TOP特許意匠商標
特許ウォッチ DM通知 Twitter
公開番号2021173267
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211101
出願番号2020080384
出願日20200430
発明の名称内燃機関
出願人株式会社アイシン
代理人特許業務法人R&C
主分類F02B 23/06 20060101AFI20211004BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】燃焼室に噴射した燃料を確実に拡散させ良好な燃焼を実現する内燃機関を構成する。
【解決手段】シリンダ3に往復移動自在に収容されたピストン4と、ピストン4の頂面4Sとシリンダヘッド2の内面との間の空間に連なるように、ピストン4の頂面4Sに形成された凹状のキャビティCと、キャビティCに連通する燃料案内空間10の内部に配置されたインジェクタ5とを有している。燃料案内空間10とキャビティCとの境界にエッジ部Caが形成され、インジェクタ5が、ノズル5nからエッジ部Caに近接する位置又は接する位置に直線的に燃料を送り出す。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シリンダに往復移動自在に収容されたピストンと、前記ピストンの頂面とシリンダヘッドの内面との間の空間に連通するように、前記ピストンの前記頂面あるいは前記シリンダヘッドの内面に形成された凹状のキャビティと、
前記キャビティに連通する燃料案内空間の内部に配置されたインジェクタとを有し、
前記燃料案内空間と前記キャビティ又はシリンダヘッドとの境界にエッジ部が形成され、
前記ピストンが上死点の近傍に位置する状態において、
前記インジェクタが、当該インジェクタのノズルから前記エッジ部に近接する位置又は接する位置に直線的に燃料を送り出す内燃機関。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記キャビティが、前記ピストンの頂面に形成され、
前記燃料案内空間の延びる方向が前記シリンダの中心のシリンダ軸芯に対して斜め姿勢に設定され、当該燃料案内空間が前記キャビティを覆う位置の前記シリンダヘッドに形成され、
前記エッジ部が、前記燃料案内空間と前記シリンダヘッドとの境界に形成され、
前記燃料案内空間が直径Dの円筒状の空間であり、
前記燃料案内空間の筒状部位の中心において燃料の噴射方向に沿う姿勢の仮想直線を噴射中心ラインXとし、
前記噴射中心ラインXに沿う方向での前記ノズルと、前記エッジ部との距離を第1噴射距離Laとし、
前記ノズルから前記燃料案内空間の内部に噴射される燃料が、前記ノズルを基準に前記噴射中心ラインXを中心とする円錐状に拡がる角度を噴射角θとした場合に、
La=D/2tan(θ/2)となる関係式が成立する請求項1に記載の内燃機関。
【請求項3】
前記キャビティが、前記ピストンの頂面に形成され、
前記燃料案内空間の延びる方向が前記シリンダの中心のシリンダ軸芯に対して斜め姿勢に設定され、当該燃料案内空間が前記キャビティを覆う位置の前記シリンダヘッドに形成され、
前記エッジ部が、前記燃料案内空間と前記キャビティとの境界に形成され、
前記燃料案内空間が直径Dの円筒状の空間であり、
前記燃料案内空間の筒状部位の中心において燃料の噴射方向に沿う姿勢の仮想直線を噴射中心ラインXとし、
前記噴射中心ラインXに沿う方向での前記ノズルと、前記エッジ部との距離を第2噴射距離Lbとし、
前記ノズルから前記燃料案内空間の内部に噴射される燃料が、前記ノズルを基準に前記噴射中心ラインXを中心とする円錐状に拡がる角度を噴射角θとした場合に、
Lb=D/2tan(θ/2)となる関係式が成立する請求項1に記載の内燃機関。
【請求項4】
前記キャビティが、前記ピストンの外径の中心と共通する中心の円周を有する凹状である請求項2又は3に記載の内燃機関。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
燃焼室に燃料を噴射する構成の内燃機関として、ピストンが上昇したタイミングで噴射した燃料を、突起等に衝突させて拡散させ、良好な混合気を作り出すものが以下の特許文献1と特許文献2とに記載されている。
【0003】
特許文献1では、ピストンヘッドに形成されるキャビティで燃焼室を構成し、このキャビティの中央に対し、上方に伸びる突起体を形成し、ピストンが上昇した際にシリンダヘッドに形成した噴口から燃料を噴射し、噴射した燃料をキャビティの突起体に衝突させて拡散により良好な混合気を作り出す構成が記載されている。
【0004】
また、特許文献2では、シリンダヘッドに形成した副室の内部に燃料を噴射する噴口を形成したノズルを備え、ピストンの頂面中央から上方に突出する突出部を形成し、ピストンが上死点の付近に達した際に突出部が副室に突入状態となり、この状態で噴口から燃料を噴射することで突出部の衝突面に燃料が衝突して副室の内部に拡散し、空気との混合が促進される構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平4−12121号公報
特開平4−12116号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
燃焼室に噴射した燃料を拡散させ、良好な混合気を作り出す処理は、効率的な燃焼を実現する観点から重要であり、燃料を拡散させる際には燃料の微細化も重要である。
【0007】
これに対し、特許文献1と特許文献2とに記載される構成では、突起物の端部に対し、突起方向に沿う方向から燃料を噴射して拡散させる構成であるため、突起物の突出端に燃料が付着する現象を避けることができず、付着した燃料が拡散され難いため、未燃ガスの増大を招くものであった。
【0008】
このような理由から、燃焼室に噴射した燃料を確実に拡散させ良好な燃焼を実現する内燃機関が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る内燃機関の特徴構成は、シリンダに往復移動自在に収容されたピストンと、前記ピストンの頂面とシリンダヘッドの内面との間の空間に連通するように、前記ピストンの前記頂面あるいは前記シリンダヘッドの内面に形成された凹状のキャビティと、前記キャビティに連通する燃料案内空間の内部に配置されたインジェクタとを有し、前記燃料案内空間と前記キャビティ又はシリンダヘッドとの境界にエッジ部が形成され、前記ピストンが上死点の近傍に位置する状態において、前記インジェクタが、当該インジェクタのノズルから前記エッジ部に近接する位置又は接する位置に直線的に燃料を送り出す点にある。
【0010】
この特徴構成によると、ピストン上死点の近傍に位置する状態でインジェクタのノズルから燃料を噴射することにより、燃料がエッジ部に近接する位置又はエッジ部に接触する位置に直線的に流れることになり、エッジ部の近傍で燃料の流速が変化することや、流れが乱されることにより拡散が促進され、キャビティに流入する。また、この構成では、エッジ部に燃料が付着する現象を抑制できるため、未燃ガスの増大を招くこともない。
従って、燃焼室に噴射した燃料を確実に拡散させ良好な燃焼を実現する内燃機関が構成された。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社アイシン
載置台
株式会社アイシン
リーマ
株式会社アイシン
加湿器
株式会社アイシン
回転電機
株式会社アイシン
回転電機
株式会社アイシン
制御装置
株式会社アイシン
回転電機
株式会社アイシン
回転電機
株式会社アイシン
回転電機
株式会社アイシン
回転電機
株式会社アイシン
便座装置
株式会社アイシン
直動装置
株式会社アイシン
制御装置
株式会社アイシン
駆動装置
株式会社アイシン
制御装置
株式会社アイシン
内燃機関
株式会社アイシン
変速装置
株式会社アイシン
回転電機
株式会社アイシン
電力変換器
株式会社アイシン
シフト装置
株式会社アイシン
シフト装置
株式会社アイシン
電動ポンプ
株式会社アイシン
ダンパ装置
株式会社アイシン
ダンパ装置
株式会社アイシン
自動変速機
株式会社アイシン
シフト装置
株式会社アイシン
流体循環装置
株式会社アイシン
アンテナ装置
株式会社アイシン
通信制御装置
株式会社アイシン
オイルポンプ
株式会社アイシン
ガス検出装置
株式会社アイシン
車両制御装置
株式会社アイシン
車高調整装置
株式会社アイシン
物体検出装置
株式会社アイシン
差動ギヤ機構
株式会社アイシン
部品取付構造
続きを見る