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公開番号2021179532
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211118
出願番号2020085053
出願日20200514
発明の名称トナー
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 9/093 20060101AFI20211022BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】より幅広い使用環境や紙種に対応したクリーナーレスシステムに好適な、カブリが発生しにくいトナーの提供。
【解決手段】芯粒子と、該芯粒子を覆う外殻と、を有するトナー粒子を有するトナーであって、該外殻は、有機ケイ素重合体を含有しており、該外殻には、欠落部があり、走査電子顕微鏡の反射電子像から算出される、芯粒子を覆う外殻の被覆率をX%、Xの標準偏差をZ、蛍光エックス線測定から算出される外殻の芯粒子に対する質量の割合をY質量%としたとき、該X、Y、Zが下記式を満たすことを特徴とする。
Y≦0.04X+0.2 (1)
40≦X≦95 (2)
Z≦5.0 (3)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
芯粒子と、該芯粒子を覆う外殻と、を有するトナー粒子を有するトナーであって、
該外殻は、有機ケイ素重合体を含有しており、該外殻には、欠落部があり、走査電子顕微鏡の反射電子像から算出される、芯粒子を覆う外殻の被覆率をX%、Xの標準偏差をZ、蛍光エックス線測定から算出される外殻の芯粒子に対する質量の割合をY質量%としたとき、該X、Y、Zが下記式を満たすことを特徴とするトナー。
Y≦0.04X+0.2 (1)
40≦X≦95 (2)
Z≦5.0 (3)
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
該Xが70≦X≦90である請求項1に記載のトナー。
【請求項3】
該欠落部の最大面積が1.0×10
5
nm
2
以下である請求項1または2に記載のトナー。
【請求項4】
該欠落部に、周期表の1族〜13族のいずれかの元素を含有する微粒子を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載のトナー。
【請求項5】
該トナーがクリーナーレスシステムのプロセスカートリッジに用いられる請求項1〜4のいずれか1項に記載のトナー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真法、静電記録法、及びトナージェット法のような画像形成方法に用いられるトナーに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、プリンタや複写機は、高画質・高耐久性であると同時に、特にプリンタでは小型化・廃棄物レス化が広く求められている。
プリンタはネットワークを介して、多人数で使用するネットワークプリンタや、SOHO等で使用される個人用プリンタなど、様々なビジネスシーンに適応しなければならない。また、オフィスやSOHO環境においては、廃トナー交換等の廃棄物の発生に対するメンテナンスフリーも強く望まれている。よって、プリンタの省スペース化、すなわち小型化や廃棄物レス化への要求は未だ強い。
プリンタの小型化に関しては、主に定着装置の小型化とプロセスカートリッジの小型化が有効である。特に、プロセスカートリッジはプリンタの容積の大部分を占めており、プロセスカートリッジの小型化がプリンタの小型化に大きく貢献できる。
プロセスカートリッジの小型化に関しては、現像装置やクリーニング装置の小型化が有効である。現像装置の小型化に着目すると、電子写真の現像方式には二成分現像方式や一成分現像方式があるが、小型化には一成分現像方式が適している。これは、キャリア等の部材を使用しないためである。
また、クリーニング装置に着目すると、そもそもクリーニング装置を有さないクリーナーレスシステムが、プロセスカートリッジの小型化に非常に適している。多くのプリンタでは、転写工程にて残存した静電潜像担持体(感光体)上のトナー(転写残トナー)は、クリーニングブレード等によりかき取られ、クリーニング容器に回収され廃トナーとなる。一方、クリーナーレスシステムではクリーニングブレード、クリーニング容器が無く、転写残トナーは再度現像装置に回収され現像に寄与するため、プロセスカートリッジを大幅に小型化できるとともに、廃トナーの発生も無く廃棄物レス化にも大きく貢献できる。クリーナーレスシステムにおいて、トナーに求められる性能として、カブリの低減がある。カブリとは、帯電量の低下したトナーが、非画像部に非正規現像してしまう画像弊害であり、カブリの低減のためにはトナーの帯電安定性が非常に重要である。特許文献1ではトナーの帯電安定性を向上させるために、有機ケイ素重合体を含有する表層を有するトナーが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018−194836号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
クリーナーレスシステムにおいては、例えば、メデイアである紙等の填料や添加物が感光体の表面に付着し、異物(帯電阻害成分)として現像装置に回収されてしまうことがある。これらの帯電阻害成分が、プロセスカートリッジ内に混入・残留(以下、コンタミとも称する)してしまうと、トナーに対する帯電付与が適正に行われなくなることが原因で、カブリが発生しやすくなる場合がある。特に、メデイアとしてタルクを含有した紙を使用した場合、タルクが現像装置に回収されると、そのへき開性によりトナー担持体に固着、融着しやすくなり、同時にその帯電付与性により、トナーの帯電量を低下させやすくなりカブリが発生してしまう。このカブリ現象は、トナーの帯電量が相対的に低くなる、高温高湿下で特に顕著に発生しやすい。
特許文献1によれば、トナーの帯電安定性が向上し、カブリ低減が図られるものの、使用環境や紙種によっては改善の余地がある。
このように、プリンタの小型化、廃棄物レス化に関しては、クリーナーレスシステムという有効な手段があるものの、そのクリーナーレスシステムにおいては、使用環境や紙種が限定されてしまうなど、未だ解決が望まれる課題がある。
そこで本発明は、より幅広い使用環境や紙種に対応したクリーナーレスシステムに好適な、カブリが発生しにくいトナーを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、芯粒子と、該芯粒子を覆う外殻と、を有するトナー粒子を有するトナーであって、
該外殻は、有機ケイ素重合体を含有しており、該外殻には、欠落部があり、走査電子顕微鏡の反射電子像から算出される、芯粒子を覆う外殻の被覆率をX%、Xの標準偏差をZ、蛍光エックス線測定から算出される外殻の芯粒子に対する質量の割合をY質量%としたとき、該X、Y、Zが下記式を満たすことを特徴とするトナーに関するものである。
Y≦0.04X+0.2 (1)
40≦X≦95 (2)
Z≦5.0 (3)
【発明の効果】
【0006】
より幅広い使用環境や紙種に対応したクリーナーレスシステムに好適な、カブリが発生しにくいトナーが提供される。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明において、数値範囲を表す「○○以上××以下」や「○○〜××」の記載は、特に断りのない限り、端点である下限及び上限を含む数値範囲を意味する。
【0008】
本発明において、「(メタ)アクリル」とは、「アクリル」及び/又は「メタクリル」を意味する。
【0009】
以下に、本発明のトナーについて、さらに詳しく説明する。
【0010】
本発明者らは、前記した従来技術の課題を解決すべく鋭意検討の結果、芯粒子と、該芯粒子を覆う外殻と、を有するトナー粒子を有するトナーであって、芯粒子に、有機ケイ素重合体を含有する外殻を特定の状態で形成させることで、上記課題を解決できることを見出した。
(【0011】以降は省略されています)

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