂を含有する請求項1〜8のいずれか一項に記載のトナー。
【請求項10】
前記結晶性ポリエステル樹脂が、脂肪族ジオールを含むアルコール成分と脂肪族ジカルボン酸を含む酸成分との縮重合体であり、
前記脂肪酸ジオールの炭素数をC1とし、前記脂肪族ジカルボン酸の炭素数をC2としたときに、C1及びC2の和が、8以上16以下である請求項9に記載のトナー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電子写真、静電荷像を顕像化するための画像形成方法に使用されるトナーに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、電子写真方式における画像形成装置では、省エネルギー化の要請が高まっており、定着に用いる熱量を低減するため、低温定着性に優れたトナーが求められている。
トナーの低温定着性を向上させるため、トナー中に結晶性樹脂を含有させる手段がある。結晶性樹脂は、その融点以下では高い弾性を示すが、融点において可塑し、速やかに結着樹脂と相溶し、トナーの溶融変形を促進させる。これによって、低温定着性と耐熱保存性を両立させることができる。
例えば、特許文献1では、低温定着性、現像安定性、及び印字物保管性を向上させるために、非晶性ポリエステルに対して、特定の範囲の炭素数を有する結晶性ポリエステルを添加したトナーが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016−090628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、トナーの低温定着性を向上させた場合、画像の排紙接着が発生しやすくなる。排紙接着とは、印刷物の積載時に定着したトナーが別の印刷物に接着し、剥がれてしまう現象である。低温定着性の高いトナーは、定着時の粘度が低い傾向にあり、排紙接着が発生する可能性が高い。
そして、上記文献のトナーでは、常温常湿環境下で、時間経過とともに結晶性樹脂の結晶化が進行し、結晶性樹脂の大きなドメインが形成される。これによって、トナーが局所的に低粘度化する部分が発生し、定着時の粘度が低下しすぎてしまい排紙接着が発生しやすくなることがわかった。
本開示は、低温定着性に優れ、排紙接着を抑制できるトナーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、結着樹脂及び結晶性材料を含有するトナー粒子を有するトナーであって、
細管式レオメータ(フローテスター昇温法)による試験圧力0.9807MPaでの測定において、120℃での該トナーの粘度が、1.0×10

Pa・s以上であり、
温度変調型示差走査熱量計により該トナーを測定したとき、
一回目の昇温におけるリバーシングヒートフローで得られるガラス転移温度Tg
1st
、及び
二回目の昇温におけるリバーシングヒートフローで得られるガラス転移温度Tg
2nd
が、
Tg
1st
−Tg
2nd
≧10.0℃
を満たすトナーに関する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、低温定着性に優れ、排紙接着を抑制できるトナーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
処理羽根の例
【発明を実施するための形態】
【0008】
数値範囲を表す「XX以上YY以下」や「XX〜YY」の記載は、特に断りのない限り、端点である下限及び上限を含む数値範囲を意味する。
数値範囲が段階的に記載されている場合、各数値範囲の上限及び下限は任意に組み合わせることができる。
「モノマーユニット」とは、ポリマー中のモノマー物質の反応した形態をいう。
【0009】
低温定着性に優れたトナーを得るためには、定着ニップを通過するわずかな時間でトナーを迅速に溶融させる必要がある。近年では定着助剤(低融点ワックスや結晶性樹脂等の添加物)を用い、可塑効果によりトナーを素早く低粘度化する方法が種々検討されている。
しかしながら、定着助剤を用いたトナーにおいては、定着時に加圧されたトナーの粘度が低下し過ぎてしまい、排紙接着が発生してしまう可能性がある。よって、高いレベルの低温定着性の実現と、排紙接着の抑制とは、トレードオフ項目にある。
本発明者らが鋭意検討した結果、下記トナーを用いることで、上記トレードオフを解消できることを見出した。
【0010】
すなわち本開示は、結着樹脂及び結晶性材料を含有するトナー粒子を有するトナーであって、
細管式レオメータ(フローテスター昇温法)による試験圧力0.9807MPaでの測定において、120℃での該トナーの粘度が、1.0×10

Pa・s以上であり、
温度変調型示差走査熱量計により該トナーを測定したとき、
一回目の昇温におけるリバーシングヒートフローで得られるガラス転移温度Tg
1st
、及び
二回目の昇温におけるリバーシングヒートフローで得られるガラス転移温度Tg
2nd
が、
Tg
1st
−Tg
2nd
≧10.0℃
を満たすトナーに関する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
素子
キヤノン株式会社
基板
キヤノン株式会社
筐体
キヤノン株式会社
基板
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
トナー
キヤノン株式会社
投影装置
キヤノン株式会社
撮像装置
キヤノン株式会社
溶接方法
キヤノン株式会社
識別装置
キヤノン株式会社
定着装置
キヤノン株式会社
電子機器
キヤノン株式会社
撮像装置
キヤノン株式会社
電子機器
キヤノン株式会社
光学機器
キヤノン株式会社
撮像装置
続きを見る