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公開番号2021170322
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211028
出願番号2021043628
出願日20210317
発明の名称安定化電源回路
出願人新日本無線株式会社
代理人特許業務法人栄光特許事務所
主分類G05F 1/56 20060101AFI20211001BHJP(制御;調整)
要約【課題】出力電流の少ない軽負荷時を含めて、位相補償特性を改善可能にする。
【解決手段】基準電圧と出力電圧を分圧して得られた電圧との差が零となるようにして安定化された出力電圧を出力する安定化電源回路であって、ソースが第1電源端子1に接続され、ドレインより出力電圧を得るPMOS型のトランジスタMP1と、トランジスタMP1とソースが相互に接続されたPMOS型のトランジスタMP2と、トランジスタMP2のドレインとグランドとの間に設けられた位相補償用の抵抗R3と、抵抗R3のトランジスタMP2側に接続された位相補償用のコンデンサC1と、トランジスタMP2のゲートにバイアス電圧を供給するバイアス回路9と、を備え、抵抗R3の電圧がコンデンサC1を介して、出力電圧を分圧した電圧に重畳される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
基準電圧と出力電圧を分圧して得られた電圧との差が零となるようにして安定化された出力電圧を出力する安定化電源回路であって、
ソースが第1電源に接続され、ドレインより前記出力電圧を得る第1導電型の第1トランジスタと、
前記第1トランジスタとソースが相互に接続された第1導電型の第2トランジスタと、
前記第2トランジスタのドレインとグランド又は第2電源との間に設けられた位相補償用抵抗素子と、
前記位相補償用抵抗素子の前記第2トランジスタ側に接続された位相補償用キャパシタと、
前記第2トランジスタのゲートにバイアス電圧を供給するバイアス回路と、を備え、
前記位相補償用抵抗素子の電圧が前記位相補償用キャパシタを介して、前記出力電圧を分圧した電圧に重畳される、
安定化電源回路。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
請求項1に記載の安定化電源回路であって、
前記第1トランジスタのドレインに一端が接続され、前記出力電圧を分圧する分圧回路と、
前記出力電圧を分圧した電圧と前記基準電圧との差に比例する電圧を前記第1トランジスタのゲートに供給する誤差増幅器と、を有し、
前記位相補償用キャパシタは、一端が前記第2トランジスタのドレインと前記位相補償用抵抗素子に接続され、他端が前記分圧回路の共通接続点に接続される、
安定化電源回路。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の安定化電源回路であって、
前記バイアス回路は、第2導電型の第3トランジスタと、定電流源とを有し、
前記第3トランジスタは、ゲートが前記第1トランジスタのゲートに接続され、ドレインが前記第1トランジスタのソースに接続され、ソースが前記第2トランジスタのゲートと前記定電流源とに接続される、
安定化電源回路。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の安定化電源回路であって、
前記バイアス回路が供給する前記バイアス電圧は、前記第1トランジスタの前記出力電流の増加に応じて増加する、
安定化電源回路。
【請求項5】
請求項4に記載の安定化電源回路であって、
前記バイアス回路は、
第2導電型の第3トランジスタと、定電流源と、前記定電流源に並列接続され、前記出力電流に比例した電流を供給する電流源と、を有し、
前記第3トランジスタは、ゲートが前記第1トランジスタのゲートに接続され、ドレインが前記第1トランジスタのソースに接続され、ソースが前記第2トランジスタのゲートと、前記定電流源及び前記電流源とに接続される、
安定化電源回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、安定化された出力電圧を供給可能な安定化電源回路に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
レギュレータ回路等により構成された安定化電源回路の従来例として、例えば特許文献1には、出力トランジスタの出力端と安定化電源回路の出力端との間に位相補償用抵抗を設けた安定化電源回路が開示されている。この安定化電源回路では、位相補償用抵抗にて生成した位相補償用信号を比較増幅手段に帰還することにより、ESRと等価的な抵抗を挿入することなく、低ESRコンデンサを出力安定化コンデンサに使用できるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002−032133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
安定化電源回路では、出力の安定化を図るため位相補償回路を有しているが、特に、出力電流が少ない領域でも安定した出力電圧を得ることが課題となっている。最近では、安定化電源回路を搭載したバッテリー駆動機器等の機器の動作時間を延ばすために、安定化電源回路の消費電流の低減化が年々進んでいる。このような状況で、特に出力電流の少ない軽負荷時において、位相補償特性の改善が求められている。
【0005】
本発明は、出力電流の少ない軽負荷時を含めて、位相補償特性を改善することが可能な安定化電源回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、基準電圧と出力電圧を分圧して得られた電圧との差が零となるようにして安定化された出力電圧を出力する安定化電源回路であって、ソースが第1電源に接続され、ドレインより前記出力電圧を得る第1導電型の第1トランジスタと、前記第1トランジスタとソースが相互に接続された第1導電型の第2トランジスタと、前記第2トランジスタのドレインとグランド又は第2電源との間に設けられた位相補償用抵抗素子と、前記位相補償用抵抗素子の前記第2トランジスタ側に接続された位相補償用キャパシタと、前記第2トランジスタのゲートにバイアス電圧を供給するバイアス回路と、を備え、前記位相補償用抵抗素子の電圧が前記位相補償用キャパシタを介して、前記出力電圧を分圧した電圧に重畳される、安定化電源回路を提供する。
【0007】
また、本発明は、上記の安定化電源回路であって、前記第1トランジスタのドレインに一端が接続され、前記出力電圧を分圧する分圧回路と、前記出力電圧を分圧した電圧と前記基準電圧との差に比例する電圧を前記第1トランジスタのゲートに供給する誤差増幅器と、を有し、前記位相補償用キャパシタは、一端が前記第2トランジスタのドレインと前記位相補償用抵抗素子に接続され、他端が前記分圧回路の共通接続点に接続される、安定化電源回路を提供する。
【0008】
また、本発明は、上記の安定化電源回路であって、前記バイアス回路は、第2導電型の第3トランジスタと、定電流源とを有し、前記第3トランジスタは、ゲートが前記第1トランジスタのゲートに接続され、ドレインが前記第1トランジスタのソースに接続され、ソースが前記第2トランジスタのゲートと前記定電流源とに接続される、安定化電源回路を提供する。
【0009】
また、本発明は、上記の安定化電源回路であって、前記バイアス回路が供給する前記バイアス電圧は、前記第1トランジスタの前記出力電流の増加に応じて増加する、安定化電源回路を提供する。
【0010】
また、本発明は、上記の安定化電源回路であって、前記バイアス回路は、第2導電型の第3トランジスタと、定電流源と、前記定電流源に並列接続され、前記出力電流に比例した電流を供給する電流源と、を有し、前記第3トランジスタは、ゲートが前記第1トランジスタのゲートに接続され、ドレインが前記第1トランジスタのソースに接続され、ソースが前記第2トランジスタのゲートと、前記定電流源及び前記電流源とに接続される、安定化電源回路を提供する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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