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公開番号2021180567
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211118
出願番号2020085135
出願日20200514
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人特許業務法人快友国際特許事務所
主分類B60L 7/14 20060101AFI20211022BHJP(車両一般)
要約【課題】 回生制動に伴う余剰電力を補機によって正確に消費する。
【解決手段】 複数の補機は、余剰電力消費制御中においても、他の目的による動作に応じてその消費電力が変動し得る第1補機と、余剰電力消費制御中においては、他の目的による動作を禁じてその消費電力を固定し得る第2補機とを含む。制御装置は、第1補機に対して、余剰電力消費制御における消費電力の要求値を決定する処理と、第1補機に対する消費電力の要求値に、第1補機の他の目的による消費電力を加味することによって、第1補機による消費電力の実際値を特定する処理と、第1補機による消費電力の実際値を、余剰電力消費制御で消費すべき余剰電力の総量から減じることによって、第2補機に対して余剰電力消費制御における消費電力の要求値を決定する処理とを実行する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
発電機と、
前記発電機による発電電力を蓄えるバッテリと、
前記バッテリからの放電電力によって車輪を駆動するとともに、前記バッテリへ回生電力を供給することによって前記車輪を制動する走行用のモータジェネレータと、
複数の補機と、
前記バッテリの充電余力が所定のレベルを下回るときに、前記回生電力の少なくとも一部を余剰電力として、前記複数の補機によって消費する余剰電力消費制御を実行可能な制御装置と、
を備える車両であって、
前記複数の補機は、
前記余剰電力消費制御中においても、他の目的による動作に応じてその消費電力が変動し得る第1補機と、
前記余剰電力消費制御中においては、他の目的による動作を禁じてその消費電力を固定し得る第2補機と、を含み、
前記制御装置は、
前記第1補機に対して、前記余剰電力消費制御における消費電力の要求値を決定する処理と、
前記第1補機に対する消費電力の前記要求値に、前記第1補機の他の目的による消費電力を加味することによって、前記第1補機による消費電力の実際値を特定する処理と、
前記第1補機による消費電力の前記実際値を、前記余剰電力消費制御で消費すべき前記余剰電力から減じることによって、前記第2補機に対する消費電力の要求値を決定する処理と、
を実行する、車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、走行用のモータジェネレータを有する車両に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
引用文献1に、車両が開示されている。この車両は、燃料電池車であって、発電機である燃料電池と、燃料電池による発電電力を蓄えるバッテリと、バッテリからの放電電力によって車輪を駆動する走行用のモータジェネレータとを備える。モータジェネレータはさらに、バッテリへ回生電力を供給することによって、車輪を制動するように構成されている。
【0003】
バッテリが満充電の状態になると、モータジェネレータによる回生電力を、バッテリに蓄電することができなくなる。即ち、車両を回生制動することができなくなる。このような状況を避けるために、従来の車両では、バッテリの充電余力が所定のレベルを下回るときに、回生電力の少なくとも一部を余剰電力として、複数の補機によって消費することが行われている。以下、このような補機を利用して余剰電力を消費する制御処理を、余剰電力消費制御と称する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002−203583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
余剰電力消費制御では、車両の動作状態から余剰電力が決定され、決定された余剰電力に基づいて、各々の補機に消費電力の要求値が割り当てられる。そして、決定された要求値に応じて、各々の補機を特別に動作させる(即ち、本来の機能を発揮する目的ではなく、余剰電力消費制御のために動作させる)ことによって、余剰電力を過不足なく消費する。しかしながら、複数の補機のなかには、余剰電力消費制御中であっても、例えば車両の正常な動作を維持するために、本来の機能に応じた動作が必要とされるものがあり、このような補機では、余剰電力消費制御で割り当てられた要求値に対して、実施の消費電力が相違するという問題がある。
【0006】
上記の問題を解消するためには、そのような偏差をフィードバックして、各々の補機に対する新たな要求値を再度割り当てることが考えられるが、要求値の変更によって他の補機に新たな偏差が生じるといった相互干渉のおそれもあり、消費電力が安定しないという別の問題を招いてしまう。
【0007】
上記の実情を鑑みて、本明細書は、回生制動に伴う余剰電力を補機によって正確に消費するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本明細書が開示する技術は、車両に具現化される。この車両は、発電機と、発電機による発電電力を蓄えるバッテリと、バッテリからの放電電力によって車輪を駆動するとともに、バッテリへ回生電力を供給することによって車輪を制動する走行用のモータジェネレータとを備える。この車両はさらに、複数の補機と、バッテリの充電余力が所定のレベルを下回るときに、回生電力の少なくとも一部を余剰電力として、複数の補機によって消費する余剰電力消費制御を実行可能な制御装置とを備える。
【0009】
複数の補機には、第1補機と第2補機とが、それぞれ少なくとも一つずつ含まれる。第1補機は、余剰電力消費制御中においても、他の目的による動作に応じて、その消費電力が変動し得る補機である。第2補機は、余剰電力消費制御中においては、他の目的による動作を禁じて、その消費電力を固定し得る補機である。そして、制御装置は、第1補機に対して、余剰電力消費制御における消費電力の要求値を決定する処理と、第1補機に対する消費電力の要求値に、第1補機の他の目的による消費電力を加味することによって、第1補機による消費電力の実際値を特定する処理と、第1補機による消費電力の実際値を、余剰電力消費制御で消費すべき余剰電力から減じることによって、第2補機に対して余剰電力消費制御における消費電力の要求値を決定する処理とを実行する。
【0010】
上記した車両では、複数の補機が、第1補機と第2補機とに区分されている。そして、余剰電力消費制御が実行されるときは、先ず、第1補機のみに対して、余剰電力消費制御における消費電力の要求値が決定される。しかしながら、第1補機は、余剰電力消費制御中においても、他の目的による動作(例えば、本来の機能を発揮するための動作や、本来の機能を維持するための動作)に応じて、その消費電力が変動し得る補機である。従って、第2補機に対する消費電力の要求値を決定する前に、第1補機の他の目的による消費電力を加味することによって、第1補機による消費電力の実際値を特定する。その後、第1補機による消費電力の実際値を、余剰電力消費制御で消費すべき余剰電力から減じることによって、第2補機に対する消費電力の要求値を決定する。第2補機は、余剰電力消費制御中においては、他の目的による動作を禁じて、その消費電力を固定し得る補機である。従って、第2補機では、割り当てられた要求値に応じた電力が、過不足なく消費される。このように、第1補機で生じる消費電力の偏差を、第1補機の要求値ではなく、第2補機の要求値にフィードバックすることにより、余剰電力消費制御で消費すべき余剰電力を、それらの補機によってより正確に消費することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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