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公開番号2021170894
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211028
出願番号2020073663
出願日20200416
発明の名称蓄電装置
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20211001BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】フラット領域を有する電池を備える蓄電装置において、電池の劣化を抑制する。
【解決手段】電池Bの充電中、電池Bの充電率の推定精度が高くないと判定されているとき、所定条件を満たすと、電池Bの充電を停止させ、充電率の推定精度が高いと判定されているとき、電池Bの充電率が100[%]より小さい第1充電率になると、または、電池Bの充電量が電池Bの満充電量より小さい第1充電量になると、電池Bの充電を停止させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
充電率の単位変化量に対する開回路電圧の変化量の割合が所定値以下になるフラット領域及び充電率の単位変化量に対する開回路電圧の変化量の割合が前記所定値より大きくなる非フラット領域を有する電池と、
前記電池の充電率または充電量を推定する推定部と、
前記充電率の推定精度が高いか否かを判定する判定部と、
前記電池の充電中、前記充電率の推定精度が高くないと判定されているとき、所定条件を満たすと、前記電池の充電を停止させ、前記充電率の推定精度が高いと判定されているとき、前記充電率が100[%]より小さい第1充電率になると、または、前記電池の充電量が前記電池の満充電量より小さい第1充電量になると、前記電池の充電を停止させる制御部と、
を備えることを特徴とする蓄電装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
請求項1に記載の蓄電装置であって、
前記制御部は、前記電池の充電中、前記充電率の推定精度が高くないと判定されているとき、前記所定条件として、前記充電率が前記第1充電率より小さい第2充電率になると、または、前記充電量が前記第1充電量より小さい第2充電量になると、前記電池の充電を停止させる
ことを特徴とする蓄電装置。
【請求項3】
請求項1に記載の蓄電装置であって、
前記制御部は、前記電池の充電中、前記充電率の推定精度が高くないと判定されているとき、前記所定条件として、前記電池の電圧が所定電圧になると、前記電池の充電を停止させる
ことを特徴とする蓄電装置。
【請求項4】
請求項1〜3の何れか1項に記載の蓄電装置であって、
前記推定部は、推定タイミングになると、前回の推定タイミングで推定した充電率、前回の推定タイミングから今回の推定タイミングまでの間に前記電池に流れる電流の積算値、及び前記電池の満充電容量を用いる前記電流積算法により前記電池の充電率を推定し、または、前記電池の開回路電圧を用いる電圧法により前記電池の充電率を推定し、
前記判定部は、前記開回路電圧の検出精度を示す第1の指標、前記電流の積算値の算出精度を示す第2の指標、及び前記満充電容量の推定精度を示す第3の指標のうちの少なくとも1つに基づく指標が、閾値よりも高い場合、前記推定精度が高いと判定する
ことを特徴とする蓄電装置。
【請求項5】
請求項4に記載の蓄電装置であって、
前記第1充電率または前記第1充電量は、前記第1の指標、前記第2の指標及び前記第3の指標のうちの少なくとも1つに基づく指標に基づいて設定される
ことを特徴とする蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置に備えられる電池を充電する技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
蓄電装置として、電池の充電中、電池の劣化を抑制するために、電池の充電率が100[%]より小さい所定充電率になると、電池の充電を停止させるものがある。関連する技術として、特許文献1がある。
【0003】
ところで、充電率の単位変化量に対する開回路電圧の変化量の割合が所定値以下になるフラット領域を有する電池では、実際の充電率がフラット領域に含まれている場合、分極による開回路電圧の誤差などにより開回路電圧から実際の充電率を一意に推定することが難しくなるおそれがある。
【0004】
そのため、上記蓄電装置では、所定充電率がフラット領域に含まれている場合、開回路電圧により推定した充電率が所定充電率になったときに充電を停止させたとしても、実際の充電率が所定充電率を超えて100[%]に近い状態になり電池を劣化させてしまうおそれがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5158217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の一側面に係る目的は、フラット領域を有する電池を備える蓄電装置において、電池の劣化を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る一つの形態である蓄電装置は、充電率の単位変化量に対する開回路電圧の変化量の割合が所定値以下になるフラット領域及び充電率の単位変化量に対する開回路電圧の変化量の割合が所定値より大きくなる非フラット領域を有する電池と、電池の充電率または充電量を推定する推定部と、充電率の推定精度が高いか否かを判定する判定部と、電池の充電中、充電率の推定精度が高くないと判定されているとき、所定条件を満たすと、電池の充電を停止させ、充電率の推定精度が高いと判定されているとき、電池の充電率が100[%]より小さい第1充電率になると、または、電池の充電量が満充電容量より小さい第1充電量になると、電池の充電を停止させる制御部とを備える。
【0008】
これにより、電池がフラット領域を有することで開回路電圧から実際の充電率を推定することが難しい場合であっても、電池の充電中、推定された充電率の推定精度が高いと判定された場合、その推定された充電率を用いて充電を停止させることで、充電停止時の実際の充電率を第1充電率に近づけることや充電停止時の実際の充電量を第1充電量に近づけることができる。そのため、充電停止時の実際の充電率が100[%]に近づくことや充電停止時の実際の充電量が満充電容量に近づくことを抑制することができるため、充電停止後、電池が満充電状態で放置されることを抑制することができ、電池が劣化することを抑制することができる。
【0009】
また、制御部は、電池の充電中、充電率の推定精度が高くないと判定されているとき、所定条件として、充電率が第1充電率より小さい第2充電率になると、または、充電量が第1充電量より小さい第2充電量になると、電池の充電を停止させるように構成してもよい。
【0010】
これにより、推定された充電率の推定精度が高くないと判定された場合でも、充電停止時の電池の実際の充電率が100[%]に近づくことや充電停止時の電池の実際の充電量が満充電容量に近づくことを抑制することができるため、電池が劣化することを抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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