TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2021178570
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211118
出願番号2020084994
出願日20200514
発明の名称走行制御装置
出願人個人
代理人個人
主分類B60K 28/10 20060101AFI20211022BHJP(車両一般)
要約【課題】踏間違えが生じたときに事故の発生を確実に回避する走行制御装置を提供する。
【解決手段】
推進力調整部2が、アクセルペダル21が踏み込まれていない位置Pa1および最も踏み込まれた位置Pa4の間に規定された位置Pa2において最大の推進力を出力させると共に位置Pa1,Pa4において最小の推進力をそれぞれ出力させ、位置Pa1,Pa2の間においてペダル21の踏込み量が増加したときに推進力を増加させると共に位置Pa2,Pa4の間において踏込み量に応じて推進力を増減させ、ブレーキペダル31が、位置Pa3,Pa4の間においてペダル21の踏込み量が増加したときにそのペダル操作に連動してペダル31の踏込み量が増加するように構成され、制動力調整部3が、ペダル31が踏み込まれていない位置Pb1と最も踏み込まれた位置Pb2との間においてペダル31の踏込み量に応じて制動装置13に出力させる制動力を増減させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
アクセルペダルを有して推進装置に対して当該アクセルペダルの踏込み位置に応じた推進力を出力させる推進力調整部と、ブレーキペダルを有して制動装置に対して当該ブレーキペダルの踏込み位置に応じた制動力を出力させる制動力調整部とを備えた走行制御装置であって、
前記推進力調整部は、前記アクセルペダルが踏み込まれていない第1のアクセル踏込み位置と当該アクセルペダルが最も踏み込まれた第2のアクセル踏込み位置との間に規定された第3のアクセル踏込み位置において前記推進装置に最大の推進力を出力させると共に当該第1のアクセル踏込み位置および当該第2のアクセル踏込み位置の両位置において当該推進装置に最小の推進力をそれぞれ出力させ、前記第1のアクセル踏込み位置および前記第3のアクセル踏込み位置の間において前記アクセルペダルの踏込み量が増加したときに前記推進装置に出力させる推進力を増加させると共に当該第3のアクセル踏込み位置および前記第2のアクセル踏込み位置の間において当該アクセルペダルの踏込み量が増加したときに当該推進装置に出力させる推進力を減少させ、かつ前記第2のアクセル踏込み位置および前記第3のアクセル踏込み位置の間において前記アクセルペダルの踏込み量が減少したときに前記推進装置に出力させる推進力を増加させると共に当該第3のアクセル踏込み位置および前記第1のアクセル踏込み位置の間において当該アクセルペダルの踏込み量が減少したときに当該推進装置に出力させる推進力を減少させ、
前記ブレーキペダルおよび前記アクセルペダルのいずれかは、前記第3のアクセル踏込み位置および前記第2のアクセル踏込み位置の間に規定された第4のアクセル踏込み位置と当該第2のアクセル踏込み位置との間において当該アクセルペダルの踏込み量が増加したときに当該アクセルペダルに対するペダル操作に連動して当該ブレーキペダルの踏込み量が増加するように構成され、
前記制動力調整部は、前記ブレーキペダルが踏み込まれていない第1のブレーキ踏込み位置と当該ブレーキペダルが最も踏み込まれた第2のブレーキ踏込み位置との間において当該ブレーキペダルの踏込み量が増加したときに前記制動装置に出力させる制動力を増加させ、かつ前記第2のブレーキ踏込み位置および前記第1のブレーキ踏込み位置の間において前記ブレーキペダルの踏込み量が減少したときに前記制動装置に出力させる制動力を減少させる走行制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記ブレーキペダルには、前記アクセルペダルを前記第4のアクセル踏込み位置および前記第2のアクセル踏込み位置の間に踏み込んでいる足によって当該アクセルペダルと共に当該ブレーキペダルを踏み込み可能な第1のペダル面と、当該ブレーキペダルを前記アクセルペダルとは別個に単体で踏み込み可能な第2のペダル面とが設けられている請求項1記載の走行制御装置。
【請求項3】
前記推進力調整部は、前記第3のアクセル踏込み位置および前記第4のアクセル踏込み位置の間において前記アクセルペダルの踏込み量が増加したときに前記推進装置に出力させる推進力を減少させて当該第4のアクセル踏込み位置において当該推進装置に前記最小の推進力を出力させると共に当該第4のアクセル踏込み位置および前記第2のアクセル踏込み位置の間において当該アクセルペダルの踏込み量が増加したとき、並びに当該第2のアクセル踏込み位置および当該第4のアクセル踏込み位置の間において当該アクセルペダルの踏込み量が減少したときに当該推進装置に当該最小の推進力を出力する状態を維持させ、かつ前記第4のアクセル踏込み位置および前記第3のアクセル踏込み位置の間において前記アクセルペダルの踏込み量が減少したときに前記推進装置に出力させる推進力を増加させる請求項1または2記載の走行制御装置。
【請求項4】
前記推進力調整部は、前記第1のアクセル踏込み位置から前記第3のアクセル踏込み位置までの前記アクセルペダルの踏込み量、および当該第3のアクセル踏込み位置から前記第4のアクセル踏込み位置までの当該アクセルペダルの踏込み量が互いに等しくなるように当該第3のアクセル踏込み位置および当該第4のアクセル踏込み位置がそれぞれ規定されている請求項3記載の走行制御装置。
【請求項5】
前記推進力調整部は、前記アクセルペダルの踏込み位置を検出するセンサ、当該センサから出力されるセンサ信号に基づいて前記アクセルペダルの踏込み位置を特定すると共に特定した当該踏込み位置に対応する推進力を前記推進装置に出力させる処理部、および当該処理部によって特定される前記踏込み位置に対応して前記推進装置に出力させる推進力を特定可能な推進力調整用データを記憶する記憶部を備えている請求項1から4のいずれかに記載の走行制御装置。
【請求項6】
前記推進力調整部は、前記アクセルペダルに対する踏込み操作に応じてスライドさせられるアクセルワイヤーと、前記第1のアクセル位置と前記第3のアクセル位置との間で前記アクセルペダルの踏込み量が増加したとき、および前記第2のアクセル位置と当該第3のアクセル位置との間で当該アクセルペダルの踏込み量が減少したときに前記アクセルワイヤーを第1の向きにスライドさせると共に、前記第3のアクセル位置と前記第1のアクセル位置との間で前記アクセルペダルの踏込み量が減少したとき、および当該第3のアクセル位置と前記第2のアクセル位置との間で当該アクセルペダルの踏込み量が増加したときに前記アクセルワイヤーを前記第1の向きの逆向きである第2の向きにスライドさせる操作方向変更機構とを備えている請求項1から4のいずれかに記載の走行制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、推進装置に対してアクセルペダルの踏込み位置に応じた推進力を出力させる推進力調整部と、制動装置に対してブレーキペダルの踏込み位置に応じた制動力を出力させる制動力調整部とを備えた走行制御装置に関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、アクセルペダルおよびブレーキペダルの踏間違えに起因する事故(ブレーキペダルを踏み込んで減速・停車すべきときに誤ってアクセルペダルを踏み込むことで車両が加速して生じる事故)が社会問題化している。また、そのような事故を回避すべく、カメラやレーダーを搭載して車両の進行方向に障害物が存在するときに車両を自動的に停止させる自動ブレーキ装置の搭載車両も普及しつつある。しかしながら、非搭載車両に自動ブレーキ装置を追加することが非常に困難であり、新規登録車両についても全車が自動ブレーキ装置の搭載車両ではない。また、自動ブレーキ装置の搭載車両であっても、正常に機能する条件(動作が保証される速度域や天候など)に制限があり、踏間違えが生じたときに事故の発生を確実に回避することは困難となっている。
【0003】
一方、下記の特許文献には、踏間違え事故の発生を抑止する重大事故発生抑止補助具(以下、単に「補助具」ともいう)の考案が開示されている。具体的には、下記特許文献に開示の補助具は、ブレーキペダルに取り付けるためのブレーキペダル固定部と、アクセルペダルが踏み込まれた際にアクセルペダルに対するペダル操作に連動してブレーキペダルを操作させるためのアクセルペダル踏込み受け部と、ブレーキペダル固定部およびアクセルペダル踏込み受け部を連結する連結部とを備えて構成されている。
【0004】
この補助具の使用に際しては、まず、ブレーキペダル固定部をブレーキペダルに固定する。次いで、連結部を介してアクセルペダル踏込み受け部をブレーキペダル固定部に連結する。この際には、通常の運転中に安全運転の範囲を超えてアクセルペダルが踏み込まれたときにアクセルペダルがアクセルペダル踏込み受け部に当接するようにブレーキペダル固定部(ブレーキペダル固定部が固定されているブレーキペダル)に対するアクセルペダル踏込み受け部の位置を調整する。これにより、上記の安全運転の範囲内でアクセルペダルが操作されているときには、補助具を取り付けていない通常の車両同様にアクセルペダルの踏込み量に応じた加速やブレーキペダルの踏込み量に応じた減速が行われ、安全運転の範囲を超えてアクセルペダルが操作されたときには、アクセルペダルが補助具(アクセルペダル踏込み受け部)に当接してアクセルペダルの踏込み量に応じてブレーキペダルが操作される状態となる。
【0005】
したがって、踏間違えが生じて誤ってアクセルペダルが大きく踏み込まれたときには、アクセルペダルと共に操作されるブレーキペダルの踏込み量に応じて制動力が働くため、車両の急加速を回避することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3224601号公報(第4−10頁、第1−4図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、上記の特許文献に開示の補助具には、以下のような解決すべき課題が存在する。具体的には、上記の補助具は、アクセルペダルが大きく踏み込まれたときにアクセルペダルの踏み込み操作に連動してブレーキペダルが操作されるようにブレーキペダルに取り付けておくことができるように構成されている。
【0008】
この場合、上記の特許文献には、「ブレーキとアクセルとを踏み間違えてもわずかな間だけ加速した後、急ブレーキが作動して自動車が急に加速しなくなるので、運転者が慣性の法則により前のめりになってこの自動車の異常な挙動にびっくりしてブレーキとアクセルの踏み間違いに気が付くことができる。」と記載されている。しかしながら、上記の補助具によって発生を抑止しようとしている事故は、ブレーキペダルを踏み込むべきときに誤ってアクセルペダルを踏み込む踏間違えに起因する事故である。つまり、踏間違えをした運転者は、減速・停車を希望してペダル操作を行っているため、急ブレーキが作動して自動車が急に加速しなくなる挙動は、踏間違えをしている運転者が想定している挙動そのものである。このため、上記の補助具では、踏間違えを自覚できず、事故の発生を回避できないおそれがある。
【0009】
また、仮に踏間違えを自覚できたとしても、本来操作すべきブレーキペダルを踏み込むためにアクセルペダルを踏み戻した際(アクセルペダルの踏込み量を減少させた際)に、補助具によってアクセルペダルに対するペダル操作に連動して操作されているブレーキペダルの踏込み量が徐々に減少して制動力が徐々に低下し、アクセルペダル踏込み受け部からアクセルペダルが離間する位置まで踏み戻されたときには、ブレーキペダルが全く踏み込まれていない状態において安全運転の範囲内における最大の加速が生じることとなる。この結果、踏間違えを自覚した運転者が事故の発生を回避するには、例えば、右足でアクセルペダルを踏み込んだ状態(アクセルペダルに対するペダル操作に連動してブレーキペダルが操作されている状態)を維持しつつ左足でブレーキペダルを踏み込み、その後に右足によるアクセルペダルの踏み込みを終了するといったイレギュラーな操作が必要とされる。このような操作は、踏間違えをした状態の運転者にとって非常に困難である。
【0010】
さらに、上記の補助具では、アクセルペダルが大きく踏み込まれたときにアクセルペダルに対するペダル操作に連動してブレーキペダルが操作されることで車両が急加速するのを回避する構成であるが、アクセルペダルに対するペダル操作に連動してブレーキペダルが操作されている状態は、ブレーキペダルの踏込み量に応じた制動力と共に、アクセルペダルの踏込み量に応じた推進力が働いた状態となっている。このため、特に、高出力の推進装置を搭載した車両や、制動装置の制動力が小さい車両においては、上記の補助具の取付けによって踏間違え時の車両の急加速を回避することができるものの、事故の発生を回避できる程度の十分な減速や停車を行うことができないおそれがある。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイート
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
タイヤチェ-ン
1か月前
個人
丸太原木固定装置
1か月前
個人
渡り板装置
2か月前
個人
ロープ引き留め具
2か月前
個人
サンシェード
3日前
個人
自動車端進路表示器
1か月前
個人
タイヤ交換具
8日前
個人
自動車用簡易カーテン
1か月前
個人
自動雨除け装置
10日前
エムケー精工株式会社
ノズル
2か月前
個人
自転車のパンクしないタイヤ
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
16日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
運転者監視装置
10日前
個人
タイヤ駆動車両
今日
井関農機株式会社
作業車両
4日前
井関農機株式会社
作業車両
4日前
ダイハツ工業株式会社
車両
1か月前
株式会社アイテック
デッキボード
14日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
いすゞ自動車株式会社
シフトレバー
1か月前
株式会社デンソー
車両
2か月前
株式会社豊田自動織機
電動式牽引車
1か月前
ダイハツ工業株式会社
制御装置
9日前
個人
自動車用可動式天井収納棚
2か月前
ダイハツ工業株式会社
制御装置
9日前
株式会社ヒロテック
自動車のドア構造
1か月前
株式会社A-Z
自動車用ルームミラー
1か月前
スズキ株式会社
車体構造
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
トヨタ車体株式会社
車両
15日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
1か月前
株式会社ソニックス
座席用仕切り
1か月前
ダイハツ工業株式会社
全方向車輪
14日前
いすゞ自動車株式会社
ハイブリッド車両
1か月前
いすゞ自動車株式会社
ハイブリッド車両
1か月前
続きを見る