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公開番号2021173268
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211101
出願番号2020080540
出願日20200430
発明の名称流体機械
出願人株式会社豊田自動織機,NOK株式会社
代理人個人,個人
主分類F04B 53/16 20060101AFI20211004BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】耐腐食性を向上させること。
【解決手段】シール部材50は、第1の溝53aと第2の溝54aとは貫通孔56によって連通されている部位を有する。第1の溝53aの内部、及び第2の溝54aの内部にそれぞれ溜まった塩水は、貫通孔56を介して第1の溝53aの内部、及び第2の溝54aの内部にそれぞれ行き来することが可能となる。したがって、ロータハウジング14とシール部材50との間での腐食の進行度合と、カバー部材15とシール部材50との間での腐食の進行度合との差を小さくすることが可能となる。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
回転軸によって回転するロータと、
前記ロータが収容され、前記回転軸が貫通する底壁及び前記底壁の外周部から筒状に延びる周壁を有するロータハウジングと、前記ロータハウジングの開口を閉塞するカバー部材と、を有するハウジングと、
前記周壁と前記カバー部材との合わせ面の少なくとも一方の面に環状に形成された環状溝と、
前記環状溝に収容され、前記ロータハウジングに圧接するとともに前記カバー部材に圧接し、環状に形成されたシール部材と、を備える流体機械であって、
前記シール部材は、環状の全周において、前記ロータハウジングに圧接する面に対して凹条に形成され、前記ロータハウジングと非接触の第1の溝と、環状の全周において、前記カバー部材に圧接する面に対して凹条に形成され、前記カバー部材と非接触の第2の溝と、を有し、
前記第1の溝と前記第2の溝とは前記周壁と前記カバー部材との合わせ方向において互いに反対方向に凹み、前記第1の溝と前記第2の溝とは貫通孔によって連通されている部位を有することを特徴とする流体機械。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記シール部材は、前記ロータハウジングに圧接して第1のシール長を有する第1シール部と、前記カバー部材に圧接して前記第1のシール長とは異なるシール長を有する第2のシール長を有する第2シール部と、を有するシール本体部を備え、
前記シール本体部の内周側には、前記環状溝の内周側に向けて突出する突起を有し、
前記突起は、周方向に間隔をあけて複数設けられ、前記シール本体部を前記環状溝の外周側に対して押し付けて接触させ、
前記貫通孔は、隣り合う前記突起の間の領域に位置することを特徴とする請求項1に記載の流体機械。
【請求項3】
前記第1シール部は、前記第1の溝よりも内周側の第1の接触部と、前記第1の溝よりも外周側の第2の接触部と、を有し、
前記第2シール部は、前記第2の溝よりも内周側の第3の接触部と、前記第2の溝よりも外周側の第4の接触部と、を有し、
前記貫通孔の最下部は、前記第1の接触部の最下部及び前記第3の接触部の最下部よりも重力方向下側に位置していることを特徴とする請求項2に記載の流体機械。
【請求項4】
前記シール部材は、前記環状溝に対して前記シール本体部を位置決めする位置決め用突起を有し、
前記環状溝の側面には前記位置決め用突起が設けられる凹条の位置決め用溝が形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の流体機械。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、流体機械に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているルーツポンプのような流体機械は、回転軸によって回転するロータを備えている。また、流体機械のハウジングは、回転軸が貫通する底壁及び底壁の外周部から筒状に延びる周壁を有するロータハウジングと、ロータハウジングの開口を閉塞するカバー部材と、を有している。ロータハウジングには、ロータが収容されている。ロータハウジングの周壁とカバー部材との合わせ面の少なくとも一方の面には、環状溝が形成されている。そして、環状溝には、環状に形成されたシール部材が収容されている。シール部材は、ロータハウジングに圧接するとともにカバー部材に圧接している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006−283664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、環状溝に収容されるシール部材は、環状の全周において、ロータハウジングに圧接する面に対して凹条に形成され、ロータハウジングと非接触の第1の溝と、環状の全周において、カバー部材に圧接する面に対して凹条に形成され、カバー部材と非接触に第2の溝と、を有している。すると、ロータハウジングとカバー部材との間を流れる流体が、第1の溝の内部、及び第2の溝の内部でそれぞれ拡散される。これにより、流体の流れの直進性が失われるため、流体がシール部材を通過し難くなる。その結果、シール部材のシール性が向上する。
【0005】
しかしながら、ロータハウジング及びカバー部材とシール部材との間にそれぞれ存在する流体が原因で生じるロータハウジングとシール部材との間での腐食の進行度合い、及び、カバー部材とシール部材との間での腐食の進行度合がそれぞれ異なる場合がある。よって、例えば、ロータハウジングとシール部材との間での腐食の進行度合がまだ小さくても、カバー部材とシール部材との間での腐食の進行度合が大きくなっている虞があった。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、耐腐食性を向上させることができる流体機械を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する流体機械は、回転軸によって回転するロータと、前記ロータが収容され、前記回転軸が貫通する底壁及び前記底壁の外周部から筒状に延びる周壁を有するロータハウジングと、前記ロータハウジングの開口を閉塞するカバー部材と、を有するハウジングと、前記周壁と前記カバー部材との合わせ面の少なくとも一方の面に環状に形成された環状溝と、前記環状溝に収容され、前記ロータハウジングに圧接するとともに前記カバー部材に圧接し、環状に形成されたシール部材と、を備える流体機械であって、前記シール部材は、環状の全周において、前記ロータハウジングに圧接する面に対して凹条に形成され、前記ロータハウジングと非接触の第1の溝と、環状の全周において、前記カバー部材に圧接する面に対して凹条に形成され、前記カバー部材と非接触の第2の溝と、を有し、前記第1の溝と前記第2の溝とは前記周壁と前記カバー部材との合わせ方向において互いに反対方向に凹み、前記第1の溝と前記第2の溝とは貫通孔によって連通されている部位を有する。
【0008】
これによれば、第1の溝の内部、及び第2の溝の内部にそれぞれ溜まった流体が、貫通孔を介して第1の溝の内部、及び第2の溝の内部にそれぞれ行き来することが可能となる。したがって、ロータハウジングとシール部材との間での腐食の進行度合と、カバー部材とシール部材との間での腐食の進行度合との差を小さくすることが可能となり、結果として、ハウジングやシール部材の耐腐食性を向上させることができる。
【0009】
上記流体機械において、前記シール部材は、前記ロータハウジングに圧接して第1のシール長を有する第1シール部と、前記カバー部材に圧接して前記第1のシール長とは異なるシール長を有する第2のシール長を有する第2シール部と、を有するシール本体部を備え、前記シール本体部の内周側には、前記環状溝の内周側に向けて突出する突起を有し、前記突起は、周方向に間隔をあけて複数設けられ、前記シール本体部を前記環状溝の外周側に対して押し付けて接触させ、前記貫通孔は、隣り合う前記突起の間の領域に位置するとよい。
【0010】
これによれば、シール本体部が、複数の突起によって環状溝の外周側に対して押し付けられているため、環状溝の外周側の側面とシール部材との間の隙間が小さくなる。このため、環状溝の外周側の側面とシール部材との間の隙間に流体が溜まり難くなる。したがって、ハウジングやシール部材の耐腐食性を向上させることができる。さらに、貫通孔が、隣り合う突起の間の領域に位置する。このため、例えば、貫通孔が、シール本体部において、シール本体部の周方向で突起と対応する部分に配置されている場合に比べると、突起が押し潰されてシール本体部が変形したときに、貫通孔が消滅してしまうことを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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