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公開番号2021169771
公報種別公開特許公報(A)
公開日20211028
出願番号2020072137
出願日20200414
発明の名称船外機
出願人株式会社豊田自動織機
代理人特許業務法人岡田国際特許事務所
主分類F01M 11/06 20060101AFI20211001BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約【課題】船外機をチルトダウン位置からチルトアップ位置に回動させる際に、オイルがシリンダブロックの燃焼室内へ流入することをより確実に抑止できる船外機を提供する。
【解決手段】船舶の後端の外部に取り付けられて、チルトダウン位置からチルトアップ位置まで回動可能に設けられた船外機であって、シリンダブロックと、オイルパンと、オイルパンの前方または側方の少なくとも一方に隣接するように設けられたサブタンクと、を有しており、サブタンクは、オイルパンとサブタンクとの間で連通孔を介してオイルパンと接続されており、連通孔は、チルトダウン位置とチルトアップ位置の両方の場合に、オイルパン内のオイルに触れる位置に設けられており、サブタンクは、チルトダウン位置の場合に、オイルパン内のオイルの液面よりも上方、かつ、連通孔の後端よりも前方に、チルトアップ時流入増量空間を有しているよう、構成する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
船舶の後端の外部に取り付けられて、前記船舶の幅方向水平に配置されたチルト軸を中心とした下端のチルトダウン位置から上端のチルトアップ位置まで上下方向に所定角度範囲内で回動可能に設けられた船外機であって、
前記チルトダウン位置において前記船舶の前後方向に沿って配置されるクランクシャフトと、
前記クランクシャフトを収容したクランクケースと、
前記クランクケースの上側に連結されたシリンダブロックと、
前記クランクケースの下側に連結されてオイルが溜められているオイルパンと、
前記オイルパンの前方または側方の少なくとも一方に隣接するように設けられたサブタンクと、
を有する内燃機関を有しており、
前記サブタンクは、
前記オイルパンと前記サブタンクとの間で前記オイルが往復移動可能となるように前記オイルパンに設けられた連通孔を介して前記オイルパンと接続されており、
前記連通孔は、
前記チルトダウン位置の場合に前記オイルパン内の前記オイルの液面が前記連通孔の下端よりも上となるように、
かつ、前記チルトアップ位置の場合に前記オイルパン内の前記オイルの液面が前記連通孔の下端よりも上となるように、
かつ、前記チルトダウン位置の場合、及び前記チルトアップ位置の場合の両方の場合に、前記オイルパン内の前記オイルに触れる位置、に設けられており、
前記サブタンクは、
前記チルトダウン位置の場合の前記オイルパン内の前記オイルの液面よりも上方、かつ、前記チルトダウン位置の場合の前記連通孔の後端よりも前方、となる位置に、前記チルトダウン位置の場合に前記サブタンク内に収容されている前記オイルの量よりも前記チルトアップ位置の場合に前記サブタンク内に収容されている前記オイルの量のほうが多くなるように設定された空間であるチルトアップ時流入増量空間を有している、
船外機。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
請求項1に記載の船外機であって、
前記サブタンクには、
前記チルトアップ位置の場合における前記サブタンクの上端の近傍の位置である上端近傍位置の前記サブタンク内と、前記チルトアップ位置の場合における前記上端近傍位置よりも高い位置となる前記クランクケース内と、を連通する通気管が設けられている、
船外機。
【請求項3】
船舶の後端の外部に取り付けられて、前記船舶の幅方向水平に配置されたチルト軸を中心とした下端のチルトダウン位置から上端のチルトアップ位置まで上下方向に所定角度範囲内で回動可能に設けられた船外機であって、
前記チルトダウン位置において前記船舶の前後方向に沿って配置されるクランクシャフトと、
前記クランクシャフトを収容したクランクケースと、
前記クランクケースの上側に連結されたシリンダブロックと、
前記クランクケースの下側に連結されてオイルが溜められているオイルパンと、
前記オイルパンの前方または側方の少なくとも一方から突出するように前記オイルパンまたは前記クランクケースの少なくとも一方に形成された突出部と、
を有する内燃機関を有しており、
前記突出部には、
前記クランクケース内と連通された空間である突出内部空間が形成されており、
前記突出内部空間は、
前記チルトダウン位置の場合に前記オイルパン内の前記オイルの液面が前記突出内部空間の下端から上端の間に入るように、
かつ、前記チルトアップ位置の場合に前記オイルパン内の前記オイルの液面が前記突出内部空間の下端よりも上となるように、
かつ、前記チルトダウン位置の場合、及び前記チルトアップ位置の場合に、前記オイルパン内の前記オイルに触れる位置、に形成されており、
前記チルトダウン位置の場合の前記オイルパン内の前記オイルの液面よりも上方となる位置に、前記チルトダウン位置の場合に前記突出内部空間内に収容される前記オイルの量よりも前記チルトアップ位置の場合に前記突出内部空間内に収容される前記オイルの量のほうが多くなるように設定された空間であるチルトアップ時流入増量空間を有している、
船外機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、船外機に関するものである。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
フィッシングやクルージング等にて使用される船舶の後端の外部に取り付けられる船外機に関する技術が、従来より種々提案されている。例えば、下記特許文献1に記載される船外機では、エンジンと、エンジンを収容するカウルと、水平方向に延びるチルト軸を中心として、カウルを下端のチルトダウン位置から上端のチルトアップ位置まで、上下方向に回動させるPTT(Power Tilt and Trim)装置と、を備えている。これにより、特許文献1に記載される船外機は、船舶の幅方向水平に配置されたチルト軸を中心とした下端のチルトダウン位置から上端のチルトアップ位置まで、上下方向に所定角度範囲内で回動可能に設けられている。
【0003】
また、下記特許文献2に記載される船外機では、チルトダウン位置の場合において、クランク軸が船舶の前後方向に沿って配置される水平クランクシャフトを有する水平クランクシャフト内燃機関をエンジンとして備えている。このような船外機では、例えば、図19の上側に示すように、船外機がチルトダウン位置の場合において、内燃機関101のクランクシャフト102は、クランク軸102Aが船舶の前後に沿って配置されている。クランクシャフト102は、上下するピストン103に連結されており、回転する。クランクシャフト102はクランクケース104に収容されている。クランクケース104の上側には、ピストン103を収容するシリンダブロック105が連結されている。一方、クランクケース104の下側には、オイル107(潤滑油)が溜められているオイルパン106が連結されている。そして、オイルパン106に溜められたオイル107を、不図示の潤滑装置が移動させて、内燃機関101の各部を潤滑できるようにしている。
【0004】
また、図19に示す船外機のシリンダブロック105の前側近傍位置には、サブオイルタンク108が配設されている。このサブオイルタンク108の底面部は、チルトダウン位置の場合において、オイルパン106内のオイル107の液面よりも上下方向において高い位置に配置されている。そして、クランクケース104の前側壁部のうち、クランクシャフト102の前端側に近い位置に形成された貫通孔104Aと、サブオイルタンク108の底面部に形成された貫通孔108Aとが接続管109によって接続されている。
【0005】
これにより、図19の下側に示すように、チルトダウン位置からチルトアップ位置まで回動させると、オイル107は、接続管109を介してサブオイルタンク108内に流入する。これにより、オイル107の液面が下がる。その結果、チルトアップ位置おいて、オイル107がシリンダブロック105の燃焼室105A内へ流入するのを抑制することができる。また、使用者は、船外機をチルトアップ位置から再度、チルトダウン位置に回動させると、オイル107がサブオイルタンク108からオイルパン106内に戻るため、内燃機関101を始動させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017−140879号公報
特表2013−519574号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、図19に示す従来の船外機では、接続管109が接続されている、サブオイルタンク108の底面部の貫通孔108Aと、クランクケース104の貫通孔104Aと、の両方は、図19の上側に示すチルトダウン位置の場合に、オイルパン106内のオイル107の液面よりも高い位置にある。このため、図19に示すように、船外機がチルトダウン位置からチルトアップ位置に回動するときに、所定の角度になるまでオイル107がオイルパン106からサブオイルタンク108に移動できない。これにより、船外機がチルトダウン位置からチルトアップ位置まで回動するのが急な場合には、オイル107がオイルパン106からサブオイルタンク108に流入せずに、シリンダブロック105の燃焼室105A内へ流入する虞があった。
【0008】
そこで、本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、船外機をチルトダウン位置からチルトアップ位置に回動させる際に、オイルがシリンダブロックの燃焼室内へ流入することをより確実に抑止できる船外機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明の第1の発明は、船舶の後端の外部に取り付けられて、前記船舶の幅方向水平に配置されたチルト軸を中心とした下端のチルトダウン位置から上端のチルトアップ位置まで上下方向に所定角度範囲内で回動可能に設けられた船外機であって、前記チルトダウン位置において前記船舶の前後方向に沿って配置されるクランクシャフトと、前記クランクシャフトを収容したクランクケースと、前記クランクケースの上側に連結されたシリンダブロックと、前記クランクケースの下側に連結されてオイルが溜められているオイルパンと、前記オイルパンの前方または側方の少なくとも一方に隣接するように設けられたサブタンクと、を有する内燃機関を有しており、前記サブタンクは、前記オイルパンと前記サブタンクとの間で前記オイルが往復移動可能となるように前記オイルパンに設けられた連通孔を介して前記オイルパンと接続されており、前記連通孔は、前記チルトダウン位置の場合に前記オイルパン内の前記オイルの液面が前記連通孔の下端よりも上となるように、かつ、前記チルトアップ位置の場合に前記オイルパン内の前記オイルの液面が前記連通孔の下端よりも上となるように、かつ、前記チルトダウン位置の場合、及び前記チルトアップ位置の場合の両方の場合に、前記オイルパン内の前記オイルに触れる位置、に設けられており、前記サブタンクは、前記チルトダウン位置の場合の前記オイルパン内の前記オイルの液面よりも上方、かつ、前記チルトダウン位置の場合の前記連通孔の後端よりも前方、となる位置に、前記チルトダウン位置の場合に前記サブタンク内に収容されている前記オイルの量よりも前記チルトアップ位置の場合に前記サブタンク内に収容されている前記オイルの量のほうが多くなるように設定された空間であるチルトアップ時流入増量空間を有している、船外機である。
【0010】
次に、本発明の第2の発明は、上記第1の発明に係る船外機において、前記サブタンクには、前記チルトアップ位置の場合における前記サブタンクの上端の近傍の位置である上端近傍位置の前記サブタンク内と、前記チルトアップ位置の場合における前記上端近傍位置よりも高い位置となる前記クランクケース内と、を連通する通気管が設けられている、船外機である。
(【0011】以降は省略されています)

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